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ブラック企業に民主主義を!〜6.16札幌恵友会でストライキ

     札幌地域労組・鈴木一

 社会福祉法人札幌恵友会の民主化闘争は、理事長と専務理事を退陣へ追い込んだものの、その後、さらに怪しい連中が理事に入りました。これを操るのは1千万円の架空請求による保険医停止処分をくらった藤井伸一Drです。まるで、法人の健全化を目指した道庁による改善命令を、あざ笑うかのようです。しかしこういう連中は闘争を大いに盛り上げてくれるに違いない。第2ラウンド開始のゴングが鳴ったのです!

 6月16日、社会福祉法人札幌恵友会においてストライキ支援集会を開催しました。系統の違う労働組合も多数駆けつけてくれました。強風の中で旗が良くなびきました。全国に前例がない4回目の改善命令を受けたばかりの理事会は、改善命令を履行できないままですが、組合のストに「強く抗議する」だって。組合が争議行為として設置した懸垂幕や10本ののぼり旗は、夜になって全て撤去されてしまいました。組合が前理事長と専務理事を追い出したあと、新たに投入された理事らは、なかなか強気のご様子。益々ブラック企業化する札幌恵友会ですが、この悪徳経営者をいかにして追い出すか見ていてください。団結の“剣”を使って、ブラック企業に民主主義を持ち込みます。

 不祥事がずっと続いてきた社会福祉法人が3月に出された道の改善命令によって健全化できるのか、今後も悪徳経営者に牛耳られていくのか、いま、札幌恵友会は岐路に立っています。介護施設の職員自らが民主主義を職場に確立しようとする闘いを、ぜひ支援してください!


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