「週刊金曜日」ニュース〜劣化する自民党 自己陶酔する安倍首相と仲間たち | |||||||
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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >> 2015.2.20 _________________________________________________________『週刊金曜日』 ★格差社会ニッポンへの警鐘!! 世界を震撼させたベストセラーから何を学ぶべきか 話題の新刊 ピケティ入門『21世紀の資本』の読み方 http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3368 =========================================================== <http://www.kinyobi.co.jp/> 【1】注目の記事 【2】編集長コラム 【3】次号予告 【4】近刊のご案内 【5】イベントのご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】注目の記事 ■劣化する自民党 自己陶酔する安倍首相と仲間たち 国政選挙で続けて大勝し、国民が信任を与えた安倍・自民党。 しかし憲法改正や歴史修正主義の主張で、 国際社会に対しては極右政権のイメージをふりまいている。 さらに、この首相は断定口調や思い込みが強く、野党と対話もできない。 内閣も世襲議員が過半数を超える。政治家の劣化を感じるばかりだ。 なぜこうなってしまったのか。政治的閉塞感の真相に迫る。 ●座談会 村上正邦×菅沼光弘×木村三浩×亀井静香 「イスラム国」人質事件で安倍首相は責任をとれ ●小選挙区制でさらに増加傾向に 国政は「世襲議員」の家業なのか!? 本誌取材班 自民党劣化の要因の一つに挙げられるのが、いわゆる「世襲議員」の多さだ。 国政の中心に2世・3世がごろごろいて、 何の疑問も議論も起きずに世襲政権が続くのは異常ではないか。 ●元自民党沖縄県連顧問・仲里利信衆議院議員(無所属)に聞く 戦争体験のない安倍政権の怖さ 野中大樹 自民党沖縄県連顧問、沖縄県議会議長まで務めた仲里利信衆議院議員は 「沖縄の自民党と本土の自民党が違う」「安倍政権が怖い」と話す。 仲里さんの軸足はどこにあるのか。 ●元沖縄開発庁長官・鈴木宗男新党大地代表に聞く 民意無視の驕れる自民に喝ッ! 横田一 かつて自民党の衆院議員として 北海道および沖縄開発庁長官を歴任した鈴木宗男氏が、 民意を無視する驕れる巨大与党・自民党に喝を入れる。 ●元党政調会長室長の証言に見る自民党の曲がり角 平井康嗣 小泉純一郎元首相の姉は自民党職員を味方につけることによって 絶大な小泉人気を下支えしたと言われている。 結党から60年、日本最大政党の変遷を党職員はどう見ているのか。 ●前日本医師会会長・原中勝征さんに聞く 「お金を稼がない人=無価値」とする国であってはならない 野中大樹 選挙になると当然のように自民党候補を推薦してきた日本医師会。 その医師会に弓を引いたのが原中勝征・前日本医師会会長だ。 原中さんは「命を守らない政治は批判すべきだ」と断言する。 ●政界の裏を知り尽くす作家・大下英治さんに聞く 経営者ではなく“サラリーマン”となった政治家たち 野中大樹 政治家が小粒になった−−よくある指摘だが、何が政治家を小粒にしたのか。 永田町の重鎮議員たちを長年取材してきた作家の大下英治さんは、 小選挙区制度と経営者的たくましさの喪失を挙げた。 ●劣化しているのは日本の民主主義 マイケル・ペン 安倍・自民党を海外メディアはどのように見ているのだろうか。 日本での取材が長い米国人ジャーナリストが、 日本の危機的な政治状況を分析する。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 編集長後記 寒さがピークを迎える中、首都圏の猛暑を思い出した。2月15日、埼玉県所沢市で小中 学校へのエアコン設置の是非をめぐる住民投票があった。航空自衛隊入間基地の騒音対策 のため学校は窓を閉めていたいからだ。海のない埼玉は暑い。結果は賛成多数となったが 、市長に設置再検討を求め得る投票数には満たなかった。 設置反対の藤本正人市長は自民党推薦で当選した人物だが、一昨年、反原発運動の最前 線にいる野党女性議員の会合でお会いし、立ち話をしたことがある。財政問題も反対の理 由としてあるが、藤本氏は福島第一原発事故を経験し、電気利用や便利な生活に疑問を持 ったという趣旨の話をしていた。エアコン設置反対がきわめて不人気の政策判断であるこ とも重々承知していた。 しかし民意は便利で快適な生活を欲する。政治家は票になるからとびつき、マスコミも 民意に迎合する。今回、住民投票について原発事故や基地について避けるように報じてい たマスコミを見、3・11の通念が風化しつつあることも感じた。 (平井康嗣) (過去の編集長後記はホームページでどうぞ) [編集長後記]はこちら↓ http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 2015年2月27日(第1028号)予告 <特集> 劣化したジャーナリズム 四猿と化したメディア 私が標的にされた意味 元『朝日』記者・植村隆×元『読売』記者・山口正紀 自主規制を吹き飛ばせ 臺宏士 曾野綾子氏の原稿に疑問を持たない『産経新聞』への疑問 文春新書で匿名批判をした『朝日』記者たち 訴えられた櫻井よし子氏の言ってきたこと フランス「反イスラム言説」の背景と現実 映画『バベルの学校』が示唆するもの 中村 富美子 ナイジエリア ボコ・ハラムの正体 レッド・ツェッペリン ジミー・ペイジ単独インタビュー 好評連載 「1★9★3★7 時間はなぜ消されたのか」 辺見庸 <好評連載> それでもそれでもそれでも 齋藤陽道 脱・混迷ニッポン 山岡淳一郎 くらしの泉 連載 草の根歯医者のひとりごと 岡田弥生 新・買ってはいけない 風速計 田中優子 俺と写真 本多勝一 初めて老いった!? 石坂啓 メディア一撃 岩本太郎 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】近刊のご案内 ★絶望という抵抗 著者: 辺見庸・佐高信 1500円+税、四六判上製・208頁 ISBN: 978-4-906605-99-6 http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3367 「人間はここまでおとしめられ、見棄てられ、軽蔑すべき存在でなければならないのか」 ──辺見庸 侵略という歴史の無化。軍事国家の爆走と迫りくる戦争。人間が侮辱される社会・・・。 二人の思索者が日本ファシズムの精神を遡り、未来の破局を透視。誰かが今、しきりに世 界を根こそぎ壊している。日本では平和憲法を破棄しようとする者が大手を振っている。 喉元に匕首を突きつけて私たちは互いに問うた。なぜなのだ?あなたならどうする?呻きに も似た、さしあたりの答えが本書である。 ★ピケティ入門 『21世紀の資本』の読み方 著者: 竹信三恵子 1200円+税、四六並製・128頁 ISBN: 978-4-86572-000-6 http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3368 格差社会ニッポンへの警鐘!! 世界を震撼させたベストセラーから何を学ぶべきか 「現代のマルクス」ともいわれるトマ・ピケティは放置すれば格差は拡大する、平等に向 けた格差縮小の力を創出することこそが人類の知恵と説く。「格差」の現場を取材してき た著者が、世界的ベストセラー『21世紀の資本』を読み解き、アベノミクスの罪を暴く。 ★『週刊金曜日』臨時増刊号 特別編集「従軍慰安婦」問題(2014年10月29日号) 「慰安婦」問題で日本が問われていること 『朝日新聞』の検証記事以降、「従軍慰安婦」問題がさまざまな論議を呼んでいます。 全国紙や有力雑誌による『朝日』バッシングは苛烈さを増し、政府与党からも批判の声が 相次いでいます。 しかし、歴史修正主義者がどのように主張しようと、「従軍慰安婦」の強制性を裏付ける 証言・資料は否定できません。歴史修正主義の蔓延する現在の状況では「本当のこと」を 把握するのはたやすくありません。肝心の資料の解説がねじ曲げられたり、証言が過小評 価されたりすることが多いからです。そこで、この問題の核心をわかりやすく解説する臨 時増刊号を刊行します。『週刊金曜日』掲載記事のほか主要な資料を添付した、まさにま るごと一冊「従軍慰安婦」号です。 〈主な内容〉 対談 梁石日×辛淑玉 「国家」にしかよりどころがない日本人 半藤一利氏に聞く 歴史とは人間がどういうものか学ぶこと 今だからこそきちんと知りたい「慰安婦」問題の基礎知識 川田文子 右派論壇誌にはびこる「慰安婦」否定の手口 能川元一 『産経』が渋々「訂正」お粗末すぎる記事 梁澄子 証言が明かす軍「関与」の実態 西野瑠美子 河野談話と加害責任 東郷和彦 「報道」検証より「慰安婦」問題を 上野千鶴子 被害者証言「法廷」で裁かれた日本軍 松井やより 座談会 歴史歪曲の動きにとどめを! 高嶋伸欣×俵義文×西野瑠美子×山田朗 元オランダ人「慰安婦」は「強かんと暴行」を証言 テッサ・モーリス=スズキ グレンデール市従軍「慰安婦」碑の撤去を求める訴訟をめぐって 小山エミ 吉見義明教授に聞く 右派の思惑が外れた「河野談話」検証 『産経新聞』の「河野談話見直し」キャンペーンに反論 林博史 『文春』、大高未貴氏による?でっちあげ?報道を韓国人教授が告発 永田浩三・元プロデューサーに聞くNHKの「慰安婦」報道 元『朝日』記者の社会的抹殺を狙う?テロ?を許すな! 中曽根元首相と故・鹿内産経新聞元社長の無自覚な告白 その他 ○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下 さい。 ※本増刊号には一部、本誌掲載記事を再録しています。 ※音訳版も発行します。 ★新・買ってはいけない10 著者: 渡辺雄二、1200円+税、A5判並製・208頁 ISBN: 978-4-906605-98-9 http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3266 必要じゃないものを買わされていませんか? 超便利な「食品添加物事典」がついています! 主な内容 第1章 「買ってはいけない」 ・めでたい正月も地獄になる!? 安全・安心を求めたい「おせち料理」 ・増粘多糖類に要注意、調味料の進化系「ぽん酢ジュレ」 ・保存料・着色料不使用でも添加物の多さがマイナス「セブン-イレブンのお弁当」 ・「スクラロース」の危険性、そろそろ真剣に考えませんか ・なんでこれがトクホなの?大いに疑問「キリン メッツコーラ」 ・体に悪いものも入っている「乳酸菌飲料」 ・「エナジードリンク」って何がエナジー? ・過信するべからず「二日酔い防止ドリンク」 ・「見た目はミネラルウォーター」。しかしその実態は……!? ・熱中症の不安につけこむ「熱中症対策ドリンク」 ・カラメル色素に注意しよう「ノンアルコールビール」 ・「美白化粧品」危ないのはロドデノールだけなのか? ・風邪をひいたら飲んではいけない「風邪薬」 ・ペットの健康を害する「ペットフード」 ・ペットの体に農薬をつける「ペット用ノミ取り」グッズ このほか「フロッシュ」、「ウィルス除菌製品」、「ボディシート」、「制汗ウォーター 」、「ゼオライト入り歯磨き剤」等、話題の商品を取 り上げます。 第2章 すごく役立つ!食品添加物事典 ★ウォルマートはなぜ、世界最強企業になれたのか グローバル企業の前衛 著者: ネルソン・リクテンスタイン 訳者: 佐々木洋、3500円+税、A5判並製 400 頁 ISBN: 978-4-906605-97-2 http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3273 米国の片隅で生まれたちっぽけな小売店が、わずか50年で世界最強企業にのし あがった。米国小売業界を支配し、日本では西友を飲み込んだウォルマート。そ の成功の陰には知られざる「闇」があった。綿密な調査・取材で隠された実態を 暴く衝撃の書、ついに日本上陸! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【5】イベントのご案内 ★脅かされる人権と平和 「大逆事件」が私たちに問いかけるもの 講師:田中伸尚(ノンフィクション作家) コーディネーター:田島泰彦 日時:2月28日(土)13:30〜16:45(開場13:15) 場所:東京・清瀬市 けやきホールセミナールーム (西武池袋線「清瀬駅」北口4分) 参加費:700円 問合せ:kinyoubi.kiyose@gmail.com 主催:『週刊金曜日』清瀬読者会 協賛:『週刊金曜日』 ==============================================『週刊金曜日』 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。 https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。 ※ このメールへの返信はできません。 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。 http://www.kinyobi.co.jp/mail/mail_index.php ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃発 行 株式会社金曜日 ┃ ┃ 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23 ┃ ┃ アセンド神保町3階 ┃ ┃ http://www.kinyobi.co.jp/ ┃ ┃編集部 mailto:henshubu@kinyobi.co.jp ┃ ┃業務部 mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Created by staff01. 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