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■■■■■−ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク−
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■■　　　のりこえねっと通信0150号　2016年12月6日発行
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■　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆転送歓迎◆
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★配信専用アドレス[mailmag@norikoenet.org]より毎週お送りしております
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　賛同者の皆さま　のりこえねっと通信をお読みの皆さま

本日ののりこえねっとＴＶは、「NO HATE TV」の5回目です。「僕はなにか
悪いことをしたのでしょうか？ - 『不法』滞在の不法性は、どこまで認定
すべきか」　安田浩一さんと野間易通さんが語ります。

20時から！是非ごらんください！！
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〈今号の目次〉
１．12月6日のりこえねっとTVのお知らせ

２．緊急「のりこえねっと特派員救援基金」にご協力を！

３．11月22日放送　のりこえねっとTV・ダイジェスト

４．反レイシズム情報

５．ヘイト街宣・デモ警報

６．新聞・雑誌記事・Webより

７．編集後記

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●１．12月6日(火)20時〜　のりこえねっとTV

「NO HATE TV 第5回 僕はなにか悪いことをしたのでしょうか？ - 『不法』
滞在の不法性は、どこまで認定すべきか」安田浩一×野間易通

YouTubeLive：https://youtu.be/g1irzMTMqbA

＜番組概要＞
山梨県の高校生、ウォン・ウティナン君に対する強制退去処分は果たして妥
当なのか。
「在留特別許可」制度の意義とその問題点、そしてヘイトスピーチとの接点
について、安田浩一が徹底解説します。

＜出演者＞
◆安田浩一（やすだ・こういち）
ジャーナリスト。
1964年生まれ。静岡県出身。
Twitter：https://twitter.com/yasudakoichi
安田浩一「ノンフィクションの筆圧」：http://www.targma.jp/yasuda

◆野間易通（のま・やすみち）
C.R.A.C.。
1966年、兵庫県芦屋市生まれ。
Twitter：https://twitter.com/kdxn
C.R.A.C.tumblr.：http://cracjpn.tumblr.com/
C.R.A.C.Twitter：https://twitter.com/cracjp


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●２．「のりこえねっと特派員救援基金」にご協力をお願いします。

　あなたの力を添えて下さい。

友だちを想う

　身体はしんどくないか。寂しくないか。寒くはないか。眠れているか。お
腹は空いていないか…。
　切なくて、怒りがこみ上げてきて、感情をうまく言葉にできない。

　　　※　　※　　※

　山城ヒロジさんは、唇が腫れて口が閉じなくなってしまうまで炎天下でマ
イクを握り続け、２４時間体制で現場を守ってきた。
　そのヒロジさんは、いま、名護署の中だ。
　沖縄の友は、人間の尊厳をかけて国家暴力に立ち向かっている。

　そして、これは自分たちの問題だと、声を上げた友人たちがいる。

　いつも周囲にほわんとした空気を醸し出していた「彼」は、高江の現場に
いただけなのにとばっちりで逮捕され、豊見城署に放り込まれた。人間の再
生を目の前で見せてくれた、明るさの塊の「直輝」もまた、名護署に長期勾
留されている。
　市民がいくら非暴力を貫いても、警察が事件を捏造する。ジャーナリスト
の「ろでぃー」は、現場にいることこそ伝えることだとして国家の蛮行をそ
のカメラで捕え、ウチナーンチュが守りたいものは何なのかを伝え続けてき
た。彼も、今は与那原署の中にいる。

　甘いものが好きな彼らとは、何度も一緒にお茶を飲み、歌い、踊り、共に
路上を走った。彼らと共に時代の空気を吸い、共に泣き、共に怒り、共に喜
びあった時間は、今のこの困難を乗り越えるためにこそあったのだと思う。

　沖縄の運動を叩くために、警察はまずその象徴である山城ヒロジを捕え、
ヒロジを長期勾留することだけを目的に共犯者を仕立て上げ、片っ端から逮
捕し続けている。特に、本土の人が狙い撃ちされている。「本土からサヨク
が押しかけて騒いでいる」という陳腐なプロパガンダに利用するためだ。
いつものように、本土と沖縄とを分断するキャンペーンなのだ。

　差別は嫌だ！と行動する者が逮捕されるのは、差別の温存が権力にとって
旨味があるからだ。分断すれば思うままに収奪できる。植民地支配の甘い汁
は決して手放さないということだろう。
　拘束された人たちが守っているのは沖縄だけではない。日本の民主主義そ
のものだ。憎悪扇動に乗らない、他者を排除しない、人を殺すことに鈍感に
ならない。そんな私たちの人間性を、彼らが必死で守っているのだ。

　国策による弾圧に、哀しみと怒りをもって抗議する。
私の友を返せ！友から奪った時間を、生活を返せ！

　沖縄で起きていることは、間違いなく国家による不正義だ。

　のりこえねっとは、2016年11月22日、「のりこえ特派員救援基金」を立ち
上げます。あなたの力を、ほんの少しだけ添えて下さい。

　　　　　　　　　　　　　　のりこえねっと共同代表　辛淑玉


◆◇◆◇◆◇◆救援基金は下記に振込をお願いいたします。◆◇◆◇◆◇◆

■郵便振込み・口座番号：00120-6-600701
■加入者名：のりこえねっと
　※通信欄に「のりこえねっと特派員救援基金」とお書きください。


他行からのお振込みの場合は、下記となります。

■店名(店番)：〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)
■当座 口座番号 0600701 口座名義　のりこえねっと

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


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●３．のりこえねっとTV・11月22日放送分　ダイジェスト

のりこえねっとＴＶ「−高江特派員報告−とことんノーへイト！」

YouTubeLive：https://youtu.be/kTT8arcnIuU


高江特派員キャンペーン募集は11月中まで派遣が12月までで、今日までに15
名派遣しています。特派員からはＨＰ、ツイッター、フェイスブック、集会
、報告会等で様々な報告が寄せられています。
今日は特派員の報告を聞きながら、これからの私たちの課題も考えて行こう
、とことんノーヘイトで行くんだというメッセージをぶつけていきます、と
の辛淑玉さんの言葉から始まります。

まず共同代表の声を、書いていただいたパネルとともに紹介します。
・宇都宮健児さん。「右対左の対立より上対下の対立」格差の広がりが激化
している。上と下との対立は世界中に広がっているのでは。
・前田朗さん。「グローバルファシズム対グローバルデモクラシー」内戦、
テロ、難民という言葉に象徴されるように世界が緊張し苛立っている。推し
進めているのはグローバリゼーション。それに対抗して世界の様々なマイノ
リティが自由と権利を求めて闘っている状況だろう。
・鈴木邦男さん。「不寛容な社会になっている」全体に言えると思う。右と
か左があるのではなく、話し合える人と話し合えない人がいるのだと思う。
・続いてゲストの横川圭希さん。「ＦＡＫＥ」茶番と訳していますが、昔か
らどこにでもあったと思う。今まで見えなかった茶番が見えるようになって
ＮＥＴなどによって本当のことよりも茶番が増えて行っている。さらに実際
の生活も茶番に。ナマの部分が少なくなっていき、そこが集中的に注目を浴
びるのかなと。
・特派員のとやまさん。「夜明け前が一番暗い」東京にいても暗い感じがし
ていたのが、高江でもこんなことがされているのなら行かなくてはと。高江
も暗いけどいつか明けるだろう、世界でも高江でも新しい価値観を持った人
も出てきているし、希望も込めて。
・特派員のかぱぱんさん。「黙ってのたれ死ぬな」高江でもカウンターの現
場でも黙っていてはダメ。黙っていたらのたれ死にさせられるからといつも
思っています。

特派員の報告から
7月からの辺野古から高江へ通うようになった経緯と現状をあつし君となな
さんから聞いた後、たかさんから電話で現地の状況を聞きます。

辺野古で海上での行動から高江へ行った。同じ日本人同士が争うというのは
精神的にも厳しい。実際に機動隊と向かい合って、一番下っ端が現場に駆り
出されてただ命令でやっている。こういうところに来たくないという現場の
若い警察官もいる。高橋直輝さんとは初めて会った。差別は許さないと。育
った環境もあり困った人のために立ち上がるとしきりに言っていた。素晴ら
しい考え。逮捕は残念だ。彼のような人がいないと日本は変わらないと思う
。ろでぃーさんは温厚な人。場をまとめるのもうまいし警察ともちゃんと話
ができる。現場で写真を撮りそれを全国に広げると言っていた。信頼できる
人。現場では逮捕されても基地の工事は止めたいという気持ちでみな頑張っ
ています、と語ります。

とやまさんは今回で高江は2回目、と言います。人権が沖縄にはないんだな
、と思って行きました。現場に行ったら誰でも受け入れる非暴力主義。危険
なことはあるだろうとは思ったけれど、不当な現場への好奇心が強かった。
個人としては機動隊員に抗議というより語りかけをしに。職務命令に忠実に
やっていても人間的な働きかけをする中で変わってくれるかもしれない。現
場の機動隊、作業員に対しても「つながる」ような働きかけをして来たしこ
れからもしていきたい、と語ります。

かぱぱんさんは、9月にトラックを止める活動に参加。自分たちを見て逆に
スピードを上げたりしてこわかった。現地の方が抗議していた工事トラック
の運転手が「どこの県も引き受けないんだから俺たちがやらなきゃしょうが
ないだろう」と言ったことはショック。ウチナンチュー同士が言い合ってい
ることにヤマトンチューとして黙って立っているしかできなかった。山に入
る活動も。不思議だったのは、座り込む私たちの前に立ちはだかる一番前が
アルソック、次が防衛局で一番後ろが機動隊の順番。これは決まっているよ
うで、私人同士で闘わせて官は後ろで見てるんだな、と感じたと言います。

ななさんは、政府は負担軽減といっているがいつになったら自己決定権、民
意が通るのか。沖縄の思いはいつ伝わるのだろうと毎日ダンプを見ながら悲
しい気持ち。それでも現場は明日につなげようと、過酷な中でみんな希望を
持っていきたいと思っている。疲れている中、生活を削りながら現場に毎日
通っている。
機動隊の数を見ただけで国の姿勢がわかる。異常な機動隊の数。圧力の毎日
。警察に捕まっている人たちも同じ人間としておかしいと、人生をかけて来
てくれている。みんなで連帯して少しでも工事を遅らせ、辺野古の運動にも
つながるよう一緒にやっていきたいと強く思っていると訴えます。

強引な国家権力の意思を感じる
6人が逮捕されていて山城さんだけがウチナンチュー、ほかはヤマト。こん
なことで逮捕？という構造そのものに恣意的なものを感じるが、と辛淑玉さ
んが宇都宮さんに尋ねます。

運動の分断を狙っているのではないか、と宇都宮さんが答えます。
あの運動は地元ではなくよそ者が来てやっていると思わせるのが一つ。今回
誰でも知っているリーダーの山城さんを長期拘留している。辺野古と違って
、今回の逮捕劇は機動隊の数で徹底的に国家権力の意思が感じられる。ちょ
っと無理があっても弾圧を強化する、運動を分断する委縮させるために強行
な逮捕、ガサ入れ、拘留をやっているという印象です。背後で大きな組織的
にやってるのでは？と、誰が中心となってどのような形でということを調べ
ようとしているのではないかと言います。本丸はのりこえねっとだと、と笑
います。
で、裏にいるのは宇都宮健児だと（笑）と辛淑玉さん。重ねて、現場に行っ
てその辺どうでしたかと特派員に尋ねます。
かぱぱんさんは、いいえ組織立ってというのは全然。全国から来ていてお友
達がたくさんできてよかった、と答えます。
チャンネル桜などで毎日のようにしつこく宣伝してそれが広まっている。そ
れを応援しているのが大阪や大臣の発言。某宗教団体からの資金力があり、
幸福の科学ですけど、かなりお金を出している。必ず選挙にも立候補するし
、と横川さん。現場ではカメラで撮影していても殴られたりけられたりする
。乱暴な言葉で言ってきたりするのは大阪府警だったりとか、と言います。
今回が不当逮捕・起訴であれば損害賠償ということになる、と宇都宮さん。

物証がないのに共犯として作りこんでいく、というのはやりすぎでは？と辛
淑玉さんが尋ねます。
何としてでもどうしても基地を作りたいという思いがあって、少し強引なこ
ともやれ、というような内部の指示があるのでは？多くの人に反対されても
やり抜くんだという先日の駆けつけ警護と共通の今の政権の意思があります
ねと宇都宮さん。

前田さんは、一言で言うと400年余にわたる植民地の歴史、と断言します。
日本にも500年の植民地の歴史がありアイヌ民族に対する侵略、島津藩によ
る琉球王国の侵略。その行きついた先が琉球処分。なぜ処分かというと、琉
球とアメリカは琉米条約を結んでいる。条約は国家と国家でなければ結べな
い。アメリカもオランダもイギリスも認めていた。それを沖縄県として編入
した。これは世界の植民地化と全く同じ。それをわれわれは植民地じゃない
と思わされてきた。
琉球処分があり人類館事件があり方言札があり、沖縄戦があった。戦争が終
わってどうなったかというと、昭和天皇の名で沖縄を売りとばし25年後に沖
縄返還があったが裏金でアメリカに金が渡っている。つまり買い戻した。琉
球というのは売りとばして買い戻す「商品」。奴隷であり植民地である。そ
う理解しないとできなかったことを現にやったわけ。そう考えると近代150年
の植民地的政策の元で琉球に対する歴史的、構造的差別があって、今の政策
が強行されていて、その中で土人発言も出てきているわけですと続けます。
かつて福沢諭吉も琉球の人のことを「土人」と言ったし、近代の歴史の中で
そういうまなざしはずっとあった。われわれヤマトンチューにも影響をおよ
ぼしているかもしれずそれを反省しながら考えていかなければいけない。近
代の植民地主義の歴史そのものを見て行かないと琉球の問題は見えない、と
前田さんは語ります。

現在の世界における反レイシズムの闘いとは
前田さんが語ります。
植民地主義と奴隷制と人種差別は人道に対する罪であり、それといかに戦う
のかがここ半世紀、国連を舞台に様々な人々、団体の行動が今も続いている
んです。
今後は先ほど言ったグローバルファシズム対グローバルデモクラシーという
意味で、様々な人種差別、宗教対立なり様々な紛争を要因として世界の政治
システムを動かすということが起きている。さらに経済的な利害関係があり
世界的に大きな枠組みで物事が動いているので、差別反対とか人権の論理で
物事が動くわけではない。
絶望的ではなく、そういう状況の中で世界の反差別と人権の連帯をいかに作
っていくか。たとえばヤマト民族と琉球、あるいはヤマト民族とアイヌ、日
本と朝鮮半島のネットワークをそれぞれ作らなければいけない。

土人と言った件、明らかに刑法238条の侮辱罪が成立するはずです。完全に
おとしめてるわけで犯罪なんですと前田さん。
本当はそういう犯罪を抑止するのが機動隊とか警察の役割なのに、尖兵でや
ってるところに日本の権力のゆがんだところがあると宇都宮さん。抑止する
べき当の本人が差別発言をして、それを指導すべき政治家がまた扇動してい
る。また、憲法9条があるから日本は殺し殺されなかったという言い方をす
るが、沖縄の問題は抜け落ちている。沖縄には米軍基地があって、ベトナム
戦争、イラク戦争時には出撃基地になって加担させられた位置に置かれてい
る、そこにリベラルと言われる人たちは思いが至っていないと宇都宮さんが
指摘します。

土人発言について沖縄から高里鈴代さんが電話を通して語ります。
辺野古と高江はつながった問題。SACO合意から20年、軍事強化に進んでいる
。防衛施設局も機動隊もとにかく環境法などなしに等しい、法を無視してい
る。なんとしてでも日本政府がアメリカと約束したことを必死でやろうとし
ている。無法状態です。指摘してもまったく無視して進めている。有無を言
わせず作ってしまおうと。とにかくなりふり構わずやっていると言えると思
います。

共同代表の中沢けいさんがかけつけてくれ、11月のはじめに沖縄に行く機会
があり那覇署に拘留中の高橋直輝さんに面会した様子などを話します。
3月になると天然記念物の繁殖期にはいるためにその前に完成させたい意図
があるよう。ヘリパッドができてしまうと高江の村には住めなくなるのでは
、との沖縄の記者の話でした。那覇から名護まで60キロ、高江はその奥なの
でなかなか那覇の人にも実態が伝えられないというのが記者の悩みだと聞き
ました、と語ります。

最後に、前田さんは、差別は社会を壊しヘイトは人間を壊す。壊れるのは人
間の尊厳で、ヘイトをする人間の尊厳をも自ら壊していると考えるべき。ク
ールジャパンという言葉があるが、今の日本はヘイトジャパン。我々が改め
なければならず、高江で頑張ってる人も含めて植民地主義者でありたくない
と大きな声をだして表明しなければいけない、と語ります。

辛淑玉さんは、沖縄はずっと収奪され続けずっとＮＯを言い続けてきた。日
本に変わるチャンスを与えたにも関わらず徹底して無視し続けてきた。それ
は日本の政治を支える人たちだということ。沖縄の歴史は今始まったことで
はない。高江からでも辺野古からでもない1995年からでもない。それを理解
していただきたいと言います。
横川さんは、3.11の被ばくの問題から関わるようになった。黙ってやられっ
ぱなしで終わるのはイヤ。やれるだけ見ていきたいと思っています。僕らが
発信していることを見てほしいですと最後に語ります。

宇都宮さんは、沖縄の構造的な差別がなくならない限り日本に民主主義はな
い。本当に日本を民主主義的な国にしようと思ったら、本土が、我々が変わ
り沖縄と向き合わなきゃいけない。高江で何が起きているか知らなければい
けないと語ります。

島崎ろでぃーさんはじめのりこえの関係者は3名逮捕されているが、不当逮
捕と位置付けている。一緒に闘ってきた仲間が今拘留されている。仲間を、
友達を返してほしい。そのために今回高江支援基金をスタートさせます。こ
れからも力を合わせて闘っていきましょう、力を貸してくださいと辛淑玉さ
んが最後に語りかけます。

（文責：のりこえねっと事務局）
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●４．反レイシズム情報

★集会・デモ・セミナー・上映会などのお知らせを掲載します。

HPのトップページにある『お問い合わせ』から　日時、会場、タイトル及び
内容、主催者、主催者の連絡先などを300文字以内で、お知らせ下さい。
http://www.norikoenet.org/contact　

1)最高裁は地方自治の破壊を許さない判決を！辺野古新基地建設は許さない
！　１２．１０東京集会

日時：12月10日（土）13:30〜
集会終了後デモ（17時頃終了予定)
会場：日比谷公園大音楽堂（東京メトロ霞が関駅徒歩3分ほか）
デモコース：日比谷公園大音楽堂〜東電前〜外堀通り〜数寄屋橋〜鍛冶橋
主催：基地の県内移設に反対する県民会議
　「止めよう！辺野古埋立て」国会包囲実行委員会
　戦争させない・９条壊すな！総がかり行動実行委員会


2)12.11差別・排外主義に反対するシンポジウム
--解消法・川崎・都知事選・山ゆり園事件―現状と課題を考える--

日時：12月11日（日）14:00〜
会場：文京区民センター２A会議室（文京区本郷4丁目15-14）
資料代：500円
パネリスト：安田浩一さん、師岡康子さん、
ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク、障害者団体
主催：差別・排外主義に反対する連絡会


3)けえらんねえら　唄いじょうら！
〜先島から、この世のすべての島へ、声を結んで、歌え、いのちのうた！〜

日時：12月17日(土) 12:30 open / 13:00 start（16:00終演予定）
料金：予約 3,000円（ワンドリンク付）
予約：03-3227-1405（ポレポレタイムス社）Mail：event@polepoletimes.jp
＜先島からの声を放つ人＞　
大田静男（唄者、八重山芸能を歌い語れる人、八重山戦史研究家）
山里節子（唄者、ゆんたの名手、いのちと暮らしを守るおばーたちの会世話
人）
八重洋一郎（詩人　本人は上京せず、詩のみ参加。代読）
砂川哲雄　（詩人　本人は上京せず、詩のみ参加。代読）
渡久山章　（宮古島の人）
＜声を結ぶ人々：出演者＞　
今福龍太（詩を読む人）
山福朱実＆末森樹（歌う人、ギターを弾く人）
李政美＆矢野敏広（歌う人、ギターを弾く人）
ジャンミッシェル・キム（ピアノを弾く人）
大熊ワタル（路上のクラリネット吹き）＆こぐれみわぞう(太鼓たたいて歌
う人)
主催：「先島の声を東京に放つ」実行委員会
（姜信子・松村正治・辛淑玉　他）
事務局：wildfrances@yahoo.ne.jp 070-5556-6241

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●５.　ヘイト街宣・デモ 警報　（閲覧注意）
★★　カウンター行動（抗議行動）される際は十分お気をつけ下さい。★★
★★　経験が少ない方は、複数での参加をお勧めします。　　　　　　★★

1)第８回　埼玉県時局演説会

日時：12月11日（日）14:00〜（毎月第２日曜日開催）
場所：ＪＲ浦和駅東口駅頭
主催：牢人新聞社、外国人犯罪撲滅協議会


2)【新社会運動】年末ジャンボスペシャル！朝鮮征伐大行進！

日時：12月11日（日）15:00集合 15:00出発
場所：錬成公園（銀座線末広町駅徒歩２分）
主催：新社会運動　桜田修成


3)不敬罪復活！国民大行進in帝都

日時：12月18日（日）15時集合15時30分出発
場所：水谷橋公園（ＪＲ有楽町駅徒歩９分）
主催：江川まり


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●６．新聞・雑誌記事・Webより

ホワイトリボンが教えてくれる“女性差別発言”の本当の恐さ

ELLE　11月26日

11月25日は「女性に対する暴力撤廃の国際デー」。そのシンボル、ホワイト
リボンのきっかけとなった27年前のカナダの歴史的悲劇、「モントリオール
理工科大学虐殺事件」を知っていますか？

http://www.elle.co.jp/culture/feature/remember_White_Ribbon_and_montreal-massacr
e161125/1

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トランプ氏勝利の後　人種差別などで脅迫行為広がる

yahoo!ニュース　11月30日

アメリカ大統領選でトランプ氏が勝利した後の10日間で、人種差別や偏見に
基づく脅迫行為などが全米で広がっている実態が人権団体の報告書で明らか
になりました。（後略）

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20161130-00000033-ann-int

関連記事
東京新聞　11月29日　http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list 
/201611/CK2016112902000239.html
yahoo!ニュース　11月30日　
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161130-00000036-jnn-int
BBC　11月30日　http://www.bbc.com/japanese/38153662
日経新聞　11月30日　http://www.nikkei.com/article 
/DGKKZO10106920Q6A131C1MM0000/
朝日新聞　11月30日　http://www.asahi.com/articles 
/ASJCJ1C92JCHUHBI02N.html
AFP　11月30日　http://www.afpbb.com/articles/-/3109644

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ＳＮＳで延べ３万リツイート超えの反響!愛知県人権啓発ポスター
わたしの「ふつう」と、あなたの「ふつう」はちがう。漫画を使って、人権
問題を身近に、分かりやすく。

PRTIMES　12月1日

毎年、人権週間（１２月４日〜１０日）に合わせ愛知県人権推進室が制作す
る７種類のポスター。１１月２１日（月）に先行して金山駅にてポスター掲
出を開始。（後略）

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000022915.html

関連記事
withnews  11月29日　

http://withnews.jp/article/f0161129000qq000000000000000W00o10101qq000014356A
LIVERARY　12月4日　http://liverary-mag.com/column/54196.html


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2016年を表す英単語はコレ　辞書サイトが発表
米大統領選、英EU離脱の国民投票が要因

BUZZFEED  12月1日

2016年の英単語はXENOPHOBIA（ゼノフォビア）。今年を象徴するとして、辞
書サイトDictionary.comは「外国人憎悪」を意味する英単語を選んだ。（後
略）

https://www.buzzfeed.com/sakimizoroki/word-of-the-year-2016?utm_term=.bal0NQ1yr#
.bvWrpwv3x

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ナチス風衣装「知らなかった、通用しない」高橋ヨシキ氏

朝日新聞　12月1日

欅（けやき）坂４６の衣装を巡る問題について、ポップカルチャーに描かれ
るナチスに詳しいデザイナーで映画ライターの高橋ヨシキさんにさらに深く
聞いた。（後略）

http://www.asahi.com/articles/ASJCT65QFJCTULZU006.html

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「クソアマ！」「東京に帰れ！」アメリカ次期副大統領の支持者、中国系女
性への人種差別で起訴される

ハフィントンポスト　12月2日

アメリカの次期副大統領マイク・ペンス氏を支持する男性が12月、法廷審問
にかけられる。警察によると、男性はニューヨーク市の軽食レストランにい
た中国系アメリカ人の女性客2人を差別的呼称で呼んだほか、女性たちを擁
護した男性客に催涙スプレーを浴びせた。（後略）

http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/01/mike-pence_n_13345620.htm

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DIGIDAY  12月2日

「オルタナ右翼」と呼ばれる保守系ウェブサイトはいくつも存在する。その
うちのひとつが、「ブレイトバート（Breitbart）」だ。
ブレイトバートはこれまで、国粋主義、人種差別、そして反ユダヤ主義を扇
動するような記事を何度も公開してきた。（後略）

http://digiday.jp/brands/brands-pulling-ads-placed-breitbart/

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続報真相　「土人発言」をかばう、この国の空気とは

東京新聞　12月2日

暴言の背後に差別意識があったと認めることが、そんなに難しいことなのか
−−。沖縄の米軍施設工事に反対する市民に、現地派遣された大阪府警の警
察官が「ぼけ、土人が」と罵倒したことに対する安倍晋三政権の対応のこと
だ。（後略）

http://mainichi.jp/articles/20161202/dde/012/040/009000c

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サミット警備は最大時２・３万人　警察庁が「治安回顧」

産経新聞　12月3日

（前略）「在日特権を許さない市民の会（在特会）」など右派系市民グルー
プのデモは10月末までに35件で、昨年同期より15件減ったことが分かった。

http://megalodon.jp/2016-1203-1655-27/www.sankei.com/politics/news/161203/plt161
2030016-n1.html

関連記事
神奈川新聞　12月2日　http://www.kanaloco.jp/article/216368
日経新聞　12月2日　http://www.nikkei.com/article 
/DGXLASDG02HDK_S6A201C1000000/
共同通信　12月2日　http://this.kiji.is/177356404347209206

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●７．編集後記
今号でのりこえねっと通信も150号を数えます。毎号長い長いMLをお読みい
ただきありがとうございます。まだまだ乗り越えねばならないたくさんの課
題に、のりこえねっとは前に向かって進んで行く決意です。
日頃の皆さまのあたたかいご理解とご協力に感謝しつつ、高江の救援資金へ
のご協力をあらためてお願いいたします。（お）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★メールアドレスのご変更、配信停止、お問い合わせ等は下記フォーム
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■のりこえねっと通信 0150号　2016年12月6日発行
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