「琉球の日」不屈の精神を忘れるな！～映画とナーグシクヨシミツさんのライブ

　4月21日、新宿カフェ★ラバンデリアで「『琉球の日』不屈の精神を忘れるな！いまこそ、琉球の魂を呼び戻せ！」が開催された。最初に18時30分から、映画『2016年夏・わたしが見た沖縄』（2017年1月制作/見雪恵美）を上映した。質疑では、「ここの映像はこうしたほうがよい」「どんなきっかけで沖縄にいこうと思ったのか」「県民集会でインタビューしていた時に見てました」など、アドバイスや意見、感想が活発にあった。
　20時から、ナーグシクヨシミツさんのライブがはじまった。今年、カフェ★ラバンデリアで4年目のライブとなる。ナーグシクヨシミツさんのライブは大変人気があり、満員で30人が集まり立ち見になった。

　ナーグシクヨシミツさんは、「沖縄には、ずっと大きな力に抗いつづけてる人達がたくさんいました。瀬長亀次郎さんは、アメリカの植民地裁判にかけられて、不当に牢屋にいれられてましたが、自分一人、口をつぐまれ、耳をふさがれても、沖縄のすべての県民がおかれてる状況は異常だと言いつづけた。それが政治家の姿だと思います。かたや、不倫で辞める政治家もいます」「今は、翁長さんが、がんばってます」「1879年の、うやむやに力で組み込まれたあの時代に1回もどって、考えなおし、つなぎなおしたいと思っています。また歴史は重要で、今のネトウヨは沖縄を47のただの都道府県の一つの県としか思っていないと思ってます。だから一つの県がうるさいことを言っているのだと。また、政治家も知っててやっていると思う。だからこそ、あのようなヘイト発言がおきたと思います」と語った。

　たくさん歌った曲のうち動画に収録したのは2曲で、去年20歳の女性が元海兵隊に殺されてからの1年を歌った「イヌイ」～祈り～と、アンコールの歌「ヒヤミカチ節」である。最後に、カチャーシーで会場はいっそう盛り上がった。【見雪恵美】

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