本文の先頭へ
LNJ Logo 処分撤回を求めて(427)小池都政初の東京都教育総合教育会議/「君が代」四次訴 訟第2回証人尋問の傍聴支援を!
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1477629901674st...
Status: published
View


東京・全国の仲間の皆さんへ。

被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

「処分撤回を求めて(427)小池都政初の東京都教育総合教育会議/「君が代」四次訴
訟第2回証人尋問の傍聴支援を!」を送信します。

◆これまでの教育施策を踏襲 小池都政初の東京都教育総合教育会議

昨日27日、今年度第1回東京都教育総合教育会議が行われました。この会議は、もとも
と6月9日に開かれる予定でしたが、舛添前都知事の辞任騒動で延期されていました。

2015年4月からの教育委員会制度改定に伴い、「教育総合会議」なるものを自治体の
首長が招集することになり、小池都政発足後初の会議として注目されていました。しかし
提示された「東京都教育施策大綱骨子(案)」は、全体としてこれまでの都教委の教育施
策を追認・踏襲するものでした。

唯一目新しいのは、「子供の貧困率が上昇傾向」にあり、両親の年収で「所得が高いほど
、高校生の4年制大学の進学率は高くなる」と統計グラフを資料として示し、「誰もが安
心して学び可能性を伸ばすことができるよう、給付型奨学金制度の創設」の方針を打ち出
したことでした。

これまで都教委は、都議会で「給付型奨学金」に関する請願、陳情が採択されないように
説明し、自民・公明などが反対多数で否決してきました。この従来の方針を転換するのか
どうか、都民の運動と監視が大切です。

さらに、従来通り「「規範意識を醸成するため、道徳教育を推進」することを重要事項で
掲げています。「子供たちが考え、議論し、行動しながら身に付ける道徳教育を推進する
」としながら、卒業式・入学式などで起立しない生徒がいたら式を始めないなどと子ども
たちの判断を尊重することなく、「君が代」斉唱時の起立・斉唱を強制していることをを
改めようとしていません。言うこととしていることが「正反対」の現状を隠蔽しています
。

会議の進行は、各教育委員が前もって準備された原稿をを読み上げて意見・発言を述べ、
知事が「貴重なご意見ありがとうございます」と繰り返すだけの全くの「出来レース」で
した。

なお今後、都教委HPで「東京都教育施策大綱骨子(案)」に対するパブリックコメント
を求め、「東京都教育施策大綱」を策定(11月頃)するということです。

私たちは、命令と処分による権力的教育行政の抜本的見直し・転換を求めてこれからも闘
っていきます。

●小池都政発足後初の都教委要請行動に参加しよう!―10月31日

この要請行動は、小池都政発足後初の都教委要請です。「都民ファースト」「情報公開」
を標榜する小池都政のもと、都教委は私たちの真摯な思いに正面から応えるよう、徹底的
に追求します。数は力です。多くの参加をお願いします。

★都教委要請行動に参加しよう!
 日時 10月31日(月)
     14時45分集合 15時より要請
 場所 集合:都庁第2庁舎1Fロビー集合(14時45分)
    要請場所:都庁第2庁舎10F203会議室
 主催 10・23集会実行委員会


◆「君が代」四次訴訟第2回証人尋問(原告本人尋問)の傍聴支援を!

原告の加藤さんの訴えを転載します。

●司法に届け、私たちの叫び〜PART2
〜11月11日(金)に第2ラウンド原告本人尋問〜

■10月14日、原告本人尋問の第一回目があり、7人の原告が証言台に立ちました。7
人はそれぞれ「譲れない思い」を語り、傍聴者に大きな感動を与えました。「7人の原告
がそれぞれ思い悩んで不起立に至った、ということが生々しく伝わってきました」(傍聴
者感想より)。

■7人のリレー証言は・・「障害児学校では、子どもの安全より『起立』を優先させられ
ている」「職員会議が企画調整会議の決定を伝達する場に変えられた」「生徒と一緒にHR
で平和学習をする中で、生徒に語ってきたことと自らの行動が異なってはいけないと思い
、初めての不起立をした」「教育は不当な支配に屈してはならない」「作文指導をしてい
る自分が卒業式で起立したが、信条に反した行動は不誠実と考え不起立に至った」「起立
斉唱命令が違憲違法との難波判決が出て励まされた」「生徒に『一緒に座って』と言われ
たが、それに応えられず起立し、結果的に生徒を立たせてしまった。次の担任の時、生徒
の信頼を裏切りたくない、生徒に向き合いたいと思って不起立をした」。

■まさに「個性的で多様な原告が、気持ちの面で一つになった尋問」(澤藤弁護士)でし
た。いよいよ11月11日(金)に第2ラウンドが行われます。前回を上回る傍聴者で法
廷を埋め尽くしたいと思います。ご支援よろしくお願いします。

★東京「君が代」裁判第四次訴訟・証人尋問2回目
(東京地裁民事11部。2010〜13年処分取消請求、原告14名)
 11月11日(金)
  9時30分 傍聴希望者集合(抽選なし・先着順) 
  9時55分 開廷 16時30分まで(昼食、入れ替えあり)
  東京地裁103号(大法廷 定員98名)
  内容:原告証人尋問 (6名)
   ▼午前9:55〜12:00 井黒・永井
   ▼午後1:10〜 4:30 川村・加藤・井上・大高
  報告集会: 弁護士会館5階 502EF


◆裁判傍聴に裁判所へ行こう!
―粘り強く闘われている「日の丸・君が代」強制反対の裁判に絶大なご支援を!

★東京「再雇用拒否」第三次訴訟・控訴審第3回口頭弁論
(東京地裁民事19部。2011年再雇用拒否の損害賠償請求、原告3名)
 12月5日(月)
  13時30分傍聴希望者集合(抽選なし・先着順)
  14時開廷 
  東京高裁511号(定員42名) 
  報告集会場所未定。追って連絡。

★東京「君が代」裁判第四次訴訟・学者証人尋問
(東京地裁民事11部。2010〜13年処分取消請求、原告14名)
 12月9日(金)
  9時30分 傍聴希望者集合(抽選なし・先着順) 
  9時55分 開廷 12時(予定)まで
  東京地裁103号(大法廷 定員98名)
  内容:学者証人尋問 中川律(埼玉大学准教授)
  報告集会:未定。追って連絡。

<東京地裁・高裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。


10・23集会アピール、都教委請願書掲載。
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090−5327−8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160−0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(10月24日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
************

Created by staff01. Last modified on 2016-10-28 13:45:03 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について