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ISはアメリカ軍の刑務所内で作られた!〜「憲法と人権を考えるつどい」で高遠菜穂子さん

 「憲法と人権を考えるつどい ほんとうにいいの?集団的自衛権」が、5月21日(木)18時30分から20時32分まで、さいたま市浦和区の埼玉会館にて、埼玉弁護士会の主催で開催されました。イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんの講演ののち、10分の休憩を挟んで、高遠菜穂子さんと、元内閣官房次官補の柳澤協二さん、日本国際ボランティアセンター事務局長の長谷部貴俊さんのお三方で、パネルディスカッションが行われました。

 筆者は、10分ほど遅刻してしまい、会場は満席で、アンケート用紙しか、もらうことができませんでしたが、高遠さんの講演は、間に合い、その中で、ISはアメリカ軍の刑務所内で作られたと語っていたのが、印象に残りました。

 パネルディスカッションでは、長谷部さんはJVCのボランティアでアフガニスタンに行った際に、外務省から、自衛隊を護衛に付けるように言われたが、かえって警戒されるという理由で断ったが、その際に、他の国では、軍隊を警備に付けて、情報収集すると語っていました。柳澤さんは、安保法制を読んだが、表現は分かりにくいが、国が国民に負担を押し付ける時は、わざと分かりにくい書き方をしていて、税法がその典型だと語っていました。また、イラク人質事件の際に、高遠さん達が人質になったときは、アメリカのパウエル国務長官(当時)やフランスのシラク大統領(当時)が、日本国内では、自己責任論が出たにも拘らず、素晴らしい日本人がいると褒め称えていたということ、柳澤さんが、在職中は、イラク戦争を正義の戦争だと信じていて、辞めてから総括するまで3年かかったということ、イラクで、高遠さん達が人質になって、事件が起こった日が、泊まりのオペレーションだったということを話していました。

 高遠さんは、イラク戦争時に、一般のイラク人から、なぜ、日本は、アメリカの味方をするのかということを、鋭い目つきで言われたということ、日本ではイラクの情報が殆ど入って来ないということ、日本には9条の会が1100以上あるのに、イラク大使館に残虐行為を止めるように申しいれることをしておらず、イラクに行かなくても出来ることがあるのにやっていない、その結果、安倍総理の発言ばかりが海外に伝わって、反対する人達の事が取り上げられていないということを語っていました。(M・T)


Created by staff01. Last modified on 2015-05-22 11:12:21 Copyright: Default

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