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たんぽぽ舎です。【TMM:No2881】
2016年9月13日(火)地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします
                             転送歓迎
━━━━━━━
★1.現地泊村、隣接の岩内町は癌死日本1位、2位という酷さ
   原因は泊原発とズリ山(廃棄石炭の山)の2つ
   「泊」原発現地周辺の民衆の再稼働阻止活動も
   いよいよ強化されつつあります
   広報宣伝で活躍中の広報行動隊(鳴海代表、瀬尾事務局)
                瀬尾英幸 (北海道泊村在住)
★2.製造ミスと老朽化による強度不足で
   原発の心臓部=圧力容器、蒸気発生器が危ない
   規制委、政府、電力会社はこの問題の調査に全力を注ぐべき
   全ての原発を即時廃炉にしよう
        「若狭の原発を考える会」のチラシより抜粋
★3.新潟県知事泉田裕彦さん!今までありがとう
   新潟県のため日本のために撤退を撤回して
   知事に立候補してください
         清水 寛(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.新聞より
  ◆自主避難者置き去りの福島県
     「復興五輪」もくろむ国と思惑一致
   無償住宅継続 耳貸さず 知事は面会要求応じず
   2年限定の家賃補助のみ 収束見えぬまま帰還促進
━━━━━━━
※9/15(木)ちょぼゼミ第11回にご参加を!
  「市場原理主義とデリバティブ入門その2」
 講 師:田中一郎さん
 日 時:9月15日(木)19時より21時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
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※9/16(金)経済産業省抗議行動
 「経産省・司法・警察一体となった暴挙!
  テント撤去は許さない!」
 日時:9月16日(金)17時より18時
 場所:経済産業省前    主催:「経産省前テントひろば」
━━━━━━━
※9/16(金)再稼働反対!首相官邸前抗議
 中央構造線、南海トラフが活動期に入りいつ大きな地震が起こるか
 わからない現在、21mの津波が襲うリスクや佐田岬半島からの避難
 計画などは置き去りにし8/12に伊方原発3号機を起動させた安倍政
 権に対し「再稼働反対」の大きな声を!
 日時:9月16日(金)18時30分より20時
 場所:首相官邸前、国会正門前  主催:首都圏反原発連合
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┏┓
┗■1.現地泊村、隣接の岩内町は癌死日本1位、2位という酷さ
 |  原因は泊原発とズリ山(廃棄石炭の山)の2つ
 |  「泊」原発現地周辺の民衆の再稼働阻止活動も
 |  いよいよ強化されつつあります
 |  広報宣伝で活躍中の広報行動隊(鳴海代表、瀬尾事務局)
 └──── 瀬尾英幸 (北海道泊村在住)

◎ まず泊原発がとんでもなく危険なもの(多分日本1)であること、
 3年前までの24年間の正常運転期間中も膨大な放射線を放出し、
 全北海道的に癌による死亡率を、その前の「平和」時に比し1.8倍に
 押し上げたというガス室道民殺人的な結果を示しています。
 現地泊村、隣接の岩内町は癌死日本1位、2位という酷さ。

 原因は泊原発の立地にあります。北海道西端の積丹半島の付け根に
 位置している地理的要因(偏西風という常識を無視)。積丹半島が
 背骨となっている地形、岩内湾、寿都湾という地形、風、複雑な
 海流などがあります。

◎ おまけに、つい最近明らかになったのは、泊村茅沼地区に北海道
 最古の茅沼炭鉱の跡地があり、そこには巨大なズリ山(九州ではボタ
 山という。不良品の石炭を捨てて相応の立派な山になったもの。
 堆積されその重量のため下部から自然燃焼=不完全燃焼され、今でも
 熱を持っている)が残されています。
  石炭には微量のウランが含まれていて、石炭は燃焼し灰になると
 ウランは10倍に濃縮されラドンガスを発生させています。これが毎日
 村民を襲い続けています。
 そして出し風となって岩内湾に流れ、周辺の町村をも汚染し続けてい
 ます。
 ズリ山と原発が間近に2つともあるのは泊村だけ。
 だから癌死率日本1位と2位(湾沿岸の寿都町は北海道3位)。

◎  今年になり、原発紙芝居作家で有名な斉藤武一さん、実は優秀な統計
 調査の市民学者でもありますが、次々に上記の結果を打ち出し発表し
 ています。ズリ山登山調査は反原発活動39年の岩内原発研究会の力で
 実施され、それに助力し広報宣伝に努めているのが6月発足の全後志・
 広報行動隊(鳴海代表、瀬尾事務局)です。

 行動隊は只今内部討議として、日本国憲法第16条の請願権の有効活用を
 できないか。これで賛成3と様子見13自治体の地元同意を阻止できな
 いか。但し、大仕事。
 もう一つは、ズリ山と原発稼働による健康障害、罹病率の高進状態を
 まず調査すべきということを、各自治体、および高橋北海道知事に公益
 通報的に要請をもうすでに2度出しています。1度目に対しては一切
 返答なし。2度目の返事待ちです。これも無視されたならば、住民保護
 責任遺棄的行政不作為ということで刑事告発できないかと調査研究して
 います。

 行動隊は、頻繁に20市町村に及ぶ広域に順次、「ポスティング+街頭
 情宣+住民との街頭交流(声を集める)」を展開しています。
 本日(9月11日)も、余市町駅に9時に集合し、余市〜古平町〜倶知安
 町〜ニセコ町に展開します。1回50戸以上のポスティングをカウント
 し、今回で13波になります。

 我らの、私 瀬尾の決意は、断固闘い、絶対阻止です。

※【事故情報編集部】より
 10月「泊原発再稼働阻止」連続行動の呼びかけ

 ・10月8日(土)「さよなら原発北海道集会」13時より
  会場:札幌市大通公園8丁目ひろば
  主催:「さようなら原発1000万人アクション北海道実行委員会」
 ・10月9日(日)「泊原発再稼働阻止現地集会」13時より15時30分
  会場:岩内町旧フェリー埠頭
  主催:泊原発再稼働阻止実行委員会
 ・10月10日(月・休日)「泊原発周辺フィールドワーク(バスツアー)」
  9時より13時 主催:泊原発再稼働阻止実行委員会
 問い合わせ:「再稼働阻止全国ネットワーク」
       TEL 070-6650-5549


┏┓
┗■2.製造ミスと老朽化による強度不足で
 |  原発の心臓部=圧力容器、蒸気発生器が危ない
 |  規制委、政府、電力会社はこの問題の調査に全力を注ぐべき
 |  全ての原発を即時廃炉にしよう
 └──── 「若狭の原発を考える会」のチラシより抜粋

 ●原子力規制委員会の対応

 フランスでの事態を受け、日本の原子力規制委員会(規制委)は、8月24日、
 各原発事業者に対し原子炉容器等における炭素偏析の可能性に係る調査を
 指示し、9月2日に調査結果を公表しました。

 フランスで、2015年4月に強度不足問題が発覚し、ASN(フランス原子
 力安全局)が調査を指示し、本年6月に結果を発表しているにも拘らず、
 規制委は、問題発覚以降にも、原子炉の致命的欠陥に関わるこの問題を
 無視して再稼働審査を続け、川内原発、高浜原発、伊方原発の新規制基準
 適合を発表し、老朽原発・高浜1,2号機、美浜3号機の運転延長を認め
 ています。
  川内原発、高浜原発、伊方原発の再稼働後に、やっとこの問題に取り
 組んだことは、規制委が原発推進委員会であることを如実に物語ってい
 ます。

以下は、規制委の調査結果に関する9月3日朝刊の報道(共同通信提供)です。

 「…九州電力や東京電力、関西電力など電力6社は2日、フランスの原発で
 強度不足の疑いがある重要設備を製造した大型鋳鋼品メーカー「日本鋳鍛
 鋼(ちゅうたんこう)」(北九州市)が、稼働中の九電川内原発1、2号機(鹿児
 島県)を含む国内8原発13基の原子炉圧力容器を製造していたと原子力規制
 委員会に報告した。
 6社は10月末までに強度に問題がないかなどをそれぞれ調査し、規制委に
 報告する。重大な強度不足が判明すれば、原発の運転や再稼働時期に影響
 する可能性もあるが、規制委事務局の原子力規制庁の担当者は、共同通信
 の取材に「フランスでも実際に強度不足が確認されたわけではなく、あくま
 で念のための調査だ」と述べた。
 九電は、川内1、2号機への対応を「運転を止めず、メーカーに確認する」
 とした上で、強度不足が判明した場合の対応については「仮の話なので答
 えられない」とした。
 日本鋳鍛鋼は取材に「規制委から要請があればいつでも調査を受ける」と
 回答。「強度不足につながる鋼材の不純物は顧客の指示通り切り捨ててい
 る」として強度基準を満たしているとの認識を示した。
  電力各社によると、日本鋳鍛鋼はほかに、東電福島第二原発2、4号機(福
 島県)、北陸電力志賀1号機(石川県)、関電高浜2号機(福井県)、大飯1、
 2号機(同)、日本原子力発電敦賀2号機(同)、四国電力伊方2号機(愛媛県)、
 九電玄海2、3、4号機(佐賀県)のいずれも原子炉圧力容器を製造していた。
 東北電力など残る5社の原発の圧力容器は、別メーカーがつくっていた。
 別メーカー製でも製法が同じ場合は11社とも強度を調査し規制委に報告
 する。…」

  この報道のように、鋼材の強度不足に疑念が残るとき、規制委、政府、
 電力会社が、人々の安全・安心を優先するなら、稼働中の原発を即時停止
 し、老朽原発運転延長認可は撤回して、この問題の調査に全力を注ぐべき
 です。そうしない彼らを信頼できる筈がありません。


┏┓
┗■3.新潟県知事泉田裕彦さん!今までありがとう
 |  新潟県のため日本のために撤退を撤回して
 |  知事に立候補してください
 └──── 清水 寛(たんぽぽ舎ボランティア)

  この秋の新潟県知事選に立候補を表明していた泉田裕彦現新潟県知事
 が、8月30日に立候補撤退を表明された。
  撤退理由は、新潟県内で大きな影響力のある新聞、新潟日報が県政を
 評価する記事を掲載せず、憶測記事や事実に反する県批判の記事を掲載
 し、県民に不信をかうような対応によるものである。
  また、原子力防災についての県の指摘は掲載せず、東京電力の広告は
 5回掲載されたとのことである。
 なお、地元新潟「おむすびの会」が泉田知事出馬を求める署名を集めて
 います。

<免震重要棟は泉田知事のおかげ>

  2011年3月11日における、福島第一原発事故の4カ月前に完成した
 免震重要棟のおかげで、東京電力の吉田所長をはじめ職員が避難せずに
 事故対応ができたが、その免震重要棟を東電に要求してつけさせたのは、
 泉田知事である。
 この免震重要棟がなければ、福島第一原発事故はもっと大きくなったと
 思う。

<新潟日報よ!新潟を放射能から守る泉田知事を支えて>

  新潟日報は今まで、県政を支えてきたはずである。秋の県知事選挙を
 迎えるに際して、県の足を引っ張る行為に出たのか。
 どう見ても、脱原発県政に対する外圧があるように思える。
 東京電力は新潟県の柏崎苅羽原発を再稼働しようとして、国の規制委員
 会に申請している。安倍晋三首相は、電気が足りているのに原発の再稼
 働を推進し、海外にも輸出を進めている。東京電力と国の圧力によるも
 のか?
  新潟日報よ!新潟県が第2の福島にならないように、脱原発知事を
 支えるのが地元新聞の役割ではないか。
 国と東京電力の圧力に負けるな!


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┗■4.新聞より
 └──── 

 ◆自主避難者置き去りの福島県 「復興五輪」もくろむ国と思惑一致
  無償住宅継続 耳貸さず 知事は面会要求応じず
  2年限定の家賃補助のみ 収束見えぬまま帰還促進

  福島県は来年3月、福島原発事故に伴う自主避難者らへの住宅の
 無償提供を打ち切る。先月には家賃補助の対象緩和など県の支援策を
 発表したが、避難者らの懸念は深い。一方、原子力損害賠償・廃炉等
 支援機構は7月、廃炉計画で「石棺」に言及したが、同県などは猛反
 発した。溶け落ちた核燃料の県外処分を前提に帰還を促しているため
 だ。だが、処分の算段すら立っておらず、帰還だけが強いられつつ
 ある。(後略)
  〔デスクメモ〕
  事故収束のめどが立たない。にもかかわらず、「避難継続の支援は
 復興の足を引っ張る」といった風潮が強まっている。少し距離を置く
 と、それは「欲しがりません。勝つまでは」という忌まわしい献身の
 強要にも似て見える。
 福島原発事故は公害事件だ。本質を見失ってはならない。(牧)
  (9月13日東京新聞28,29面「こちら特報部」より抜粋)

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