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☆ひさびさに、公開イベントをやります。 10月17日(土) ぜひ、お越しください

http://democracynow.jp/editorblog/15-09-27-9473

八木啓代さんを迎えてキューバの歴史・社会背景を探る

「ハバナレポート:先駆的な有機農法を可能にさせたものは?」

☆有機農業技術に関する専門的な話ではありません

● 日時 2015年10月17日

(14:45開場 15:00開始 16:30 終了17:00撤収) 

● 場所:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

     東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F)

● 資料代:500円+カンパ

お申し込みは、こちらから → http://democracynow.jp/contact

☆今週のOverview (9/28〜10/02)

モディ首相のシリコンバレー訪問し対し、ハイテク企業の人権や市民的自由の軽視の
証拠だと米国で抗議が起きました。モディ首相の政治スタイルと、宗教対立やカース
ト制による差別が温存されるインドの現状を掘り下げます。このモディ政権に日本は
原発を売ろうとしています(9/29)。9月30日パレスチナの旗が国連に掲げられ、ま
たひとつパレスチナ独立国家の「象徴」が増えました。アッバース大統領はもはやオ
スロ合意に縛られないと宣言しましたが、とうの昔に終わっている合意です。実のあ
る前進ではないのに、イスラエルがろくでもないことをしないか心配(10/1)。ナオ
ミ・クライン&アビ・ルイスのカップルが4年かけて制作した気候変動問題に関する
映画『これがすべてを変える』が公開されました。くわしい内容は来週に持ち越しで
すが、必見ですね(10/2)。

新着ストリーミング ********************************************

2015/9/14 「英国の政治反乱」 タリク・アリ 労働党の新党首ジェレミー・コー
ビンの当選について

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英国の野党、労働党の党首選で、反戦、反緊縮、移民保護を掲げる社会主義者のジェ
レミー・コービン議員が6割近い票を獲得して圧勝し、内外に衝撃が走りま した。英
国のマスコミはパニックに陥り、これで政権獲得の芽はなくなった、「労働党の自殺
行為」だ、などと一斉に酷評しました。一方、コービン議員とは 40年来のつきあい
だという政治評論家タリク・アリは、コービン党首の誕生で「労働党が変わり、英国
の政治も変わる」と大喜びです。日本でも反原発、反安 保の抗議運動が政治運動に
変わろうとしている今、タリク・アリの分析は必見です。(24分)

つづきは、こちらから→ http://democracynow.jp/video/20150914-1

*タリク・アリ(Tariq Ali) パキスタン出身の英国の政治評論家、歴史研究家、活
動家、映画作家、小説家。『ニューレフトレビュー』の編集者。新著はThe Extreme
Centre: A Warning(『中道急進派にご注意』)。

字幕翻訳:中野真紀子

新着ストリーミング ********************************************

2015/9/14 オーストラリアの保守派首相トニー・アボットが与党に引きずり降ろさ
れる 

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先のセグメントの続きで、臨時ニュースとして飛び込んできたオーストラリアの首相
交代について、タリク・アリが明快に説明しています。ちょっと前の日本と 同じよ
うに、めまぐるしく首相が交代するオーストラリアの政治。2年前に就任したト
ニー・アボット首相は日本の安倍晋三首相と大の仲良しで、経済連携協定 (EPA)を
結んで自由主義政策を一緒に推進し、軍事的にも中国を脅威とみなして日本との同盟
強化を進めています。そのアボット首相が、与党自由党の党首 選でマルコム・ター
ンブル通信相に敗れ、首相の座を明け渡すことになりました。突然の首相交代劇の背
景には、アボット首相のすさまじい不人気があったよう です。それに比べターンブ
ル新首相は人気も人望もありますが、軍事政策でどれほどの違いがあるかは疑問のよ
うです。

つづきは、こちらから→ http://democracynow.jp/video/20150914-3

*タリク・アリ(Tariq Ali) パキスタン出身の英国の政治評論家、歴史研究家、活
動家、映画作家、小説家。『ニューレフトレビュー』の編集者。新著はThe Extreme
Centre: A Warning(『中道急進派にご注意』)。

字幕翻訳:中野真紀子

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   今週の お勧めトピックス(英語のみ) 

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○報道は犯罪ではない:釈放されたアルジャジーラ記者 エジプトに恩赦を要求

http://www.democracynow.org/2015/9/28/journalism_is_not_a_crime_freed

エジプトのアブドルファッターフ・エル=シーシ大統領は9月23日、収監中のアル
ジャジーラ記者2人モハメド・ファフミおよびバヘル・モハメドを含む100人に恩赦を
与えました。2人は当初、オーストラリア人記者のピーター・グレステと共に、民主
的に選出されたムハンマド・ムルシ大統領が2013年に解任された後のアルジャジーラ
への取り締まりの一環で逮捕され、1年以上収監されました。アムネスティ・イン
ターナショナルは「今回の恩赦に大変安堵しているものの、恩赦対象の中にはそもそ
も拘束されたこと自体が理不尽だった人々が含まれています」と声明をだしていま
す。ファフミ、モハメド、グレステ各記者は当初、エジプト政府が「テロリスト組
織」と見なす「ムスリム同胞団」を支持する「虚偽の報道」を行ったなどのテロリズ
ム罪で7〜10年の禁固刑を言い渡されました。ファフミとモハメド両記者は恩赦を与
えられましたが、ピーター・グレステ記者への恩赦は出されていません。グレステ
は、現在、ニューヨークを訪れ、国連総会に出席するシーシ大統領に恩赦を求める働
きかけを行おうとしています。グレステに同僚2人の恩赦について、そしていまも続
く自らの恩赦を求める活動について話を聞きます。

○400日間の拘束:ピーター・グレステ記者 困難だったエジプトでの投獄体験を語
る

http://www.democracynow.org/2015/9/28/400_days_locked_up_journalist_peter

アルジャジーラのピーター・グレステ記者が、虚偽の報道を行ったとしてエジプトで
刑務所に収監された経験を語ります。「場所がどこであれ投獄はつらい経験です。エ
ジプトの刑務所は生半可な場所ではありません。刑務所に移送される前、私は警察の
留置所2ヶ所に入れられました。警察の留置所は、私の人生の中でも最も辛い経験の
ひとつだったといえます。留置所は一部屋が2.4平方メートルほどの箱で、一方の隅
にトイレ、もう一方の隅にシンクがあり、隅に扉とごく小さな換気扇がついていまし
た。その箱の中に16人が詰め込まれていました。超満員状態でした。信じられないほ
どのぎゅうぎゅう詰めです2そこに来て約6か月もたつのに、まったく外に出してもら
えない人が2人いました。驚きショックを受けました。」

○ピーター・グレステ記者 オーストラリアはオフショア設置の亡命希望者勾留施設
を巡る秘密主義をやめるべき

http://www.democracynow.org/2015/9/28/journalist_peter_greste_calls_on_austr
alia

アルジャジーラのピーター・グレステ記者はエジプト政府により自身が勾留される
前、世界各地の難民危機を取材していました。グレステは、自国オーストラリア政府
が、難民を収容している勾留施設への記者の立ち入りを拒否していることを批判して
います。「政府は(亡命希望者を)メディアの目の届かない、遠い島に閉じ込め、メ
ディアの接近を拒否しています。国家安全保障のための取材拒否でないことに、私は
強い反発を感じています。こうした勾留施設へのジャーナリストの立ち入り拒否を正
当化することはできません。民主主義国家では政府は国民を代表し、有権者、納税者
である国民のために仕事しているはずです。国家安全保障に関わる、非常に明確で、
非常に具体的な理由に基づいて立ち入りを拒否するするのでない限り、亡命希望する
人たちに会わせない理由はありません。我々には、国が我々の名の下に何を行ってい
るのか、知る権利があります」

○オバマとプーチン 国連で舌戦:シリアの政権交代は戦争で引き裂かれた国をさら
に不安定にするのか?

http://www.democracynow.org/2015/9/29/obama_putin_spar_at_un_will

オバマ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領は9月28日、ニューヨークで2
年ぶりの首脳会談を開き、シリアとウクライナ情勢について話しました。オバマと
プーチンは90分の会談の中で、戦闘で20万人以上が死亡し、数百万人が難民化してい
るシリアでの衝突を避けるために、両国の軍部が話し合いを持つことで合意しまし
た。両国の大統領は9月28日に国連で演説し、プーチンはシリアのバッシャール・ア
ル=アサド大統領への支援を主張する一方、オバマはシリアの危機を解決するために
ロシアと協力する意向を示しました。しかし、複数の報道によると、米国は2012年、
アサド政権と反対派の平和交渉開始後のある時点で、アサドを退任させるというロシ
アの申し出を無視しました。また、元フィンランド大統領でノーベル平和賞受賞のマ
ルッティ・アハティサーリは、米国と英国とフランスがシリアの独裁者はもうすぐ失
脚すると信じていたために欧米の列強は、2012年のこの提案を利用する機会を失った
と述べています。それ以来、さらに何万人もが死亡し、ISIL(イラクとレバントのイ
スラム国)の武装集団がシリアの広範囲を掌握しました。シリア危機と、オバマと
プーチンの会談について、トリニティ・カレッジの国際学部教授で、インドの雑誌フ
ロントライン(Frontline)のコラムニストであるヴィジャイ・プラシャドに話を聞
きます。彼はArab Spring, Libyan Winter(『アラブの春、リビアの冬』)を含む、
何冊かの本の著者でもあります。

○米国で数千人がインドのナレンドラ・モディ首相に抗議 人権保護の実績めぐり

http://www.democracynow.org/2015/9/29/thousands_protest_indian_pm_narendra_m
odi

インドのナレンドラ・モディ首相は9月28日国連総会で演説し、米国とインドの通商
関係強化に重点的に取り組んだ7日間の米国滞在を終えました。100人を越える米国の
学術関係者たちは、モディのシリコンバレー訪問に抗議する手紙を書き、大手技術企
業に「人権と市民の自由、そして教育文化機関の自治への軽視が実証された」インド
政府とビジネスをすることの危険性を警告しました。モディは首相に選出される前、
長年にわたって米国に入国禁止になっていました。モディが州首相を務めたグジャ
ラート州で起きた2002年の反イスラム教暴動で1000人以上が死亡した事件との関わり
を問われたからです。彼は当時の行動を謝罪したことも説明したこともありません。
今回の抗議の手紙に署名した、トリニティ・カレッジ教授のヴィジャイ・プラシャド
と、2006年にライト・ライブリフッド賞を受賞したインド出身のダリット(不可触
民)の活動家ルース・マノラマから話を聞きます。

○インドのダリット女性の声:ルース・マノラマがカースト制に基づいた差別を批判

http://www.democracynow.org/2015/9/29/a_voice_for_dalit_women_in

インドには、以前は「アンタッチャブルズ」(untouchables)と呼ばれていたダリッ
ト(不可触民)が2億人います。インドの国家犯罪記録管理局によると、毎日4人のダ
リットの女性がレイプされ、 2人のダリットが殺され、2軒のダリットの家が放火さ
れています。現在インドでは、カースト制に基づいた性暴力を終わらせようとする新
しい全国運動「ダリット女性の自尊運動」(Dalit Women’s Self-Respect
Movement)が進行中です。この運動は、近日公開予定のドキュメンタリー
#Dalitwomenfight(『#ダリット女性の闘い』)の主題です。2006年に「ダリット女
性の平等獲得への献身と、実効性の高い女性組織を作り上げ国内外で彼女たちの権利
のために働いた数十年の功績」によってライト・ライブリフッド賞を受賞した有名な
ダリットの活動家ルース・マノラマから話を聞きます。

○「陪審員は聞かされず」 新たな証言にも関わらず オクラホマ州のリチャード・
グロシップの死刑執行目前

http://www.democracynow.org/2015/9/30/the_jury_never_heard_it_richard

死刑囚リチャード・グロシップの死刑が本日(30日)の午後に執行される予定で
す。オクラホマ州控訴裁判所は最近、この事件に関する新たな審理の要求を拒否しま
した。1997年、グロシップがオクラホマ・シティのモーテル「ベスト・バジェット」
の支配人として勤務していた時、上司のバリー・バン・トーリスが殺害されました。
保守管理人のジャスティン・スニードはバン・トーリスを野球のバッドで殴って死に
至らしめたと供述しましたが、グロシップが金銭と仕事を餌に殺人を依頼したと主張
しました。判決はスニードの供述のみに基づいており、グロシップが事件に関与した
物的証拠は一切ありません。この数カ月間に、スニードと共に服役していた2人の男
が名乗り出て、スニードは死刑判決を逃れるためにグロシップに濡れ衣を着せたと証
言しました。9月28日、裁判所はこの証言に対し、「以前に申し立てのあった証拠
を上み重ねしただけ」と判断し、執行停止を拒否しました。グロシップの助命を求め
る嘆願書への署名数は24万を超えています。2人のゲストに電話インタビューで話
を聞きます。死刑囚リチャード・グロシップの代理人を無報酬で引き受けている弁護
士のひとりドン・ナイトと、世界的に著名な死刑廃止活動家のシスター・ヘレン・プ
レジャンです。プレジャンはカトリック修道女として、30年以上前から受刑者を訪
問しています。ベスト・セラーのDead Man Walking: An Eyewitness Account of the
Death Penalty(『デッドマン・ウォーキング』)の著者でもあります。

○ロバート・ライシュ: ドナルド・トランプとジェブ・ブッシュは1%の富裕層の
ための減税を計画

http://www.democracynow.org/2015/9/30/robert_reich_donald_trump_jeb_bush

共和党の大統領選候補者たちは選挙遊説の中で、全国的な経済的不均等の拡大にも関
わらず、富裕層のための大幅減税を提案しています。9月28日、ドナルド・トラン
プは所得税率を1931年以来最も低い水準へと引き下げ、法人税を軽減し、相続税
を廃止する改革案を発表しました。一方、元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュは経
済政策の一環として、法人と個人を対象にした大幅減税を提案しました。この提案が
実現すれば、ブッシュ自身も何百万ドルもの税金を節約できます。クリントン政権下
で労働長官を務め、現在はカリフォルニア大学バークレー校の教授ロバート・ライ
シュに話を聞きます。近著にSaving Capitalism: For the Many, Not the Few(『資
本主義を守る:少数ではなく多数のために』)があります。

○バーニー・サンダースは真実を語る: クリントン政権の労働長官ロバート・ライ
シュが見るサンダース候補の躍進

http://www.democracynow.org/2015/9/30/bernie_sanders_tells_the_truth_former

クリントン政権で労働長官を務めたロバート・ライシュが民主党の大統領選最有力候
補バーニー・サンダースとヒラリー・クリントン双方の経済計画、そして自身の新著
Saving Capitalism: For the Many, Not the Few(『資本主義を守る:少数ではなく
多数のために』)について語ります。本著は、米国内に蔓延する所得の不均等と貧富
の格差がこの80年で最大になった要因を検証しています。

○ラシード・ハーリーディ シリア問題を語る: 2003年の米イラク侵攻がこの混乱の
始まり

http://www.democracynow.org/2015/10/1/rashid_khalidi_on_syria_the_beginning

ロシアがシリアへの空爆を開始してから2日目となりました。これはシリア内線への
新たな外国政府による軍事介入です。シリアでは既に24万人以上が犠牲になり、数百
万人が難民となっています。この動きに米政府関係者は憂慮を示し、ロシアの攻撃は
過激派組織「イスラム国」ではなく、シリアのバシャール・アル=アサド大統領への
対抗勢力を標的にしていると述べています。ロシアの標的は、少なくとも最近CIA
による訓練を受けた反政府勢力組織の一つを含むということです。米国とロシアは以
前からシリアへの戦略について見解を異にし、米国がアサド大統領に政権交代を求め
る一方、ロシアは大統領を支持しています。10月1日ロシア政府は、シリア軍と連携
して「イスラム国」およびその他の過激派組織を攻撃していると発表しました。ロシ
アは2015年にシリア空爆に参加した少なくとも10番目の国となりました。他には米
国、イギリス、カナダ、フランス、オーストラリア、トルコ、イスラエル、アラブ首
長国連邦、ヨルダンが参加しています。コロンビア大学のラシード・ハーリーディ教
授に話を聞きます。

○国連本部でパレスチナ旗を掲揚 イスラエルが「繰返し違反する」合意に拘束され
るいわれはないとアッバス議長

http://www.democracynow.org/2015/10/1/as_palestinian_flag_is_raised_at

9月30日、ニューヨークの国連本部でパレスチナ旗が初めて掲揚され、パレスチナに
とって歴史的な日となりました。パレスチナとバチカン旗の掲揚は、9月はじめの国
連総会で決議されました。米国、イスラエルと他6カ国はこの提案に反対、45か国が
棄権しました。30日、パレスチナのマフムード・アッバス議長は国連総会での演説
で、パレスチナはもはや「オスロ合意」とよばれるイスラエルとの和平合意に拘束さ
れないとの見解を示しました。コロンビア大学のラシード・ハーリーディ教授に話を
聞きます。ハーリーディは、 Brokers of Deceit: How the U.S. Has Undermined
Peace in the Middle East(『虚偽のブローカー:中東和平を妨げる米国』)を含む
多数の本の著者でもあります。

○プランド・ペアレントフッド公聴会: 共和党議員による質問は「明らかに性差別
的」とローレンス下院議員

http://www.democracynow.org/2015/10/1/the_questioning_was_clearly_sexist_rep

何週間にもおよぶ内部争いの末、米議会は午前零時の期限の数時間前に政府機能の停
止を回避しました。下院では大多数の共和党議員が、「プランド・ペアレントフッ
ド」(Planned Parenthood)への資金援助撤回の要求を満たさない法案に反対票を投
じました。「プランド・ペアレントフッド」への公的資金援助を撤回しようとする動
きは、中絶反対派組織が大幅に編集したビデオを公開したことから起こったもので、
このビデオの中では同団体の職員が中絶された胎児の細胞を研究に利用していると暴
露しています。9月30日の投票前日には、下院で「プランド・ペアレントフッド」の
セシル・リチャーズ会長の公聴会が行われ、彼女と共和党議員との白熱した議論が展
開されました。公聴会のクリップを放送するとともに、リチャーズ会長への質問は
「明らかにセクシスト(性差別的)だった」と語る、ミシガン州選出の民主党の下院
議員ブレンダ・ローレンスに話を聞きます。

○「デッドマン・ウォーキング」: リチャード・グロシップと死刑制度の対決

http://www.democracynow.org/2015/10/1/dead_man_walking_richard_glossip_vs

最後はオクラホマ州からの話題です。9月30日に予定されていたリチャード・グロ
シップ死刑囚の刑執行の直前に、オクラホマ州メアリー・フォーリン知事は、刑手続
きおよび注射される化学薬品の問題を理由に執行延期を命令しました。グロシップの
死刑は国際的な注目を集めています。9月30日、フランシスコ教皇はフォーリン知事
に対し、グロシップの有罪判決には疑問が残るという理由で死刑から減刑するよう強
く求めました。死刑制度反対運動で世界的に有名なシスター、ヘレン・プレジャンに
話を聞きます。プレジャンはベストセラーとなった『デッドマン・ウォーキング』の
著者です。

○オバマ大統領 「銃乱射事件が日常化してしまった」:2015年に米国内で起きた294
件目の銃乱射事件で10人死亡

http://www.democracynow.org/2015/10/2/this_has_become_routine_obama_speaks

1日朝、オレゴン州のコミュニティカレッジで銃器で武装した男が9人を射殺後、射殺
された事件を受け、同州で昨夜、追悼集会が行われました。この銃乱射事件の実行者
は、26歳のクリス・ハーパー・マーサーだと身元が判明したとメディアは報じていま
す。CNNによると、容疑者は、拳銃3丁、ライフル1丁で武装し、防弾着を着用してい
ました。ある調査では、この事件は今年米国内で起きた294件目の銃乱射事件であ
り、学校もしくは大学構内で発生したの銃撃事件としては45件目にあたります。「銃
乱射事件が日常化している。事件報道もいつものこと。この演壇での私の反応も、い
つものこと。事件後にかわされる会話もいつも同じ。我々はマヒしてしまっている」
とオバマ大統領は述べました。

○オレゴン州銃乱射事件 銃規制法を蔑ろにすると明言していた郡保安官

http://www.democracynow.org/2015/10/2/after_latest_mass_shooting_a_look

オバマ大統領は新たな銃規制改正法案を呼びかける中、1日オレゴン州のアンプク
ワ・コミュニティ・カレッジで起きた学校での銃乱射事件の捜査を担当しているダグ
ラス郡保安官ジョン・ハンリンの言動が新たな注目を浴びています。2013年、ハンリ
ンはジョ―・バイデン副大統領に宛てて憲法修正第二条を改定しないよう請願する書
簡を書き「銃規制は、学校での銃乱射事件のような凶悪犯罪抑制への答えではありま
せん。アメリカ合衆国憲法や憲法修正第二条で認められている権利に反対する、ある
いはそれを軽視する現政権の行動は無責任であり、アメリカ国民への明らかな侮辱で
す」と記しました。さらに、「私は、自身の任官時の憲法への忠誠の誓いを破りませ
ん。従って、本書簡の第二の目的は、私の市民としての憲法上の権利を侵害する米国
議会もしくは大統領命令による連邦規制を私もしくは私の部下である副保安官が執行
することはないと通知することにあります。また、私はダグラス郡内で連邦職員が憲
法に違反する規制や命令を実施することを一切許可しません」と言明しています。銃
規制のためのオレゴン州同盟(Oregon Alliance for Gun Safety)のジェニファー・
リンチに話を聞きます。

○『これがすべてを変える』:ナオミ・クライン&アビ・ルイスの映画 気候変動が
もたらす壮大な課題を再考

http://www.democracynow.org/2015/10/2/this_changes_everything_naomi_klein_av
i

米国史上最大級の被害をもたらした ハリケーン・サンディから3年。研究者たちによ
ると気候変動の影響により異常気象事象は今後、頻度が増すといわれています。その
ような事態への準備は整っているのでしょうか。2015年は観測史上最も暑い年と記録
され、また、観測が開始された1880年以来、最も暑かった10ヵ月のうち9ヵ月は2005
年以降に起きています。本日は気候変動の壮大な課題を改めて再考する新作映画This
Changes Everything(『これがすべてを変える』)に携わった2人に話を聞きます。
このドキュメンタリー映画はジャーナリストのナオミ・クラインの同名のベストセ
ラー本をもとにアビ・ルイスが監督したものです。製作に4年をかけ、その間2人は5
大陸9か国を旅し、モンタナのパウダー川流域からアルバータ州オイルサンド、イン
ド南部沿岸から北京やその以北まで、気候正義運動の最前線に置かれたコミュニティ
を取材しました。


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