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話し合うことが罪になる!憲法違反の「共謀罪」を考える〜板橋区で学習集会

動画(5分51秒)

 4月25日、「話し合うことが罪になる 憲法違反の『共謀罪』を考える」という学習集会が東京都板橋区常盤台地域センターで開催され、40人が集まった。主催は、「かみいた九条の会」と「戦争法廃止!上板橋地域実行委員会」の共催、後援が板橋区の野党共闘「チェンジ国政!板橋の会」だ。

 講師の弁護士、舩尾遼さん(写真)は、「共謀罪」の危険性、緊急性をわかりやすく解説した。「刑法では、行為が発生して初めて処罰の可能性が生まれる。しかし、共謀罪は『計画・準備』段階で処罰の可能性が生まれる」「捜査機関によって、処罰の恣意的認定ができるようになる」「近代刑法では証拠に基づいて処罰が行われる。しかし共謀罪では、合意の有無が問題となる」など、共謀罪がこれまでの刑法、処罰原則を覆すものだということが舩尾さんの講演の中で明らかとなった。

 主催者の一人越前敏勝さん(写真)は、板橋区で野党共闘をおしすすめる「チェンジ国政!板橋の会」の事務局次長でもある。越前さんは、「共謀罪をすすめる安倍政権をたおすためには、野党共闘を実現することがどうしても必要」と語った。

 共謀罪は、今衆議院で重大な局面を迎えている。反共謀罪の闘いは、国会前だけでなく地域でも徐々に広がりつつある。それを推進しているのは、この間ひろがってきた野党共闘の運動でもある。【湯本雅典】


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