本文の先頭へ
LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース:憲法と暮らし
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1469147983567st...
Status: published
View


 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>  2016.7.22
_________________________________________________________『週刊金曜日』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ★新刊【参議員選挙でも話題に】「日本会議と神社本庁」   
    http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

====================================================================
<http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【1】注目の記事


■憲法と暮らし
変わらなくてもいいものがある

保守であろうが革新であろうが大切なものがある。私たちが安心して暮らせる社会であり
、未来への責任だ。変えることは必ずしも正義ではない。安倍晋三首相は7月10日の夜、
出演したテレビの参院選特番で「前文から全てを含めてですね、それ(憲法)を変えたい
と思っています」と答えている。が、大企業優先の経済政策や憲法解釈など安倍政権が変
えて良かったことがあるのか。


●アベノミクスは、隠れ蓑!?/荻原博子
●改憲が見えてきた今こそチャンス/香山リカ
●「9条改正はダメ」が確認された/木村草太
●「なんとなく自民」をひもときたい/西郷南海子
●沖縄基地問題への強烈なNO/猿田佐世
●争点設定以前の問題/白井聡
●レミングにならないよう願う/ちばてつや
●日本が沖縄から離れていく/玉城愛
●孤独に思考し判断する/寺田ともか
●手術(改憲)の口実を探す理由はない/中野晃一
●憲法が元気を取り戻す言葉を/朴慶南
●憲法改正で米国の属国になる/南丘喜八郎
●「日本脱出」を避けるために/茂木健一郎
●ゴール直前に一つだけ願う/森達也
●選挙前日を「納豆の日」で終えたNHK/吉田照美



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【2】 編集長後記

 自民党の一強支配が意味するものはなにか。それは組織は割れれば弱くなるということ
だ。

 立党以来の党是という自主憲法制定も、自民党は一貫して強く主張してきたわけではな
い。政権与党は日本に住む全住民を相手に政治をせねばならぬから、優先されるのは自ず
と大衆の日々の暮らしであった。

 だから55年体制以来の歴史は同党に引き継がれているとはいえ、歴史の内実にズレはあ
る。一方戦後の47年、比較第一党である社会党の内閣が存在したが、連立ゆえに基盤が弱
く、産業界の反発や内部分裂もあり、片山潜首相は1年足らずで退陣。その後、社会党は
左右に分裂するが護憲と反日米安保で統一し、対抗して自民党も誕生した。そして自民党
だけが分裂の危機を乗り越えながら今に至る。

 “永遠の野党”日本共産党も政策を修正しながら2022年で立党100年を迎え、存
在感を示す。2人が同調すれば政治は生まれるが、政権政党は大衆を相手にする。野党が
未来を見すえるならば、今はふてぶてしいまでの忍耐が必要だ。

(平井康嗣)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【3】7月29日(1098)号予告


【特集】
●「中国崩壊論」という妄想

●世界史的大転換の中で、中国を見誤るな
木村知義

●領海ナショナリズムに溺れた日本人〜
沖ノ鳥島と南シナ海裁定
矢吹晋

●習近平の「社会主義理念への回帰」が意味するもの
〜中国経済は金融資本主義の破綻にどう対応したのか
凌星光

●中国をめぐる4つの疑問に答える

●「議論を継続すること」に意義がある
〜「京論壇2016」代表・磯野凪沙さんに聞く

●経済交流の第一線に立ち続けて
〜藤野文晤

●中国人ジャーナリスト・徐静波氏が読み解く日中関係


【永六輔さん】●話の特集 【番外篇】
追悼座談会 永六輔よ 永遠に!
小室等 中山千夏 松元ヒロ 矢崎泰久

【日米関係】●対談 鳩山友紀夫VS白井聡
「対米従属」からの脱却を考える

【カジノ】●どうやって依存症から回復するのか
“ギャンブル汚染”の現実〈後編〉片岡伸行

【天皇制】●天皇「生前退位」を考える


【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計          中島岳志
●初めて老いった!?    石坂啓
●新・政経外科             佐高信
●メディア一撃      岩本太郎
ペンと剣        マイケル・ペン
●犬の遠吠え 花に風   落合恵子
●世界一下世話なラブレター 佃野デボラ
●俺と写真                 本多勝一
●高須芸能                 高須基仁
●櫂未知子の金曜俳句


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★沖縄と差別

著者:佐藤 優 2100円+税 四六判・上製 320頁
ISBNコード:978-4-86572-011-2
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002051.php

中央政府の鈍感な対応に沖縄の怒りは沸点に近づいている。
いまも沖縄は「戦場」だ!

(主な内容)
●鳩山政権の「県外・国外」移設方針
●「県外」主張する仲井眞知事の再選
●玄葉外相など相次ぐ閣僚の問題発言
●野田政権によるオスプレイ強行配備
●安倍政権の強権と仲井眞知事の転向
●選挙通じた民意を無視する安倍政権
●「オール沖縄」で活動する翁長知事
●翁長知事に対する国の訴訟と和解
●米軍属による女性殺人遺棄事件
●〔対談〕非暴力・不服従を前面に
佐藤優×元山仁士郎(シールズ琉球)



★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判・並製 232頁
ISBNコード:978-4-86572-010-5
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、現在
最も行動的な右派団体だ。
また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、安倍首相をはじめ約280人の国会議員が
加わっており、閣僚の大半が名を連ねる。

本書は日本会議と神社本庁の活動を歴史的に追い、徹底「解剖」を目指した。両団体の素
顔を暴くことが、この国の民主主義や立憲主義を守るための喫緊の課題と考えたからであ
る。資料として日本会議国会議員リスト(日本会議国会議員懇談会名簿)を掲載。



★セブン-イレブン 鈴木敏文帝国崩壊の深層

著者:渡辺仁 1400円+税 四六判・並製 192頁
ISBNコード:9784-86572-009-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001986.php

セブン-イレブン追求第三弾、
グループ10兆円企業の内幕を暴く!

産業界を揺るがした鈴木敏文・セブン-イレブン会長の電撃辞任。それをいち早くキャッ
チしていた一人のジャーナリストがいた──。
マスコミ最大のタブーを追及しつづけたジャーナリストは本年2月に急死。彼の遺稿をも
とに、鈴木会長辞任の裏側で何が起きていたのか、セブン最高益のカラクリをあぶり出す
。



★テレビ現場からの告発!
安倍政治と言論統制

『週刊金曜日』編 1300円+税 四六判・並製 208頁
ISBNコード:978-4-86572-008-2
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001947.php

一体、いまテレビ局の現場で何が起きているのか──
現在、週刊誌などがさまざまに報じているが、伝聞が多く、事実のあいまいな記事が目立
つ。
本書は現役テレビ局員として活躍している人々が、安倍政権のやり口やテレビ局の自主規
制を
匿名ながらも「ばれたらクビ」の覚悟で告発する。

【主な内容】
○はじめに
○内部告発!
止まらない籾井体制の暴走でNHK崩壊 「NHKを憂う有志の会」
○テレビを抑え込む菅義偉官房長官 座談会 古賀茂明×中野晃一×佐高信
○海外記者は見た!弱腰な日本メディア マイケル・ペン
○現役テレビ局社員匿名座談会 TBS岸井キャスター、テレ朝古舘キャスター降板の舞
台裏
○一線を越えた安倍政権のメディアコントロール 岩崎貞明
○偏らない意見って何? 今、ジャーナリストに求められるもの 対談 池上彰×佐高信
資料1 放送法とは  資料2 自民党からテレビ局への文書  資料3 BPOの意見書
資料4 図解 特定メディアを「攻撃」する団体の相関図
資料5 安倍首相とマスコミ関係者との会食・懇談会等



★私の1960年代

著者: 山本義隆 2100円+税、四六並製・368頁
ISBN: 978-4-86572-004-4
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001792.php

元東大全共闘代表が、これまで一切語ることのなかった「安田講堂占拠事件」「ベトナム
反戦運動」そして「原発問題」等々、平和への思いを綴る歴史的書物!

「回顧談のようなものを公にする気にはこれまでなかなかなれなかったのですが、196
0年の安保闘争からの歩みと経験を活字にすることは、今の時代に合って、それなりに意
味があるのではないかと、自分に言い聞かせて承諾しました。」
2015年安保闘争の渦中で──
元東大全共闘代表 山本義隆



┃Kindle版┃漢字と社会

笹原宏之:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002058.php

走るのが速いことを「しゅんそく」と言いますが、では、漢字で書くと?
俊足、駿足という表記に加え、今、浸透しはじめているのが「瞬足」。
どうしてこんな現象が起きたのでしょうか?(その答えは本書に)

中国から伝わってきた漢字は、長い年月をかけて日本人好みに進化してきました。「でも
さあ、漢字の進化なんてもう止まったでしょ?」とお思いのみなさん、漢字は今でも日々
、現在進行形で進化しているのです。普段の生活で目にする(耳にする)多くの事例から
、ぜひ知っておきたいエピソードを取り上げました。


┃Kindle版┃日出国のアベコベ総理


神戸緒登:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002043.php


ユーラシア大陸の東端にしがみつくような島国「日出国」の子部首相は今日も大忙し。な
にせ、この国を取り戻すにはこの道しかないからだ。

ユーモラスな発想、息をつかせぬ展開、そして意外な結末があなたを待っています。笑っ
てばかりではいられない政治小説をお楽しみください。



┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【5】イベントのご案内


★第12回「金曜日文庫」 沖縄のうねり


日時:2016年7月22日(金)開場18時、18時30分〜20時
場所:寺島文庫(東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1階)
地下鉄九段下駅(5番出口)徒歩3分

登壇者:元山仁士郎さん(SEALDs RYUKYU)、佐高信(評論家)

参加費:1000円(1ドリンク付)、要申し込み、先着30人

申し込み先:book@kinyobi.co.jpまたはFAX 03-3221-8522
※申し込み件名に必ず「金曜日文庫12回目申し込み」とご明記ください。



==============================================『週刊金曜日』

 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
   https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk

 ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。
 ※ このメールへの返信はできません。
 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。
   
  http://www.mag2.com/m/0000140118.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃発 行  株式会社金曜日 ┃
┃     〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23        ┃
┃            アセンド神保町3階            ┃
┃    http://www.kinyobi.co.jp/ ┃
┃編集部  mailto:henshubu@kinyobi.co.jp ┃
┃業務部  mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

Created by staff01. Last modified on 2016-07-22 09:39:45 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について