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東京朝鮮高校生「無償化」裁判〜いよいよ結審、判決は9月13日

 5月16日午前11時、東京地裁103号法廷において、第14回東京朝鮮高校生「無償化」裁判が行われた。当日は、「東京朝鮮高校生の裁判を支援する会」が街頭宣伝を行い、裁判には朝鮮高校生のほか、支援者ら多くの人が傍聴行動に参加した。裁判自体は判決日の言い渡しがあったのみですぐに終了した。

 裁判終了後、場所を参議院議員会館1階講堂に移して、ミニ学習会・報告会を開催した。報告会では、弁護団から裁判内容の報告が行われ、参加者の間で「無償化」裁判の問題点を共有した。〔金子通〕

※朝鮮高校生「無償化」裁判とは

 高校無償化制度は、民主党政権下で実施されたものであり、朝鮮学校も他の外国人学校と同様、高校無償化制度が適用されるものと考えられていた。
 しかし、2012年12月に自民党政権が発足すると、その2日後には、朝鮮学校に対する高校無償化適用除外の方針を公表。翌年2月には、文科省省令改正及び朝鮮学校不指定処分が行われ、朝鮮学校に対する高校無償化適用除外が決定した。
 裁判は、この省令改正及び不指定処分が、自民党政権下で恣意的に行われたものであり、違法であることを訴えており、東京以外にも愛知、大阪、広島、九州でも行われている。
 また毎週金曜日には、文部科学省前で朝鮮学校にも高校無償化適用を求める「金曜行動」を実施している。


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