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LNJ Logo たんぽぽ舎メルマガNO.3196〜原発にふるさとを追われて 小島力氏講演
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たんぽぽ舎です。【TMM:No3196】
2017年10月13日(金)地震と原発事故情報−
                 4つの情報をお知らせします
                          転送歓迎
━━━━━━━
★1.メールマガジン読者からの投稿特集 連載その2
    日本の政党政治の危機的状況を打破するために
    安倍を追及しよう.蓮舫氏は立憲民主党に加わりハト派勢力の拠点を
                高橋典久(宮城県在住)
★2.原発にふるさとを追われて…小島力氏講演
   心豊かな充実あふれる時間を過ごすことができた。感謝! 
  「東電は責任をとれ」連続講座27回に参加して
               鳥居光代(東京在住)
★3.10.20金沢裁判所包囲、デモ、集会
     お知らせと参加のお願い
       木原壯林(若狭の原発を考える会)
★4.新聞より3つ
  ◆ 高江米軍ヘリ炎上 放射性物質が飛散の可能性
              (10月12日琉球新報18:55配信)
  ◆補助金決定3日後、再稼働容認 玄海原発30キロ圏 福岡・糸島市長
           (10月13日朝日新聞  見出しのみ) 
  ◆放射能おびえない暮らしを=健康不安、切実な訴え―
     福島の被災者・原発集団訴訟
          (10月10日 時事通信 21:53配信)
━━━━━━━
※明日です!10/14(土)山崎ゼミ「先月、今月、来月の原発問題」
    「東電問題と福島第一、再稼働へとつき進む柏崎刈羽」
 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表) 
 日時:10月14(土)14:00より17:00 
 会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
━━━━━━━

┏┓ 
┗■1.メールマガジン読者からの投稿特集 連載その2
 |   日本の政党政治の危機的状況を打破するために
 |   安倍を追及しよう.蓮舫氏は立憲民主党に加わりハト派勢力の拠点を
 └──── 高橋典久(宮城県在住)

 安倍首相は「消費増税分の使い道」と「北朝鮮への対応」(圧力外交)を
問うとしましたが、国民の大半は、「なぜ、今なのか?」と不審に思って
います。
 しかし、解散の「わけ」は、誰の目にも明白です。森友、加計問題の疑
惑を隠すためです。「ていねいに説明する」と言っておきながら、臨時国会
は3ヵ月余も引き延ばし、挙句の果てに冒頭解散です。ここまで「説明」か
ら逃れようとするのは、「説明」できないからであり、自ら権力の濫用で
あることを認めたようなものです。(中略)
 国論が二分されるような大事な問題は、争点とせず、選挙が終われば、
強行採決、その繰り返しです。特定秘密保持法、安保法制(戦争法)、
「共謀罪」法と、次々に「悪法」を強行採決し、今や平和憲法(9条)の改
正も危ぶまれる状況にあります。
 これは、「ナチスのやり口」です。 (中略)
 蓮舫氏は、国会の「大政翼賛会」状態を阻止するためにも、「中道リベ
ラル」の旗を掲げよ!「中道リベラル」は「無党派層」を中心に「右」も「左」
も
巻き込み、「寛容」で「改革」する勢力。立憲主義に基づき、是々非々の
立場で、合意形成をめざす議会制民主主義を尊重する勢力。
 前代表として、蓮舫氏は、「民進党騒動」にケジメをつけるべく、枝野氏
が立ち上げた「立憲民主党」に加わり、ハト派勢力の拠点となる一回り大
きな「立憲民主党」をつくるべし!
                   (後略)


┏┓ 
┗■2.原発にふるさとを追われて…小島力氏講演
 |   心豊かな充実感あふれる時間を過ごすことができた。感謝!
 |   「東電は責任をとれ」連続講座27回に参加して
 └────鳥居光代(東京在住)
    
○  =草 茫々 小島力=
 草茫々 田畑茫々 村一つ荒れ果てて茫々…中略
 草茫々 ふるさと茫々 
 わが涙滂々 草茫々 何もかも亡々 
 悔し涙滂々
 この詩に出会った時、福島原発被害地を巡る会で目にした情景に言葉
を失い、呆然と立ち尽くしたことを思い出した。
○  =沈黙の村 小島力= 
 …前略… 1年4か月前 そこには人間の暮らしがあった 
 人声のざわめきも車の排気音も 犬の吠える声や 牛の鳴き声も 
 子どもらの歓声や 大人たちの笑い声も   
 村人が生きて暮らしたすべての物音が そこにあった…中略…
 ふるさとから突如追いたてられ、村人がことごとく避難した 
 あの日を境に すべての物音が途絶えてしまった 沈黙の村
○10月7日、詩集「わが涙滂々」の著者、小島力氏の話を聞きにたんぽぽ
舎へ行った。その詩集には、30年前に原発の予言と警告を込めた作品も入
っている。また英訳本も出ており、英訳された方が会場に見えていた。
○小島さんの話は、詩の解説ではなく、福島第二原発を建設すべく土地買
収に動いていた時期から、現在までの原発反対運動にいかに関わってきた
かという内容だった。予想をはるかに越えた中身の濃い話で、帰宅したら
再度詩集を読み直そうと思った。戦争で故郷を追われ、原発で故郷葛尾村
を追われ、現在は武蔵野市で避難生活を余儀なくされている小島さんの
「戦争と原発は直結している」という言葉は、今、まさに大声で拡散した
い言葉である。
○毎月第一水曜日東電本店前抗議は49回となった。「東電は責任をとれ」
の連続講座としての小島さんの話「原発にふるさとを追われて」は、政府
と東電に責任をつきつける行動そのものであった。
1・原賠法・賠償支援法は誰を救済する法律か・過酷な事故を起こした東
電を救う
2・なぜ「ADR集団申し立て推進会」を組織したか・被災者弁護団が東
電との間に入った。
3・避難区域見直しと放射線量実測調査・自治体で線量実測。80%山林の
葛尾村は家の周り20mを除染しても風雨により元に戻る。
4・帰還困難区域並みの「財物賠償和解案」を勝ち取った意義・葛尾村は
全村避難の実態。
5・避難指示解除経過とその不当性・放射線線量が高くなっている所が
半分以上。20ミリシーベルト、酷い。
6・原発事故によって何を失ったか・生活そのものを失った。
○講演後、フクシマを思うシリーズ主宰・女優の金子あいさんのすばらし
い朗読あり。又、東電前抗議集会で毎回すてきな歌声と、福島原発被害の
話を聞かせてくれる小島さんの娘さんの話があった。お父様の詩に曲を付
けて歌うこともあり、詩の力、歌の力の偉力を想う。会場からの声にあっ
た様に、心揺さぶられ、心豊かな充実感溢れる時間を過ごすことができた。
 たんぽぽ舎に感謝しています。           草々

┏┓ 
┗■3.10.20金沢裁判所包囲、デモ、集会
 |   お知らせと参加のお願い
 └──── 木原壯林(若狭の原発を考える会)
 
 ○原発全廃を目指す皆様

 10.15集会が、目前です。選挙期間中で、人々の関心が高まっているとき
であるからこそ、反原発の大きな行動を貫徹しなければならないと思います。
 よろしくお願いします。

○多忙なときですが、もうひとつお願いします。

 名古屋高裁金沢支所で、樋口判決に関わる控訴審判決が11月20日に出さ
れようとしています。
 これを控えて、10月20日(金)に、2時から金沢裁判所周辺デモ、
 3時から裁判所を包囲してのアピール行動、
 3時45分から集会(海保寛元裁判官の講演)があります。
 敦賀駅を11時、福井駅を12時に出発する無料バスが出ます。

 ぜひご参加下さい。ご参加可能な方は、木原(090-1965−7102)まで
 ご連絡下さい。 よろしくお願いします。


┏┓ 
┗■4.新聞より3つ
 └──── 

 ◆ 高江米軍ヘリ炎上 放射性物質が飛散の可能性

  矢ヶ崎克馬・琉大名誉教授(物性物理学)の話

 沖国大に墜落した米軍ヘリCH53には回転翼の安全装置に放射性物質
ストロンチウム90が使用されていた。その際には6つの装置のうち1つを
回収できず、米軍は気化したとし、環境に影響ないと主張した。この時に
消失した量は約500マイクロキュリー、1850万ベクレルとされた。大変な量だ。
 ストロンチウム90は高速ベータ線(電子)を出す。回転翼の中は真空に
なっていて、ベータ線を常時測定している。損傷が起き空気が入ると測定
数値が激減し、警報が鳴る仕組みだ。
 ベータ線は透過力が弱いので通常は近接しない限り危険性はないが、燃
え上がると酸化しながら微粒子になって大気中に飛散する。空気中を漂う
微粒子が体内に入ると内部被ばくの危険がある。
 今回も黒煙と一緒に周囲にばらまかれてしまったのではないか。爆発的
に燃えていた様子からすると、複数の装置が燃えて沖国大の時より多く飛
散したかもしれない。
         (10月12日琉球新報18:55配信)
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00000026-ryu-oki

   
◆補助金決定3日後、再稼働容認 玄海原発30キロ圏 福岡・糸島市長
           (10月13日朝日新聞  見出しのみ)
     http://www.asahi.com/articles/DA3S13177514.html

 ◆放射能おびえない暮らしを=健康不安、切実な訴え―
  福島の被災者・原発集団訴訟
 
   「自然の恵みに囲まれ、年老いていきたかった」「泥にまみれて遊ぶ子
や孫の成長を見守りたかった」。
 東京電力福島第一原発事故の集団訴訟で、被災地の原告住民が訴えたの
は、放射能におびえることがない元の福島の姿に戻してほしいとの切実な
思いに尽きた。事故から約6年7カ月。原告の意見陳述には、健康不安
を抱える生活を強いられる被災者の心情が凝縮されていた。原告の約9割
が避難指示などが出た区域以外の住民だ。
 事故当時、福島市で暮らし、妊娠中だった原告の女性は切迫早産と診断
され、大きな余震が続く中で避難できず出産した経緯を意見陳述書につづ
った。放射線の不安を抱えながら授乳し、2歳の娘に被ばくの検査を受け
させることに心を痛め、娘に申し訳ない気持ちで涙があふれた。
 女性は「わたしはここに住み続けて良いのか」「あの時、福島でないと
ころで出産すれば良かったのではないか」と苦悩し、「原発がなければこ
んなつらい思いはしなかった」と訴えた。
 福島県二本松市でスーパーを営む原告の服部浩幸さんは避難せず、事故
後も地域の食料拠点として商品を提供できるよう必死で営業を続けた。
しかし、子どもの健康への不安が消えない。意見陳述で「子どもたちだけ
でも避難させるべきだったのではないか」と自問自答する気持ちを吐露。
「これは私たちのせいでしょうか」と国と東電を批判した。
 国は除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設を福島県双葉町、大熊町に整備
している。大半が帰還困難区域になった双葉町から避難した60代女性は意
見陳述書に「中間貯蔵というが、最終処分場にされてしまうのではないか」
とふるさとが汚染されたままになる不安をつづった。「何もないところだ
けど、双葉が一番好きです」「お金なんかいらない。私たちの町を元の姿
に戻してほしい」と訴えた。
        (10月10日 時事通信 21:53配信)
   http://sp.m.jiji.com/search/article/span//offset/0/key/%95%FA%8E%CB%94%5C%82%
A8%82%D1%82%A6%82%C8%82%A2%95%E9%82%E7%82%B5%82%F0            
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
 します。
  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

【編集部より】
 メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
  ※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。
   掲載については編集部の判断とさせて下さい。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する
 ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを
 400文字以内でお送り下さい。
  件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
 メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出
 し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して
 下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
 なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙
 面の都合上すべてを掲載できない場合があります。
  たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり
 ます。予めご了承ください。
──────────
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