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音楽ライブ「原発のない未来」でサンバに合わせて脱原発

                  ジョニーH

 7月5日(日) 東京・荻窪ライブバーBungaで、「O Futriro Livre De Nuclear(原発のない未来)」という音楽ライブが行われた。出演したのは、うらん(うた)、 稲葉光(ギターとカヴァキーニョ)、中村順一(パーカッション)、秋元大祐(スルド)の4人組のユニットバンド。コンセプトは「アコースティックなサウンドとブラジルの軽快なリズムで未来を描く」。

 ヴォーカルのうらんさんとギターの稲葉光さんは、官邸前や各地で開催される脱原発デモ等でリードをとる。そんな関係もあり、満員の客席には、市民運動に参加する人が多く見られた。またサンバなどブラジル音楽を愛する人もいて、軽快なリズムに合わせて手拍子をとり、歌い、躍るという2時間だった。サンバやボサノバのリズムで歌われる脱原発や原発外エネルギーの歌は、時に哀愁ただよい、また心地良い。

 一曲目の題名は『原発なくたって』
 「自分の家の庭に建てちゃいけないものを他人の家の庭に作っちゃ駄目だよ」と歌い上げる。もちろん原子力発電所のことだ。 次から次に歌われる歌の歌詞が自然に耳に入っていく。 「3月に吹いた風はどちらに吹いたか、3月に降ったあるはどこにふったか」福一事故の後の放射能の様子を歌っている。「3000メートルの地底で合わさった想いは地上に吹き上がる」地熱圧力エネルギーを想像する。「世界に名だたる地震国で・・・」という歌詞に合わせて、観客が体を揺らし、立ち上がってサンバを踊る。

 稲葉さんは
 「311以降、脱原発集会やデモでドラムで盛り上げる人たちを見て、自分も参加しました。 駅前や公園などで演奏しながら「脱原発関係のパンフレット」を配ったりしています。福一事故直後に比べると脱原発に関心を持つ人は増えていると感じます。 楽しく演奏している様子を見て「何をしているのだろうか」と覗いてくれて、それをきっかけに脱原発に関心を抱いてくれたらいいなあと思っています」と語った。

 また、うらんさんは
 「抗議行動やデモに参加したことのない人とも脱原発について音楽を通して交流したい、そして、稲葉さんが脱原発のメッセージをこめブラジル音楽形式で作った曲が広まったらいいなあと思っています。川内原発は、福一事故の収束も責任問題も、十分な避難計画もないままの再稼働。絶対に反対です。」と語った。

 この音楽ライブは8月30日(日 )阿佐ヶ谷Yellow Visionで開催される。うらんさんのブログ→http://uranmusic.blog.fc2.com/blog-category-1.html


Created by staff01. Last modified on 2015-07-08 09:43:49 Copyright: Default

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