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渋谷のマクド前で声あげる〜9.4ファストフード労働者世界同時アクション

動画(8分)

 9月4日、アメリカのレイバーデー(労働者の日)に合わせた「ファストフード労働者世界同時アクション」が世界各地で開催された。日本では渋谷のマクドナルド店前でアピール行動が行われた。「賃金が低すぎるから長時間労働を強いられている。これをなくすためには8時間でまともに暮らせるようにしなくてはいけない」と、主催者の河添誠さん(写真下)は「最賃アップ、時給1500円」の重要性を強調した。

 さすがに渋谷は国際都市、ドナルドのピエロ姿が注目され、外国人が次々に寄ってきてシャッターを切っていた。スイス・マレーシア・カルフォルニア・オーストラリア等々。

 オーストラリア人(写真上)に話を聞くと、最賃時給は15豪ドル(日本円1300円)で日本より断然高かった。驚いたのはその人は警察官で労組に入っていること。「日本の警察官には組合がない」と言うと今度は先方が驚いて「組合ないの? 組合は必要、大切なものだ」と言っていた。

 マクド前では下町ユニオンのメンバーが「10月から東京の最低賃金は26円上がって958円になるが、これではまともに暮らしていけない。生活できる賃金を求めていこう!」と声を上げた。

 アピール隊一行は、渋谷センター街の行動のあとハチ公前に移動して、街頭宣伝を行なった。非正規労働者の当事者としてマイクを握ったのは、東京メトロ売店で働く後呂良子さん(写真下)。

 「10年以上働いても手取りは13〜14万でとても厳しい。そして一番感じているのは東京の家賃が高すぎること。給料をすべて持っていかれる。最低賃金を上げること、家賃を下げること。貧困をなくすためには、この運動が一緒に必要だ」と強く訴えた。(M)

↓最賃の国際比較を載せたチラシ。日本は低すぎる


Created by staff01. Last modified on 2017-09-06 12:41:56 Copyright: Default

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