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今週のOverview (1/18〜1/22)*************************

■億万長者のコーク兄弟は、米国の政治に隠然とした影響をおよぼす右翼の元締めで
す。ありあまる資金を政治につぎ込み、極右の台頭を促し、長年にわたり米国の選挙
や政策に多大な影響を与えてきました。彼らの資金の動きを長年追い続けてきた
ジャーナリストのジェーン・メイヤーの新著は、先代フレッド・コークの時代のナチ
スへの協力に遡り、この一族が金の力で自分たちの望む政治目的を実現しようとして
きた歴史を描いており、大変に興味深い内容です。(1/20)■フリント市の水道の鉛
汚染を引き起こした非常事態管理者が、今度はデトロイト市の学校制度を危機に陥れ
ています。資金不足と施設管理の惨状にたまりかね、教師たちが病欠ストが9割近い
学校に広がる非常事態となっています。(1/21) ■オクスファムの調査で、世界で
最も裕福な62人の資産家が、下から36億人分の資産と同じ額を所有していることがわ
かりました。これを可能にしたのは現在の国際金融システム、とくにオフショア金融
とタックスヘイブンだと同団体のレイモンド・オッペンハイザーが語ります。
(1/21)

新着ストリーミング **************************************
2015/11/19 グレン・グリーンウォルド:パリ襲撃を口実に市民監視を正当化する政
府、戦争を煽る「従順」なメディアとムスリムへの卑劣な責任転嫁
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11月13日金曜日に起きたパリの襲撃で、世界が一気にキナ臭くなってきました。フラ
ンスのムスリムたちは1月のシャルリエブド襲撃事件に続いて再びイス ラム憎悪の高
まりに怯えています。各国で移民への反感も露骨になってきました。フランスでは非
常事態が宣言され、デモも禁止されています。欧米諸国はここ ぞとばかりに防衛と
監視の体制を強化し、イスラム国に空爆で報復していますが、そんなことではテロ根
絶どころか民間人の犠牲がテロに拍車をかけるだけで、 喜ぶのは軍需産業だけで
す。グレン・グリーンウォルドは、現在の異様に好戦的な空気は2003年にブッシュ政
権がイラクに侵攻したとき以来のものだと懸念 します。(27分)。
つづきは、こちらから → http://democracynow.jp/video/20151119-2

*グレン・グリーンウォルド(Glenn Greenwald):ピュリツァー賞受賞ジャーナリス
ト。オンライン調査報道サイト『インターセプト』の共同創設者

字幕翻訳:中野真紀子

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今週のトピックス(英語のみ)
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○核合意で致命的な制裁緩和される イランでの勾留経験者が囚人交換を歓迎
http://www.democracynow.org/2016/1/19/former_us_captive_in_iran_hails
米国とイランは、1月第3週に歴史的な核合意が履行されるのと時を同じく、囚人交換
を行いました。米国は経済制裁違反で有罪宣告されていた7人のイラン人を釈放しま
した。イランはこれと引き換えに、ワシントンポスト紙の記者ジェイソン・レザイア
ンを含む4人の米国人を釈放しました。その他の釈放された囚人は、退役海兵隊員ア
ミール・ヘクマティ、キリスト教の司祭サイード・アベディニ、そして今回の交換が
発表されるまで投獄が極秘にされてきたノスラトラ・ホスラビ・ルーザリでした。5
人目の米国人で学生のマシュー・トレビシックは今回の囚人交換とは別に釈放され、
米国に帰国しています。今回の交換はイランの核合意履行と重なりました。米国と他
の世界列強は、イランが核施設解体過程を順守していると国際原子力機関(IAEA)が
保証したことを受け、致命的な経済制裁を部分的に解除しました。テヘランのエビン
刑務所で26ヶ月を過ごし、そのうちの4ヶ月は独房だった、ジャーナリストのシェー
ン・バウアーに話を聞きます。彼は2009年7月、他の2人の米国人サラ・ショウルド、
ジョシュア・ファタルと共にイランとイラクの標識のない国境付近をハイキングして
いたときに拘束されました。バウアーはマザー・ジョーンズ誌の記者で受賞歴もあり
ます。かれは回顧録A Sliver of Light: Three Americans Imprisoned in Iran
(『一筋の光:イランで投獄された3人の米国人』)の共著者です。

○イランの元米国人囚人シェーン・バウアー 新たな制裁呼びかけをめぐりヒラ
リー・クリントンと論戦
http://www.democracynow.org/2016/1/19/shane_bauer_former_us_prisoner_in
CNNのジェイク・タッパーは1月17日、民主党の大統領有力候補ヒラリー・クリントン
に、イランの弾道ミサイルをめぐって彼女が呼びかけている同国への新たな制裁につ
いて質問しました。タッパーは、米国人ジャーナリストで、イランで拘束されていた
ことのあるシェーン・バウアーがクリントンのコメントを批判するツイートを読み上
げました。「私がイランの刑務所にいたとき、ヒラリーの声を聞くといつも、私の心
は沈みました」とバウアーは書きました。「彼女がイランと関わると、緊張を高める
だけです」。クリントンはこれに対し、彼女は「彼が経験したことを十分理解する一
方で、私たちにはイランを追い込むための非常に明白な道があり」、その中には、必
要であれば新たな制裁も含まれていると述べました。バウアーからこれについての反
応を聞きます。

○クリントン対サンダース:進歩主義者たちは誰を選ぶのか? 指名争いが激化する
中、2人の社会主義フェミストの討論を放送
http://www.democracynow.org/2016/1/19/clinton_vs_sanders_who_do_progressives
アイオワ州党員集会を前にした最後の民主党討論会で、ヒラリー・クリントンはバー
モント州選出の上院議員バーニー・サンダースと、これまでで最も熾烈な議論で火花
を散らしました。サンダースは元国務長官のクリントンを金融界との親密な関係で批
判しました。一方、クリントンは、銃規制についてサンダースを非難し、自身をオバ
マ大統領の政治的後継者と自認しています。今回の討論は、サンダースが全米の世論
調査で猛追し、アイオワ州とニューハンプシャー州獲得に可能性が出てきた中で行わ
れた。民主党の指名争いが激化する中、自称、社会主義フェミストの2人による番組
独自の討論会を放送します。ネイション誌の寄稿編集者でサンダースを支持するリ
ザ・フェザーストーンと、社会学教授でノースイースタン大学のジェンダー研究プロ
グラムのディクレターでもあり、クリントンを支持するスザンナ・ウォルターズで
す。

○ヒラリーの2016年の大統領選でビル・クリントンに対するレイプとセクハラ疑惑を
持ち出すのは公平なのか?
http://www.democracynow.org/2016/1/19/is_it_fair_to_raise_rape
少なくとも3人の女性、ポーラ・ジョーンズ、フアニタ・ブロードリック、キャス
リーン・ウィレーがビル・クリントンを性的暴力またはセクハラで訴えています。ク
リントンは3つの申し立てすべてを否定しましたが、ジョーンズとは示談で解決しま
した。ビル・クリントンをレイプで訴えているブロードリックは、ヒラリー・クリン
トンが彼女に黙っていることを勧めたと言います。これらの疑惑を持ち出すことはヒ
ラリーの大統領選指名争いにおいて公平な批判といえるのでしょうか? ネイション
誌の寄稿編集者リザ・フェザーストーンと、社会学教授でノースイースタン大学の
ジェンダー研究プログラムのディクレターであるスザンナ・ウォルターズに話を聞き
ます。

○平和活動家で孫もいる女性 無人機戦争抗議運動の写真撮影で禁錮6ヶ月に
http://www.democracynow.org/2016/1/19/photographing_drone_war_protest_lands_
peace
ニューヨーク州北部の孫もいる平和活動家が、米国の無人機が遠隔操縦されている基
地で行われた抗議行動の写真を撮影したことで6ヶ月の禁錮刑を言い渡され、1月19日
に刑務所に向かいます。メリー・アン・グラディ・フローレスは、2012年にハンコッ
ク・フィールド空軍州兵基地での市民的不服従運動に参加した後、同基地から彼女を
遠ざけることを目的にした保護命令を出されていました。グラディ・フローレスは、
2013年に別の平和行動に行きましたが、参加はせず、その代わり、基地の敷地外と彼
女が信じた車道から平和行動を写真に収めました。彼女は、その後、基地の敷地は車
道まで及んでいると言われました。グラディス・フローレスはその後、保護命令違反
で1年間の禁錮刑を言い渡されました。2016年1月初旬に彼女は、有罪判決は変わらな
いものの、6ヶ月に減刑されると言われ、本日1月19日に刑務所に出頭するよう命じら
れました。再収監を控えたメリー・アン・グラディ・フローレスに話を聞きます。ま
た、無人機反対運動に幅広く取り組む弁護士ジョナサン・ウォレスからも話を聞きま
す。

○コーク兄弟とナチス:新刊書が明かす 億万長者コーク兄弟の父 第三帝国の主要石
油精製所を建設 
http://www.democracynow.org/2016/1/20/the_kochs_the_nazis_book_reveals
『ニューヨーカー』誌の記者ジェーン・メイヤーは新著Dark Money: The Hidden
History of the Billionaires Behind the Rise of the Radical Right (『ダーク
マネー:億万長者たちの秘史 極右台頭の陰に』)で、コーク兄弟とその同志である
右派の億万長者たちが、選挙と国政に重要な影響を及ぼすことを目的に、政治機構に
どのようにして資金提供を行ってきたかを追究しています。同書には数々の意外な新
事実や新たな詳細情報が記され、冒頭では、コーク兄弟の父親で実業家のフレッド・
コークがナチス・ドイツの石油精製所の建設に協力したことを明らかにしています。
この建設計画はアドルフ・ヒトラー自らが承認したもので、精製所はドイツの軍用機
に燃料を補給し、ナチスの戦争遂行に重要な役割を担いました。メイヤーに話を聞き
ます。

○『ダークマネー』: ジェーン・メイヤーが語る コーク兄弟と億万長者仲間たち
はいかにして極右の台頭に資金を提供したか
http://www.democracynow.org/2016/1/20/dark_money_jane_mayer_on_how 160120-2
民主党と共和党は2016年の大統領選で自党の候補者を勝利させるべく約10億ドルを費
やすと予想されていますが、ほぼ同額を支出する3つ目の団体があります。この団体
は政党ではなく、独自の候補者もいません。この右派の政治ネットワークの後援者
は、億万長者のチャールズとデイビッドのコーク兄弟で、この組織の2016年の支出額
は9億ドル近くにのぼると予想されています。コーク兄弟の2016年の構想は過去40年
間に渡って保守系の候補者たちや政策議題に何億ドルも資金を注ぎ込んできた取り組
みの一環です。コーク兄弟とその同志である億万長者たちによる資金提供の歴史は
『ニューヨーク』誌の記者ジェーン・メイヤーの新著Dark Money: The Hidden
History of the Billionaires Behind the Rise of the Radical Right(『ダークマ
ネー:億万長者たちの秘史 極右台頭の陰に』)に記されています。メイヤーは、
コーク兄弟と億万長者たちがいかにして自らの企業帝国を活用し、右派の政治課題に
合う政治体制を形成しようとしてきたか、その歴史をたどります。

○コーク兄弟の企業帝国暴露後 ジェーン・メイヤー記者の失墜を図った同兄弟の画
策(そして失敗)
http://www.democracynow.org/2016/1/20/how_the_kochs_tried_and_failed
2010年にジェーン・メイヤーは『ニューヨーク』誌 に、億万長者のコーク兄弟に関
する長編の評伝を載せ、右派の政策議題に1億ドルを超える資金を注ぎ込み、オバマ
大統領の政策課題の弱体化を図る企てを追究しました。それから6年後、メイヤーは
コーク兄弟が、同記事の信憑性を傷つけようと民間会社を雇って応戦したことを明か
にしました。コーク兄弟とその同志である右派および極右の超富豪たちに関する新著
Dark Money: The Hidden History of the Billionaires Behind the Rise of the
Radical Right(『ダークマネー:億万長者たちの秘史 極右台頭の陰に』)の中で、
メイヤーはこの事件の詳細を記しています。

○パキスタンで タリバンによる新たな学校襲撃 内紛とアフガニスタン戦争への最
新の「ツケ」
http://www.democracynow.org/2016/1/21/pakistan_mourns_new_taliban_school_mas
sacre
パキスタンで再び、武装勢力による学校襲撃で大量の犠牲者が出る痛ましい事件が起
きました。1月20日、武装した複数の男が朝靄に紛れて北西地方のバチャ・ハーン大
学を襲撃し、少なくとも20人を殺害し、10数人の負傷者を出しました。実行犯4人は
大学裏の壁を乗り越えてキャンパスに乱入し、講義室や廊下にいた学生と教師に発砲
しました。パキスタンでは、大量の犠牲者を出した2014年12月のタリバンによるベ
シャワルでの学校襲撃事件の追悼1周年を、数週間前に迎えたばかりでした。2014年
の事件はパキスタン史上最多数の死者を出した武装攻撃で、150人以上が殺害され、
その大半が軍関係者の子弟でした。ペシャワルの襲撃事件を起こしたタリバン系グ
ループが20日の事件についても犯行声明を出し、襲撃は軍が同グループ関係者への取
締りを強化したことへの報復だとしています。2人のゲストをお迎えしました。パキ
スタンの政治活動家で弁護士のジブラン・ナシールと、政治評論家で歴史家、活動
家、映画製作者、小説家、パキスタン政治および歴史について複数の著書もあるタリ
ク・アリです。

○英国議会 反ムスリム発言をめぐり「愚か」な「道化師」ドナルド・トランプの 
入国拒否を検討 
http://www.democracynow.org/2016/1/21/british_lawmakers_debate_banning_fool_
buffoon
英国議会は1月18日、米大統領選に出馬中の共和党最有力候補ドナルド・トランプの
英国入国拒否の可能性について3時間にわたり討議しました。トランプ候補のムスリ
ム米国入国拒否発言後、英国では、現議会に対して提出された署名としては最多数と
なる57万人がトランプ入国拒否を求める署名運動に参加しました。英国議会はトラン
プ候補を「道化師」そして「危険な愚か者」と非難したものの、実際には入国拒否す
る権限は持ちません。政治評論家で歴史家のタリク・アリに話を聞きます。

○デトロイトの小学生:「ネズミに噛まれるのを心配せずに 学校に行けるようにし
てほしい」
http://www.democracynow.org/2016/1/21/detroit_student_i_want_to_be
フリント市の鉛中毒問題で非常事態が宣言されたミシガン州は、基本的なサービスを
巡りもうひとつの危機に直面しています。今度はデトロイトで、知事が任命した非常
事態管理者(emergency manager)の管理下での惨状で、教師たちが自ら非常事態を
宣言。1月20日にはデトロイトの約100校中88校で、多数の教師が、資金不足、黒カ
ビ、ネズミの蔓延、倒壊しそうな校舎、そして不適切な教職員配属に抗議して再度の
「病欠スト(sickouts)」を行い、休校になりました。ジャーナリスト、ケイト・
リービの報告です。

○ 非常事態管理下の惨状に教師が「病欠スト」で対抗 揺れるデトロイト
http://www.democracynow.org/2016/1/21/detroit_rocked_by_teachers_sickout_pro
testing
1月20日、デトロイトの約100校中88校で、多数の教師が再度、資金不足、黒カビ、ネ
ズミの蔓延、倒壊しそうな校舎、そして不適切な教職員配属に抗議して「病欠スト」
を行い休校になりました。デトロイトの公立校は、知事に任命された非常事態管理者
ダーネル・アーリーの管理下に置かれていますが、アーリーはフリントで水道の水質
汚染を引き起こした人物です。教師の病欠ストおよびデトロイトの学校の状態につい
て、2人のゲストに話を聞きます。引退したデトロイトの元公立校教師で、現役の労
働組合員のビクター・ギブソンと、教育問題活動家で元定置機関運転技師組合教育責
任者としてデトロイト公立校に務める技術者を養成してきたラス・ベラントです。

○ 1パーセントの経済:世界の最裕福富豪62人の資産 最貧困層36億人分の資産に相
当
http://www.democracynow.org/2016/1/21/the_1_economy_the_worlds_richest
オックスファムによる世界の不平等に関する最新調査で、世界で最も裕福な富豪62人
が、世界の資産の半分近くを所有していることが分かりました。下から半分にあたる
36億人分の資産は2010年以来、1兆ドル減少していますが、同時期に世界最高の富豪
62人の総資産は5000億ドル以上増加しました。オックスファムはこの原因を国際金融
制度に帰し、この制度により「富と権力を持つものがその地位を利用して更に富を集
中させる旧来の能力が加速されたため」と指摘しています。報告書は要因として規制
緩和、民営化、数兆ドル規模で税金逃れが可能なオフショア租税回避地を挙げてま
す。オクスファムの報告書は、スイスのダボスに世界のエリートが集まる世界経済
フォーラム年次総会と時を一にして発表されました。オックスファム・アメリカの代
表レイモンド・オフェンハイザーに話を聞きます。

第二部
http://www.democracynow.org/2016/1/21/part_2_oxfam_says_privatization_tax


○ ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ オバマ大統領最後の年に「グアン
タナモ閉鎖へのカウントダウン」運動を開始
http://www.democracynow.org/2016/1/22/pink_floyds_roger_waters_launches_camp
aign
オバマ大統領がグアンタナモ収容所を1年以内に閉鎖することを求めた大統領命令に
署名してから今日で7年が経ちます。しかしグアンタナモ収容所はいまだに使用され
ており、オバマ大統領がこの公約を実現させる残り時間は1年となりました。世界的
に有名な音楽家ロジャー・ウォーターズをスタジオに迎え、「グアンタナモ収容所閉
鎖へのカウントダウン」運動の立ち上げに関わった経緯を聞きます。この運動は、オ
バマ大統領の任期が終了する2017年までにグアンタナモ収容所を閉鎖することを要求
するもので、自身の写真を撮って、署名とともにサイトに掲載するよう人々に呼びか
けています。ウォーターズは、伝説のロックバンド、ピンク・フロイドの創設メン
バーで、ベース、ボーカル、作詞を担当していました。アルバム『ザ・ウォール』は
有名です。ウォーターズは2010年から2013年の3年間、素晴らしいコンサートツアー
「ザ・ウォール」で世界中をまわりました。もうひとりのゲストは、イギリス人活動
家で「グアンタナモ収容閉鎖へのカウントダウン」運動の共同創設者で調査報道記者
のアンディ・ワージントンです。

○独占:ユタ州移民勾留所で壊疽を発症し 国外退去に直面するグアテマラ人の父
http://www.democracynow.org/2016/1/22/exclusive_sickened_by_gangrene_in_utah
デモクラシー・ナウの独占報道で、以前移民勾留所で病気になり、その後ふたたび異
論の多い一斉摘発によって勾留された滞在資格の無いグアテマラ国籍者について見て
いきます。アンへル・ロサは、ユタ州の移民施設で勾留されていた際に陰嚢の壊疽に
感染し、現在は回復しつつあります。ロサの家族は、国外退去になればほぼ確実に死
亡するとして、人道的見地からの釈放を申請してます。3人のゲストに話を聞きま
す。ロレーナ・ロサは、アンへルの回復に向けて中心的な役割を担っている18歳の高
校生の娘です。マーク・リードは、コネティカット州ハートフォードのトーマス・
ローム法律事務所で上級弁護士助手を務めており、ロサの家族による難民申請を支援
し、今のところ国外退去を食い止めています。ルネ・フェルツはデモクラシー・ナウ
の元プロデューサーで現在は刑事司法専門の通信員です。10年以上にわたり移民勾留
施設を取材しています。

○民衆詩人マーティン・エスパーダ 新作『挫折者たちに万歳』で過去と現在の闘争
をふり返る
http://www.democracynow.org/2016/1/22/revered_poet_martin_espada_reflects_on
「民衆詩人」の誉れ高い大学教授のマーティン・エスパーダは、しばしばチリの詩人
パブロ・ネルーダと並び称され、彼の世代を代表する「ラティーノ詩人」として広く
知られています。最新の詩集Vivas to Those Who Have Failed(『挫折者たちに万
歳』)は、ウォルト・ホイットマンの詩の一節を表題にしています。この詩集は、
1913年のパターソン絹工場ストライキへの賛辞から始まっています。このストライキ
は、ニュージャージー州の移民労働者を中心に労働環境の改善と一日8時間労働を要
求したものです。続いて、今日に至るまでの闘争や不正について語り、武器を所持し
ていないアフリカ系アメリカ人の警官による殺害や、米国内で起きた一連の銃乱射事
件などにも言及しています。また、エスパーダの父親で著名なフォトジャーナリスト
であり、教師であり活動家だった故フランク・エスパーダへの追悼もあります。エス
パーダ教授を迎え、詩を朗読してもらいます。



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