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LNJ Logo 経産省前テントひろばニュース 第118号 : 8/19 私たちは表現する−テント強制撤去から一年
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経産省前テントひろばニュース 第118号、2017年8月8日付
強制撤去から352日目 川内原発・再稼働糾弾!	
編集・発行   テントひろば運営委員会

◎8/19 私たちは表現する−テント強制撤去から一年
主催・経産省前テントひろば・原発いらない女たちのテントひろば〜福島とともに

 昨年の8月21日(日)未明に経産省前の3張りのテントは撤去された。前日から5人
が泊まっていたところ、午前3時40分頃に経産省職員・裁判所職員・ガードマン・多数
の警官隊ほか、総勢百人が不意にテントを囲い込み、5人を追い立て、第一テントだけで
なく脱原発美術館としての第二テント、第三テントなどの撤去が開始された。

 現場に直行したテント弁護団の一瀬弁護士によると、国の意向を受けた東京地裁の宮本
執行官が、8月17日に東京地裁に「休日・夜間執行許可申請」を行い、同日、裁判所は
執行日を「8月21日午前3時半以降」として許可を出していたという。私たちが、何度
も話しあってテント撤去に備えていたが、残念ながら深夜の闇討ちに立ち打ちできなかっ
た。その日、午前9時からテントひろばは、沢山のテレビカメラや記者たちを前にして記
者会見を行い、この日午後、夕方と終日の抗議行動を続けた。

◎形を変えて存続する「テントひろば」

 私たちは、テントが物理的に撤去された後の一年間、本館入口前にて連日座り続け、経
産省への抗議を続けてきました。今後も、テントひろばは経産省前から全国のみなさんに
向けて脱原発を訴え続けています。存在する(Existence)ことこそが抵抗(Resistance)
することなのだから…。

 テント設置6周年の9月11日(月)には、今年も「脱原発 911怒りのフェスティバル
」を開催し、経産省を包囲する予定です。8/19は「強制撤去の真実とその後」の映像を公
開し6年間、テントを暖かく支えてくれた方々と語り合い、旧交をあたためながら怒りを
新たにしましょう。

★8月19日(土)プレイベントのご案内
テント強制撤去から一年
 17時〜戦慄映像「本当にあった怖い話 強制
執行のドキュメント」(上映時間12分:入場無料)
 18時 ミニコンサート クラリネット演奏
 18時20分 私たちは表現する
 乱鬼龍 橋本ゆき 渕上太郎、他
 19時  オープンマイク 日音協の皆さん
うらん+稲葉光(歌とギター)
終了予定 20時

     ☆     ☆    ☆
8・4院内集会の報告(その1)
 テントひろばでは、昨年6月から経産省との院内ヒアリング集会で「使用済み核燃料問
題」を追及してきました。

 8月4日には、原子力の平和利用と核不拡散を目的として締結されている「原子力の平
和的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定(日米原子
力協定)」についての2回目のヒアリングを行い、事前に提出していた‘米原子力協定
に関わる米政府の意向、▲廛襯肇縫Ε犂浜問題、及びB臉でのプルトニウム被ばく事
故についてヒアリングしました。今回は、‘米原子力協定に関わる米政府の意向に関す
る外務省、資源エネルギー庁の方からの回答について報告します。◆↓には、次号ニュ
ースに掲載の予定。集会全体の記録動画は以下を。
https://www.youtube.com/watch?v=Apzb66DNnCM

【日米原子力協定に関わる米政府の意向】
(1)日本のプルトニウム保有について
Q1.現在日本が保有しているプルトニウムは48トン(ロシアに次いで第4位)とされる
。48トンものプルトニウムを保有している日本の、非核兵器保有国に対する「核不拡散」
の主張に説得力はあるのか?
外務省回答:
我が国の保有するプルトニウムを含むすべての核物質については、IAEAの厳格な保障
措置の下での平和的な活動であるとの認定が得られている。政府としては「利用目的の無
いプルトニウムは持たない」の原則を引き続き堅持し、回収と利用のバランスを十分に考
慮し、プルサーマル等の推進等によりプルトニウムを着実に平和利用する。 

(2)米高官の発言について
Q2.日本のプルトニウム保有について、アメリカ政府としての直接的かつ公式な疑義は
明らかにされていないが、以下の発言が報道されたことをご承知か?ご承知なら、どのよ
うにご理解されているのか?
ダニエル・ポノマンDOE副長官「今後、消費する予定がないまま、再処理により新たな分
離プルトニウムのストックが増えることにならないか大いに懸念」、ジョン・ホルドレン
科学技術政策局局長「相当量のプルトニウムの備蓄があり、これ以上増えないことが望ま
しい。世界における再処理は多いよりは少ないほうがよい」
外務省回答:
承知している。我が国のプルトニウム等は、IAEAの厳格な保障措置の下で平和的活動に用
いている。経済性の観点のみならず資源の有効利用、高レベル放射性廃棄物の量の減少、
その放射性レベルの低減などの観点から、核燃料サイクルを推進する我が国の基本方針に
ついて、米政府側も理解している。

(3)使用済み核燃料と再処理問題について
Q3.使用済核燃料の再処理、プルトニウムの保有について、唯一日本だけがアメリカか
ら許されている。使用済核燃料の再処理をしないアメリカは、日本に原発の推進というこ
とを含めてどのような国際政策上の期待をしていると考えているのか?
外務省回答:米国政府の考え方については、お答えする立場にないが、我が国の核燃料サ
イクルについての方針は米国政府に理解されていると考えている。

Q4.「日本は核物質の最小化にもコミットしている」(2014年3月の首相発言)の意図
は何か?
外務省回答:
原子力研究開発機構の高速炉臨界実験装置FCAで使用してきた高濃縮ウラン燃料とプルト
ニウム燃料を撤去することを決定した。第4回米国核燃料サミットで発表した。これは、
核テロ対策の強化と研究開発の推進とを両立させながら、機微な核物質の最小化を通じた
、国際的な核セキュリティの向上に貢献する取り組みとして、国際社会から評価されてい
る。

Q5.日本原子力学会の「使用済み燃料直接処分に関わる社会環境等」をどう理解したか
? 日本が、米国の様に直接処分を行わないのはなぜか?
エネ庁回答:
将来の幅広い選択肢を確保するには多様なオプション確保は重要である。使用済み燃料の
直接処分に関わる社会環境については、新たな知見を得る観点からも非常に重要。しかし
、我が国は「エネルギー基本計画」で閣議決定したとおり、核燃料サイクルを推進する方
針だ。(重複部等、一部カットしました)

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◎投 稿  福島原発事故刑事裁判 その2
福島3号核爆発の真実を争点に
投稿者:藤原節男(脱原発公益通報者原子力ドンキホーテ)

 前号(117号)に上記の投稿をしたところ、編集子より「今回の刑事裁判で上記主張(核
爆発)を採用した場合の問題は、被告3名が津波、地震によって3号機の燃料保管プールの
冷却水が失われることを認識していたかどうか、規制基準に違反して燃料をプールに保管
していたのかどうか、核爆発が起こることを予測していたのかどうか、にあります。(後
略)」とのご意見がありました。それは、まちがいです。

 核爆発であれば『東電の原子力規制基準違反、業務上過失』であることは、被告3名の
認識如何に係わらず、法的に有効になります。
 その理由は次のとおりです。

[理由1] 核爆発であれば、規制基準の「(燃料体等の取扱施設及び貯蔵施設は、)燃料体
等が臨界に達するおそれがない構造であること」という性能規定に違反していることは明
らかです。言い換えれば、性能規定に違反して、原発が原爆になってしまったのです。『
東電の原子力規制基準違反、業務上過失』は、被告3名の認識如何に係わらず、法的に有
効になります。

[理由2] 核爆発が『東電の原子力規制基準違反、業務上過失』になることを、被告3名が
認識しているからこそ、東電は、水素爆発とウソを言い続け、証拠も隠し続けています。
この隠ぺい行為も刑事訴訟の対象となります。 

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第五回福島を忘れないシンポジウムに参加して

 7月16、17日。反原発自治体議員市民連盟の企画による「第五回福島を忘れないシンポ
ジウム」に参加してきました。私は、物事は、現地、現場に、できるだけ立って、その実
態に触れ、また、現地、現場の人々の声を聴き、できる限り、その真実に近づきたいと、
いつも思っているので、このような企画は、大変良い機会であり、また、内容のギッシリ
詰まったものだった。

 16日(土)早朝、新宿を出発し、福島へ向かうバスの中、約五十名近い参加者の、それ
ぞれの自己紹介のスピーチが、それぞれの人の活動内容や、このツアーへの参加した思い
などが語られ、これもまた内容の濃いもので、このバスに同乗しなければ、聞くことので
きない貴重なものがあると思った。

 バス到着後、会場のホテルで「シンポジウム」が開かれた。地元自治体議員、それぞれ
の報告と発言は、文字通り、この困難な状況の中、地に足をしっかりつけて活動している
ことを物語るしっかりした内容のものであり、感動を覚えた。

 「講演」「アワプラネットTV」白石草さんの「チェルノブイリと福島」は、白石さんが
チェルノブイリ現地を訪れて、現状はどうなっているか、その対策は、どうやっているの
か、等々、福島の現状と比べて大変勉強になった。

 翌17日の朝早く、バス二台で「現地見学」に出発する。前日に学んだことと重ねて、「
飯館村」「浪江町」「請戸地区」「双葉町」「大熊町」「富岡町」−と、今なお困難を抱
えている現地、現場を駆け足であったが、見聞きすることができた。物事は、やはり、行
ってみなければ判らない。考えが深まらない。ということを、改めて実感できた良いツア
ーだった。  
(乱鬼龍)

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今後の行動予定
8月11日(金)夕方の経産省前抗議行動はお休み。
8月13日(日)13時〜脱原発青空テント川柳句会
選者は乱鬼龍、経産省前にて
8月18日(金)5時〜6時 経産省前抗議行動

≪経産省前テントひろば≫
住 所:〒105-0003港区西新橋1-21-8新虎ビル2F
・電  話:070−6473−1947
・郵便振替口座=00160―3―267170
・口座名義= 経済産業省前テントひろば
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