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「非正規」解雇争議の解決を求めて〜日本郵政本社前座り込み決行!

 2月15日11時、霞ヶ関の日本郵政本社前に、続々と人が集まり始めた。現在、東京高裁で控訴審を闘う「郵政65歳解雇無効裁判」の控訴人・「支える会」会員・支援者たちだ。 

 2011年9月、全国で1万3千人の郵政非正規社員が一斉に解雇され、その中の9名が解雇無効を主張して、東京地裁に郵便事業会社(現日本郵便)を提訴した。昨2015年7月に、原告側全面敗訴判決が言い渡され、現在、闘いの場は東京高裁に移っている。

 この判決は、就業規則に後付けで盛り込まれた、所謂「定年制」等を根拠として解雇は正当としたが、入社時の約束を反故にし、控訴人らに知られないようにして導入された就業規則が正当とされるのであれば、企業はどのように労働者に不利な労働条件でも、労働者に押し付けることが可能となる。 

 正社員の3分の1と言われる低賃金・低待遇で、退職金もない非正規労働者に「定年制」が適用されれば、非正規労働者は定年後、生きていくことが困難となる。その意味で、郵政非正規労働者のみならず、この裁判が労働者全体に与える影響は大きい。

 雨と風が強まる中、郵政本社前は、約30名の参加者の途切れることのない熱い発言とシュプレヒコールに包まれた。日本郵政は、郵政ユニオンとの間で、20余りの争議を闘っている。座り込みでは「全争議の解決」も叫ばれた。

 この座り込み行動は、19日まで続く。以下は、16日以降の座り込み予定。短時間でもよいので、ぜひ日本郵政本社前行動への参加、発言をお願いしたい。(報告:丹羽良子 写真:内田正ほか)

【郵政65歳裁判の解決を求める、日本郵政本社前座り込み行動】
2月16日(火)11時〜13時
2月17日(水)8時半〜10時半
2月18日(木)11時〜13時
2月19日(金)8時45分〜10時45分(19日は、8時45分から9時20分まで、東京総行動突入集会を兼ねる)
※主催:「65歳裁判原告団」「65歳裁判支える会」
※日本郵政本社:千代田区霞ヶ関1−3−2 (東京メトロ「霞ヶ 関」駅A12番出口 同「虎ノ門」駅7番出口)


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