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  <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2016.7.1
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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【参院選前に読んでおきたい】★テレビ現場からの告発!安倍政治と言論統制
       
    http://www.kinyobi.co.jp/publish/001947.php

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 
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 【1】注目の記事


■さらばアベノミクス


●とうに破綻している「アベノミクス」
数字で見る日本経済の悪化
植草一秀

数字は、雄弁だ。一握りの大企業が空前の利益を稼ぎ出しながら、勤労者の実質賃金は下
がり続け、経済成長もほぼゼロに近い。これで「アベノミクスはうまくいっている」など
と唱えている安倍首相は、即刻退場に値する。首相のウソを暴き出す。


◆【資料編】息を吐くようにつく安倍晋三首相のウソの数々
編集部


●東京・京都の不動産市場が「平成バブル」を超えた
榊淳司

異次元の金融緩和で市中にカネをバラまいたアベノミクスは何をもたらしたのか。住宅ジ
ャーナリストの榊淳司さんは当初から「不動産バブルを招く」と警鐘を鳴らしていたが、
いよいよその予測が悪い形で的中しはじめている。


●「3分の2」各紙世論調査受け動き出す改憲カレンダー
野中大樹

英国の欧州連合(EU)離脱が決まった6月24日、東京外国為替市場は円が急伸し対ドル
で一時1ドル=99円台をつけた。2013年11月下旬以来約2年7カ月ぶりの円高ドル安
水準となったが、それを横目に安倍官邸では、改憲カレンダーづくりに着手した。


■2016参議院選挙


●創価学会を除名された若者3人の「安保法反対」の意思
本誌取材班

文明間対話、世界との対話、平和への対話……。世界平和のために創価学会・池田大作名
誉会長が何より強く説いてきたのが「対話」だ。対話する姿勢が消えた時、何が起きるか
。平和哲学に相反する安保法に賛成してしまった創価学会は、他方では、対話を求める若
者らの切実な訴えにも耳を塞いできた。ふたつの出来事は、どこかでつながってはいない
か──。


●市民の政治参加を阻む公選法
平田剛士

与党による議席独占を阻もうと、連携野党の推薦を受けた市民候補が政党無所属のまま選
挙に挑むケースが増えてきた。でもいざキャンペーンしようとすると、理不尽な制約が立
ちはだかる。根源は公職選挙法(公選法)だ。


●主権者として最大限の権利を行使しなければ未来が危ない
安全保障関連法に反対する学者の会・佐藤学さん

7月の参院選は「市民・野党vs自公政権」という明確な対立軸が浮かび上がった。この間
、「市民連合」として野党共闘のために奔走してきた学習院大学の佐藤学教授に聞いた。


●「でんわかけ」で未来をつかみにいこう!
でんわ勝手連・外山麻貴さん

今年4月の衆院北海道5区補選では、野党統一候補の池田まき氏が無党派層も味方につけ
て善戦した。その原動力の一つが「でんわ勝手連」。ボランティア約600人が2週間で
5万本を超える電話かけを実施した。参院選にも、その経験を活かせるか。事務局執行部
の外山麻貴さんに話を聞いた。


●老いと死。「マイノリティ」から生まれる表現。
SEALDsとデモ。そして、投票するということ──
「介護の現実」を見つめた映画『まなざし』をめぐって
卜部敦史×熊篠慶彦×高橋キンタロー

映画『まなざし』が今夏公開される。介護福祉士でもある監督の卜部敦史氏は、現政権下
でますます「弱者」の立場に追いやられる介護現場の過酷さを、その先の微かな希望と共
に見事に切り取ってみせる。参院選を見据える上でも、「介護」は大切なテーマだ。この
映画に惹かれて集まった三人と、語り合った。



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 【2】  編集長後記


 6月24日の新聞調査による参院選挙予測では、自公ら改憲勢力は改憲発議に必要な3分
の2に届くそうだ。その中心にいる自民は常々「わが党の立党以来の党是である自主憲法
制定」という言葉を使う。立党の志を大切にしているようだ。そもそも自民は左右の社会
党が統一したことを受け、日本民主党と自由党が合同して1955年に誕生。そのときに
立党宣言や綱領、党の使命を発表している。

〈わが党は、自由、人権、民主主義、議会政治の擁護を根本の理念とし、独裁を企図する
共産主義勢力、階級社会主義勢力と徹底的に闘うとともに、秩序と伝統の中につねに進歩
を求め、反省を怠らず、公明なる責任政治を確立〉(「党の使命」)などとある。

 つまり共産党と社会党という革新に対する反動保守として立党された。大企業の支持で
生まれた自民党が、いまも労働者を警戒し大企業優遇をするのは当たり前なのだろう。こ
の空疎な反動と敵視政策こそが自民党らしさであり、もっとも体現している人が安倍首相
であろう。

(平井康嗣)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】7月8日(1095)号予告


【特集】子どもの貧困

●安倍政権が目を背けつづける貧困問題 井戸まさえ

◆広報にかけた2億円を貧困対策に計上したら? 三宅雪子

●18歳からの居場所つくり NPO法人学生支援ハウス「ようこそ」の試み 宮本有紀

●座談会  自分は関係ないと思っていませんか
「子どもの貧困」は「社会の貧困」ということ 
井戸まさえ×さいきまこ×竹中勝美

●映画『さとにきたらええやん』監督・重江良樹さんに聞く
誰かが誰かの"さと"になれる 

●貧困の計測と削減目標の設定を 湯澤直美



そのほか
●2016参院選
【対談】●脇雅史(参議院議員)×佐高信(評論家)
思考を止めてアメリカの手下になった自民党


【創価学会】●創価学会史上初!学会員らが本部前で「安保法」に抗議

【音楽と政治】●生誕80年/音楽評論家生活55年/作詞家生活50年
湯川れい子さんが参院選を前に思うこと──  藤田正

【原発事故】●環境省が放射線管理を骨抜きにする
〜「自主規制」「二重基準」がうむ福島の無法状態
まさのあつこ

【メディア】●朝日経営陣は権力監視の緊張感を保てるか
〜部数大幅減の危機のなかで株主総会を開催 吉竹幸則

【在日外国人】●インド料理店「シャンティ」で労組結成 〜店舗閉鎖で露呈したブラッ
クな労務管理   朴順梨

【映画】●人工呼吸器ユーザーの日常描く『風は生きよという』
〜地域社会・学校で共に生きる
中村尚樹

【現地ルポ】●ベトナム人の希望に巣食う 「外国人技能実習生ビジネス」


【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●メディア一撃      岩本太郎
●ペンと剣        マイケル・ペン
●昭和の愛国ビジネス 早川タダノリ
●風速計          石坂啓
●本多勝一の俺と写真
●佐藤優の飛耳長目


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★セブン-イレブン 鈴木敏文帝国崩壊の深層

著者:渡辺仁 1400円+税 四六判・並製 192頁
ISBNコード:9784-86572-009-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001986.php

セブン-イレブン追求第三弾、
グループ10兆円企業の内幕を暴く!

産業界を揺るがした鈴木敏文・セブン-イレブン会長の電撃辞任。それをいち早くキャッ
チしていた一人のジャーナリストがいた──。
マスコミ最大のタブーを追及しつづけたジャーナリストは本年2月に急死。彼の遺稿をも
とに、鈴木会長辞任の裏側で何が起きていたのか、セブン最高益のカ

ラクリをあぶり出す。



★テレビ現場からの告発!
安倍政治と言論統制

『週刊金曜日』編 1300円+税 四六判・並製 208頁
ISBNコード:978-4-86572-008-2
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001947.php

一体、いまテレビ局の現場で何が起きているのか──
現在、週刊誌などがさまざまに報じているが、伝聞が多く、事実のあいまいな記事が目立
つ。
本書は現役テレビ局員として活躍している人々が、安倍政権のやり口やテレビ局の自主規
制を
匿名ながらも「ばれたらクビ」の覚悟で告発する。

【主な内容】
○はじめに
○内部告発!
止まらない籾井体制の暴走でNHK崩壊 「NHKを憂う有志の会」
○テレビを抑え込む菅義偉官房長官 座談会 古賀茂明×中野晃一×佐高信
○海外記者は見た!弱腰な日本メディア マイケル・ペン
○現役テレビ局社員匿名座談会 TBS岸井キャスター、テレ朝古舘キャスター降板の舞
台裏
○一線を越えた安倍政権のメディアコントロール 岩崎貞明
○偏らない意見って何? 今、ジャーナリストに求められるもの 対談 池上彰×佐高信
資料1 放送法とは  資料2 自民党からテレビ局への文書  資料3 BPOの意見書
資料4 図解 特定メディアを「攻撃」する団体の相関図
資料5 安倍首相とマスコミ関係者との会食・懇談会等



★「戦後」の墓碑銘

著者: 白井聡 1400円+税、四六並製 296頁
ISBN:978-4-86572-005-1
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001805.php

「戦後」の断末魔=安倍政権を歴史の屑籠に叩き込め!

「永続敗戦レジーム」という構造を歴史的、社会的、精神的に暴露し、生起しつつある新
たな民主主義革命のヴィジョンを示す必読のテキスト。

「追い詰められているのは、われわれの方ではない。奴らの方が追い詰められているので
ある。ゆえに、問題はいまや奴らに勝てるかどうかではない。すでに勝利は確定している
。真の問題は、この勝利からどれだけ多くのものを引き出せるのか、ということにほかな
らない」(政治学者)白井聡



★私の1960年代

著者:  山本義隆 2100円+税、四六並製・368頁
ISBN:  978-4-86572-004-4
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001792.php

元東大全共闘代表が、これまで一切語ることのなかった「安田講堂占拠事件」「ベトナム
反戦運動」そして「原発問題」等々、平和への思いを綴る歴史的書物!

「回顧談のようなものを公にする気にはこれまでなかなかなれなかったのですが、196
0年の安保闘争からの歩みと経験を活字にすることは、今の時代に合って、それなりに意
味があるのではないかと、自分に言い聞かせて承諾しました。」
2015年安保闘争の渦中で──
元東大全共闘代表 山本義隆



┃Kindle版┃卵巣がんになりました

瀬下美和:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001978.php

2012年、ある日突然襲った激しい腹痛。
紆余曲折を経て下された病名は「卵巣がん」と「子宮体がん」の併発。
子宮と卵巣の摘出手術を受け、抗がん剤治療が始まりました。
抗がん剤の副作用に悩まされながらも2013年7月にがん治療は終了。
それから3年ちょっと、今ではフルマラソンを完走するまでに回復しました。
どんな治療を受けたのか、いくらかかったのか、治療中にどんなことを感じたのか、がん
サバイバーだからこそ語れる体験の数々を、赤裸々に明かします。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


┃Kindle版┃もてあそばれる「真実」 佐村河内事件と音楽界

野口剛夫:著 Kindle 購入価格:756円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001985.php

「全聾の現代のベートーヴェン」として人気の絶頂を目掛けて登り続けていた佐村河内守
の作品を、実は約18年にわたって新垣隆が書いていたということが明るみに出た「佐村河
内事件」。この前代未聞の事件が発覚したのは2014年2月のことである。

 だが、報道や出版など各メディアの対応は、掛け声だけの検証や紋切り型の反省、謝罪
になっているのではないか。種類も数もとても豊富に見えるメディアが、実は真相を報道
せず、団結して自らの利益になる情報のみを執拗に繰り返すだけの機関になりつつある恐
れを感じる。何かがおかしくなっている。私たちの中にあるはずの大事なものが崩壊しつ
つあるのではないか。新垣隆ら事件の当事者、また作曲家や評論家など、この事件と関わ
った音楽の専門家の発言を中心に検証を行なった。



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