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  <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2017.8.18
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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      ■ 最新刊 検証 産経新聞報道  ■

     http://www.kinyobi.co.jp/publish/002337.php
         

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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【1】注目の記事


■敗戦特集 見失われた原点


●ナガサキは米国の核政策に屈したのか
取り壊された被爆遺構─長崎・浦上天主堂
高瀬毅

1945年8月。日本は無謀な戦闘と窮乏生活で疲弊し、敗戦の日を迎えた。人々は“お
国”を最優先する考えから解き放たれ、自由と平和に生きる喜びをかみしめることができ
た──はずだった。それから72年、戦後処理のあり方を根本から問うべき事態が明らかに
なりつつある。


●無責任すぎる毒ガス被害対策
環境省は被害者を直ちに救済せよ
稲垣美穂子

70年以上も前に日本軍が製造・使用し、遺棄した毒ガスの被害は現在も国内外で続いてい
る。今年6月、環境省と交渉した市民団体「化学兵器被害解決ネットワーク」は、日本政
府と環境省の無責任な対応に憤る。何が問題なのか。


●敗戦直後の沖縄は「夢と冒険の国」だった
斉藤円華

疎開先から戻った沖縄本島は、かつての緑豊かだった面影はなく、焼け野原と化していた
。だが、そこは小学生の僕にとっては「夢と冒険の国」でもあった──。「ウルトラマン
」などの特撮ドラマのシナリオライターとして活躍した上原正三さんが書いた初の自伝小
説が6月に発売された。


●ロラたちの声に耳をかたむける
文 工藤 律子 写真 篠田 有史

「ロラたちの家へ、いつでもどうぞ」。「ロラ(タガログ語で、おばあさんの意)たちの
家」とは、太平洋戦争で、当時フィリピンを占領していた日本軍の「慰安婦」にされた女
性たちが集う場所だ。8月14日は「慰安婦」メモリアル・デー。高齢になっていく元「慰
安婦」たちの生々しい証言を伝える。


●抗議文受け取り拒否、安倍政権に不満高まる
和仁 廉夫


●『金曜日』で逢いましょう 大江正章さん
テーマは「積極的平和」良書を発掘し、読者に届けたい

人文系版元17社からなる「平和の棚の会」が発足から9年目を迎えた。韓国や中国の「ヘ
イト本」が書店に溢れ、出版不況も進むなか、会の挑戦はつづく。


●映画『いのちの岐路に立つ?核を抱きしめたニッポン国』がつなぐ反核平和への思い
早野 慎吾

今年7月に国連で採択された核兵器禁止条約には「ヒバクシャ」との文言が入れられた。
ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマを経験した日本。その歴史を描いたドキュメンタ
リー映画『いのちの岐路に立つ?核を抱きしめたニッポン国』が完成し、原水爆禁止世界
大会に合わせ広島で上映された。世界大会の様子とともにレポートする。


●『ハクソー・リッジ』は米軍賛美映画だ
乗松 聡子

武器を執るのを拒否し、衛生兵として沖縄戦に参戦して、激戦で多数の負傷兵を救った一
兵士の映画『ハクソー・リッジ』が日本で公開された。そこでは戦場にされた沖縄の住民
は無視され、監督は米軍への「栄誉を讃えたい」と言う。いったいこの映画は、何を描こ
うとしたのか。


●巖谷國士のシュルレアリスムの目
聞き手 中村 富美子 

1930年代、日本統治下の台湾。詩人団体「風ふ う車しや詩し社しや」に集う古都・
台南の詩人たちは、モダニズム文学を志し、日本語で詩作した。その営みを追い、叙事詩
のように作られた映画『日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち』が公開される。そ
こに照射された日本の近代とは。そして今につながる問いとは。ホアン監督と対談もした
作家・巖谷國士さんと考える。


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 【2】  編集長後記

 
 米領グアム島沖を標的とした朝鮮民主主義人民共和国による“ミサイル発射計画”なる
ものに対し、日本政府は大掛かりな準備を整えた。本当にミサイルが落ちてくるの?

 一方、米軍の普天間飛行場所属のオスプレイが今月5日、オーストラリア沖で墜落事故
を起こした。政府はいったん国内の飛行自粛を要請したものの、事故原因が明らかになっ
たわけでもないのに、11日には飛行を容認した。

 ミサイルとオスプレイ、もともと比較にならない話で、どちらがどれだけ危険性がある
のか、正直私にはわからない。前者は集団的自衛権の問題も絡んでいるようだ。だが、少
なくともデモンストレーションでなく、住民の安全を第一に考えているのなら、一貫した
態度を示すべきだろう。これだけ事故が頻発するオスプレイの飛行に対して、厳然とした
態度が、なぜとれないのか。

 安全の内実を軽んずる日本政府、その長たる安倍晋三首相の言動に、私たちは悲しいか
な、慣れっこになってしまっている。(小林和子)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】8月25日(1149)号予告


【特集】最低賃金上げろ
ワーキングプアの声を聴け

●始まりはファストフード 世界同時アクションへ
最低時給1500円こそ常識だ      松元千枝

●賃金が上がれば「他人に優しくなれる」
この国の「今」に声を上げるエキタス    雨宮処凛

●「会計年度任用職員」新設は、非正規公務員差別の合法化を招く
官製ワーキングプアを固定化するな  竹信三恵子

●細切れ雇用の女性労働に抗う━━伊藤みどりさん・ACW2副代表に聞く   
最低賃金2000円で週3日でも生きさせろ

【連合を問う】
●全国ユニオン顧問・鴨桃代さんに聞く 
連合は労働者のために闘う組合になれ

●結成30年で岐路に立つ「連合」    要 宏輝

【シリーズ】 武装しないための「理論武装」
●「安倍改憲案」がダメな理由 4
医療・教育・福祉予算を削って膨らむ防衛予算
国民生活の破綻を招く安倍流「積極的平和」
                    伊藤 千尋

●「安倍改憲案がダメな理由」5
権力を縛る立憲主義は「絶対王政時代の考え」ではない
憲法に対する侮蔑は人類の歴史に対する侮蔑     岡野 八代

【軍事】●北朝鮮による米領グアム沖ミサイル発射計画の波紋   田岡俊次 

【国際】●全米初の“ベーシックインカム法”が成立
“楽園”ハワイの危機と本気   増山麗奈

【国際】●浮澡中国「同志」が変える
性的マイノリティへの意識@台湾      本田善彦

【ぶんか】●連作掌篇小説『重力の帝国』 La Imperio de Gravito
第6話 強制和解鎮魂祭      山口泉    


【映画】「筑紫イズム」を受け継いで
映画『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』 佐古忠彦監督インタビュー


【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計         佐高信
●メディア一撃      岩本太郎
●新宿2丁目ブルボンヌママの「虹の向こうへ」
●俺と写真                 本多勝一
●初めて老いった!?    石坂啓
●コント工場の有機物  かわら長介
●話の特集  矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●水に流せない水の話 吉村和就
●金曜俳句       櫂未知子




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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★検証 産経新聞報道

『週刊金曜日』編 1500円+税 四六判並製 336頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002337.php


安倍政権応援メディアの正体

「慰安婦」も南京大虐殺も沖縄の集団自決も、みんな事実ではない──こんな暴論を書き
続けてきた『産経新聞』。
同紙をウォッチしてきた学者やジャーナリストが事実をもって反論する。

〔主な内容〕
○『産経新聞』の“戦歴”、「歴史戦」の過去・現在・未来
○「慰安婦」報道で完膚なきまでに打ちのめされた
阿比留瑠比編集委員
○フェミニズム・男女共同参画へのバッククラッシュ 
○安部政権の沖縄政策を混乱させている『産経』 
○日本会議との「浅からぬ関係」
○続出する産経流「捏造記事」一覧
○『産経新聞』OB座談会



★ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

著者:浜六郎  1800円+税 四六判並製 432頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002330.php

その薬は必要?不要?危険?
医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析し解説する。2
012年発行のベストセラー『新版 のんではいけない薬』に増頁大幅改訂。2色刷り、簡
単・便利な索引つき。



★お笑い自民党改憲案

著者・ピーコ・谷口真由美・佐高信 1000円+税 四六判・並製・192頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002296.php


笑った後で恐くなる。不愉快な世はゴメンだ!!
異色トリオが放つ護憲爆弾!!

日本国憲法が施行されて70年。安倍政権は着々と「壊憲」への準備を進めている。その素
案となっているのが2012年に発表された自民党改憲案。その中身を読み解くと「国家」に
都合のいいことばかり。歯に衣着せぬファッションデザイナーのピーコと「全日本おばち
ゃん党」代表代行の谷口真由美と辛口評論家の佐高信が、そんな自民党改憲案に総ツッコ
ミ!



★香害 そのニオイから身を守るには

著者:岡田幹治 1400円+税 A5判・並製・176頁  
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002266.php


花粉症より怖い!?
柔軟剤や芳香剤が原因の「香害」が増えつづけています。

ここ数年の「香り付け」ブーム、テレビで毎日流れる柔軟剤や消臭除菌スプレーのCM。
しかしこの「香り」は危険な化学物質が含まれており、多くの被害が報告されている。
隣家の柔軟剤の香りがもとで転居を余儀なくされたり、
制汗スプレーのニオイがもとで学校に通えなくなったり等々、日々の生活が壊れてしまう
。
しかも、こうした化学物質過敏症はだれでも起こりうる。
花粉症と同じ、ある日突然、襲ってくる。
2012年頃から激増した「香害」、その原因や対策はほとんど知られていない。
本書はその恐るべき実態から原因、対策まですべてを網羅した1冊です。


★たいまつ 遺稿集

著者:むのたけじ 700円+税 A5判並製・80頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002202.php


生涯現役ジャーナリストの遺稿

2016年夏101歳で亡くなった、むのたけじ。その文章、言葉、生き様は多くの人を
刺激し、魂を震わせた。遺稿となった『週刊金曜日』連載コラムをブックレットとして発
刊。



★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判・並製 232頁
ISBNコード:978-4-86572-010-5
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、現在
最も行動的な右派団体だ。
また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、安倍首相をはじめ約280人の国会議員が
加わっており、閣僚の大半が名を連ねる。

本書は日本会議と神社本庁の活動を歴史的に追い、徹底「解剖」を目指した。両団体の素
顔を暴くことが、この国の民主主義や立憲主義を守るための喫緊の課題と考えたからであ
る。資料として日本会議国会議員リスト(日本会議国会議員懇談会名簿)を掲載。




┃Kindle版┃電通の正体 新増補版

週刊金曜日取材班:著 Kindle 購入価格:1200円(3月31日まで期間限定価格580円)
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002216.php

ロングセラー『電通の正体 増補版』発売後に『週刊金曜日』で報じた東京五輪や芸能界
の裏面に関わる特ダネ記事や写真、資料などを加えて「新増補版」として電子版で限定発
売することになった。株式会社電通はブラック企業大賞2016にノミネートもされたものの
大手マスコミはほとんどニュースにしなかった。いまだにマスメディアが書こうとしない
巨大広告会社の実相に迫る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃漢字と社会

笹原宏之:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002058.php

走るのが速いことを「しゅんそく」と言いますが、では、漢字で書くと?
俊足、駿足という表記に加え、今、浸透しはじめているのが「瞬足」。
どうしてこんな現象が起きたのでしょうか?(その答えは本書に)

中国から伝わってきた漢字は、長い年月をかけて日本人好みに進化してきました。「でも
さあ、漢字の進化なんてもう止まったでしょ?」とお思いのみなさん、漢字は今でも日々
、現在進行形で進化しているのです。普段の生活で目にする(耳にする)多くの事例から
、ぜひ知っておきたいエピソードを取り上げました。


┃Kindle版┃日出国のアベコベ総理


神戸緒登:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002043.php


ユーラシア大陸の東端にしがみつくような島国「日出国」の子部首相は今日も大忙し。な
にせ、この国を取り戻すにはこの道しかないからだ。

ユーモラスな発想、息をつかせぬ展開、そして意外な結末があなたを待っています。笑っ
てばかりではいられない政治小説をお楽しみください。



┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


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 【5】イベントのご案内

★〜日中戦争80年共同キャンペーン〜 8月学習会

731 部隊・加害者の戦後
?隠蔽・免責・復権、政財界での暗躍?
日時:8月26日(土)18 時?
場所:文京区民センター2-A 室
講師:加藤哲郎さん(一橋大学名誉教授)
参加費:800円

731 部隊については今まで300 冊近い関連図書が出ていますが、高等将校や高等官につい
ての研究は充分ではありません。加藤さんは今年上梓された新著『「飽食した悪魔」の戦
後 731 部隊?二木秀雄と「政界ジープ」?』(花伝社)で、二木秀雄(ふたきひでお)と
いう医師の数奇な後半生を通じて、戦争加害者たちの戦後の暗躍、そのおぞましさの一断
面を示しました。

主催:日中戦争80 年共同キャンペーン実行委員会
参加団体(順不同)
市民の意見30 の会・東京/週刊金曜日/日中戦争80 年市民フォーラム/日本中国友好協
会/日本戦没学生記念会(わだつみ会)/撫順の奇蹟を受け継ぐ会/不戦兵士・市民の会
/平和の棚の会



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┃発 行  株式会社金曜日                                        ┃
┃     〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23        ┃
┃            アセンド神保町3階            ┃
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