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LNJ Logo 処分撤回を求めて(419)<緊急>被処分者イジメの再発防止研修に抗議を!
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東京・全国の仲間の皆さんへ。

被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

「処分撤回を求めて(419)<緊急>被処分者イジメの再発防止研修に抗議を!」を送
信します。

■「殺し殺される」戦場への派兵 南スーダン駆け付け警護

昨日24日、稲田明美防衛相は、11月から南スーダンのPKOに自衛隊を派兵するため
、「訓練を開始する」と述べた。強行成立した戦争法の一部の改定PKO法に基づき、襲
撃されている他国軍の加勢・支援を行う「駆け付け警護」に向けての本格的な準備をする
ということだ。まさに「殺し殺される」戦場への派兵そのものだ。

戦争法強行成立から1年。憲法破壊が加速し、いよいよ新たな段階へと入ろうとしている
。9月19日の国会包囲大行動を成功させよう!

★戦争法強行から1年・国会包囲大行動 15時30分〜 国会正門前
 →(目印)国会正門前・憲政記念館寄り30mに被処分者の会ノボリ旗あり


◆再発防止研修は憲法違反の被処分者イジメ、転向の強要だ!

東京の10・23通達(2003年)体制下の大量処分(延べ478人)と再発防止研修
は一体のものです。都教委は、「日の丸・君が代」の強制に従わず不服従を貫いた教職員
に過酷な処分を科すだけでなく、被処分者(現職教職員)に「服務事故再発防止研修」を
命令し受講を強制してきました。受講しないともっと重い処分を科すのです。また、被処
分者が出た学校には、「連帯責任」のごとく「校内研修」、(校内の)「グループ研修」
なども科しているのです。

この「再発防止研修」は、13年間、被処分者を苦しめてきたのみならず、学校現場への
圧力、弾圧として機能してきました。特に、2012年度以降、再発防止研修が以下のよ
うに質量共に強化されました。
・内容を「地方公務員法(服務規律)について」から「教育における国旗掲揚及び国歌斉
唱の意義と教職員の責務について」に変更
・事前課題(受講前報告書)の作成・
・当日の研修時間の延長
・2ヶ月(減給処分者には3ヶ月)の長期に亘る所属校研修の導入
・2回目のセンター研修の義務付けなど

これが、被処分者を徹底的にイジメて、思想転向を迫る憲法違反の「研修」であることは
、明白です。

同研修については、研修執行停止申立に対する東京地裁決定(2004年7月 須藤典明裁判長
)で「・・・自己の思想,信条に反すると表明する者に対して、・・・繰り返し同一内容の
研修を受けさせ、自己の非を認めさせようとするなど、公務員個人の内心の自由に踏み込
み、著しい精神的苦痛を与える程度に至るものであれば、そのような研修や研修命令は合
理的に許容される範囲を超えるものとして違憲違法の問題を生じる可能性があるといわな
ければならない」という警告が発せられています。

再発防止研修に反対する闘いは、私たちにとって、憲法を擁護し、立憲主義を回復する闘
いそのものです。


◆「再発防止研修」を許さない! 「イジメ研修」をやめろ! 
 ―再発防止研修抗議行動に参加しよう!

都教委は、3月卒業式で「君が代」斉唱時に起立せず減給処分を受けたS特別支援学校教
員TSさん(四次訴訟原告)を対象に「所属校研修」(今回で3回目)という名目ながら
、所属校での授業をさせずに教職員研修センターに呼びつけて度重なる「服務事故再発防
止研修」を予定しています。

TSさんには、これまで5月11日に「センター研修}(1回目)が行われ、「所属校研
修」と称して6月15日、7月15日に続いて、今回3回目は8月29日に「研修内容の
振り返り」という「テーマ」での「研修」が強制されているのです。これは、被処分者に
対する二重処分、「弾圧・イジメ」に他なりません。

私たちは負けるわけにはいきません。被処分者の会は、当日現地での抗議・支援行動を展
開します。早朝からの行動ですが、多くの皆さんの参加を訴えます。

★TSさんの再発防止研修抗議行動と当日の時程★
8月29日(月)
 都教職員研修センター前(JR水道橋東口、都営水道橋、都立工芸高校隣)
 9時20分 集合・行動開始
 9時35分 弁護団申し入れ
 9時50分 該当者(受講者)入場、激励行動
 10時〜11時 研修時間(研修センター407会議室)
 11時頃(予定)研修終了後、該当者激励行動 
*呼びかけ:被処分者の会
(注意)相手側の挑発にのらず、整然と行動するようご協力をお願いします。

●TSさんに対する再発防止研修はこれで終わらず、9月以降に「センター研修」(2回
目)が予定されています。


◆学校に自由と人権を!10・23集会を成功させよう!

★学校に自由と人権を!10・23集会
 憲法を変えさせない! 誰も戦場に送らせない! 
 ―「日の丸・君が代」強制反対! 10・23通達撤回!―

●集会の日時・場所
 2016年10月23日(日)
  13時15分開場 13時30分開会 16時30分終了
  千代田区立日比谷図書文化館(日比谷公園内 日比谷野外音楽堂横)

●資料代 500円

●集会の主な内容
 講演 「戦争できる国と教育」
    青井未帆さん(憲法学 学習院大学教授)
 特別報告 「『君が代』訴訟の新しい動きと勝利への展望」 
      澤藤統一郎弁護士(東京「君が代」裁判弁護団副団長)
 特別報告 「思いを語る―18歳選挙権、ヒロシマ、沖縄、憲法」
      東京高校生平和ゼミナール

●主催:10・23集会実行委員会(10・23通達関連裁判訴訟団・元訴訟団 14団体)

―賛同人・賛同団体になってください―
賛同金 個人:1口500円 団体:1口1000円 何口でも結構です。
振込先 郵便振替 【口座番号】00120−5−599413
【加入者名】「日の君」10月集会実行委員会


●賛同個人・団体は下記に記入の上、このメールへの返信又は携帯電話にて近藤までご連
絡ください。
(当日の置きチラシなど(書籍販売は不可)を希望する場合は、賛同個人・団体になるこ
とが必要です。)

○ 個人 氏名(         )氏名公表(可・不可)
      賛同金(  )口  連絡先(電話)(        )       
           

○ 団体 団体名(         )団体名公表(可・不可)
      賛同金(  )口  連絡先(電話)(        )
      代表者名(        )


◆粘り強く闘われている「日の丸・君が代」強制反対の裁判の傍聴をお願いします。
 ―お気軽にどうぞ―

★東京「再雇用拒否」第三次訴訟・控訴審第2回口頭弁論
  (東京高裁第5民事部。2011年再雇用拒否の損害賠償請求、原告3名)
  9月26日(月)
   13時30分開廷(30分前集合 先着順)
   東京高裁511号 報告集会:場所未定。追って連絡。

★東京「君が代」裁判第四次訴訟・第1回証人尋問
 (東京地裁民事11部。2010〜13年処分取消請求、原告14名)
 10月14日(金)
  9時55分開廷〜16時30分(9時30分集合 先着順 入れ替えあり)
  東京地裁103号法廷 内容:原告証人尋問 
  報告集会:場所未定。追って連絡。
 
★東京「君が代」裁判第四次訴訟・第2回証人尋問
 (東京地裁民事11部。2010〜13年処分取消請求、原告14名)
 11月11日(金)
  9時55分開廷〜16時30分(9時30分集合 先着順 入れ替えあり) 
  東京地裁103号法廷 内容:原告証人尋問 
  報告集会:場所未定。追って連絡。


10・23集会案内掲載。
三次訴訟最高裁決定、原告団・弁護団声明掲載。
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090−5327−8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160−0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(8月15日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
************

Created by staff01. Last modified on 2016-08-25 09:56:35 Copyright: Default

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