ハン氏は無駄に死んだのではない～韓国での労組つぶしとの闘いに支援を！

今年3月、韓国の労働運動活動家ハン・ガンホ氏が自殺してから、明日
6月24日でちょうど１００日となることから、レイバースタートとインダストリ
オールが、「ハン氏は無駄に死んだのではない～韓国での労組つぶしとの
闘いに支援を！」と題したキャンペーンを始めました。
レイバースタートからのよびかけメールと署名サイトを翻訳・紹介します。

　　　　　　　　　　　　　　投稿：わだともこ（会員・国際部）
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現代自動車のサプライヤーにて労組オルグとして活動していた
ホン・ガンホ氏（41歳）が自殺してから、金曜日でちょうど１００日と
なります。韓国の全国金属労組の支部で役員をしていたハン氏は、
現代自動車の主要サプライヤーの一つユソン企業での労働組合
活動への報復として、5年にわたり、脅し、抑圧、攻撃に苦しめられて
いました。

現代がハン氏が活動していた工場において、ユソン企業および、
ある労務管理コンサルタント会社と共謀して、労組つぶしを行って
いたことが、新たな証拠から判明しています。

6月22日、レイバースタートは、インダストリオール（IndustriALL）
グローバルユニオンとともに、現代に今すぐ労組つぶしをやめさせる
ための、大オンラインキャンペーンを始めました。

どうか、ほんの少しお時間を割いてこの取り組みを支援してください。

署名サイトへのリンク
https://www.labourstartcampaigns.net/show_campaign.cgi?c=3101
＊サイトの翻訳は、メール翻訳の下にあります。

そして、このメッセージを友人、ご家族、所属労組の同僚の方たちと
共有してください。

どうもありがとう！

エリック・リー

＊以下、署名サイトの翻訳

韓国：ハン氏の死を無駄にするな！

１４０ヶ国、５０００万超の鉱業、エネルギー産業、製造業労働者を代表し、
世界中で、労働条件の改善と労働組合の権利のための闘いに取り組む、
国際連帯の新たな力、インダストリオールとの連携で取り組んでいる
キャンペーンです。

6月24日金曜日は、現代自動車のサプライヤーにて労組オルグとして活動
していたホン・ガンホ氏（41歳）が自殺してから、ちょうど１００日となる日です。

韓国の全国金属労組の支部で役員をしていたハン氏は、現代自動車の主要
サプライヤーの一つユソン企業での労働組合運動への報復として、5年に
わたり、脅し、抑圧、攻撃に苦しめられていました。

現代がハン氏が活動していた工場において、ユソン企業および、
労務管理コンサルタント会社Changjoと共謀して、労組つぶしを行っていた
ことが、新たな証拠から判明しています。これらの企業による広範かつ攻撃的な
労組つぶしは２０１１年に始まり、今日まで続いています。

韓国の労働組合によれば、現代は他のサプライヤーにおいても労組つぶしを
主導しています。

ハン氏に正義がなされるよう #JusticeForHan 要求し、現代自動車に、
サプライヤー企業での労組つぶしを*止めろ*と訴えましょう。

＊署名欄は上から、氏名（必須）、メールアドレス（必須）、所属団体、国。
最後のボックスはメッセージ用で、英語の既存メッセージをそのまま使っても、
自由に書いても、OKです。
既存メッセージの日本語訳は以下のとおり。

現代自動車会長鄭夢九（チョン・モング）さま、

現代に、サプライヤーにおける労組つぶしを支援するのを*止めて*もらうため
このメッセージをお送りします。現代が、ユソン企業および労務管理コンサル
タント会社Changjoと共謀して、労組つぶしを行っていたことが、新たな証拠
から明らかになっています。6月24日金曜日は、全国金属労組ユソン企業支部
において労組オルグとして活動していたホン・ガンホ氏が自殺してから、ちょうど
１００日となる日です。ハン氏は、労働組合活動への報復として、5年に
わたり、脅し、抑圧、攻撃に苦しめられていました。私は、現代が、労組つぶしを
支援したことを謝罪し、労組つぶしを指示した責任者を処罰し、今後は
サプライヤーでの労組つぶしを支援しないことを保証すること、を要求します。