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プレカリアートユニオンの清水直子です。

本日、9月16日発売の『実話ＢＵＮＫＡタブー』（2015年11月号）に「アリさん
マークの引越社　アリ地獄のブラックな実態」と題した記事が掲載されています。

アリさんマークの引越社に対しては、プレカリアートユニオン組合員が原告とな
る集団訴訟を行いながら、違法行為の是正や労働条件の改善に取り組んでいます。
http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/20150731/1438332558

引越作業中の荷物破損や車両事故の弁済金が給与から天引きされたり、多額の借
金を負わされるかたちで負担を強いられること、一方的な給与減額、仕事の後な
どに従業員どうしが飲酒することを就業規則で禁じていること（！）、組合に加
入して未払い賃金の請求をしたところ「会社に訴状を送りつけた」などとして懲
戒解雇したこと（仮処分を申立て、当然懲戒解雇は無効の判断がされるでしょう）、
などなど、アリさんマークの引越社のブラックな実態が紹介されています。取材
と文は、ジャーナリストの林克明さん。

記事は、「（不当な懲戒解雇をされた組合員の）裁判の第１回口頭弁論は、9月
30日（水）10時30分、東京地方裁判所420号法廷で行われる。もはやブラックの
限りを尽くしてきた引越社の命運もこれまでかもしれない。」と締めくくられて
います。
http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/20150916/1442368907

旬報者が発行する『労働法律旬報』（2015年9月上旬号）に7月４日に開催された
「シンポジウム　かえせ残業代！許すな長時間労働！」の記録が掲載されていま
す。今、残業代問題が熱い！ということがよくわかっていただける内容です。

講演は、渡辺輝人弁護士、シンポジウムの発言者は、全日建書記長の小谷野毅さ
ん、エステ・ユニオン執行委員の青木耕太郎さん、プレカリアートユニオン書記
長の清水直子、司会は、新村響子弁護士、東京ユニオン書記長の関口達矢さんで
した。