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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2015.2.13
_________________________________________________________『週刊金曜日』

★格差社会ニッポンへの警鐘!!
世界を震撼させたベストセラーから何を学ぶべきか 
話題の新刊  ピケティ入門『21世紀の資本』の読み方 

http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3368

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内

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 【1】注目の記事


■特集「イスラム国」
「対テロ」戦争の悪夢

最悪の結果になった「イスラム国」による人質事件だが、「危機」は続く。
事件に乗じて安全保障論議を進めようとする政権。世界で、そして日本で広がる「イスラム嫌悪」の風潮。危惧さ
れるのは「憎悪の応酬」という悪夢だ。


●米の中東政策追随という危険性
自衛隊は「イスラム国」と戦うのか
本誌取材班

安倍首相は、米軍中心の有志連合の後方支援も「憲法上可能」と言う。政府が「自衛隊の対イスラム国戦闘への参
加」を検討し始めたとの情報もある。だが、中東で米軍がやっていることは正当化されるのか。


●「イスラーム国」に浮足立つな
求められる歴史の感覚とは何か
田原 牧

洪水のような「イスラーム国」(ダーイシュ)の報道では、その残虐さ、おぞましさが強調されている。だが、そ
れが世界の歴史において特異なものなのか。単に異端視するだけでは、日本のアジア侵略や米国の無謀な「対テロ
戦争」の“狂気”に無自覚のままとなる。


●シリアとトルコの国境の街・コバニ
クルド人たちの「戦い」
写真・文 野中 将男

今年1月末にクルド人たちが「イスラム国」から奪還したシリアの街コバニ。
昨年10月末からトルコ側にある難民キャンプを取材した写真家が、11月末に戦闘の続くコバニに1週間入った。


●イスラム敵視の風潮は戦争への道
いま平和のために警戒すべきこと
栗田 禎子

1月の仏週刊誌への襲撃事件、そして今回の人質殺害事件をきっかけに、日本や欧州を中心にイスラムへの敵視・
偏見が広まっている。同時にそれを利用し、中東での欧米の戦争を正当化しようとする危険な動きが始まっている
のは要注意だ。


●シリアからの帰還兵 鵜澤佳史さんに聞く
「僕らは住民に慕われていた」

「イスラム過激派組織」といえば残虐なイメージが定着してしまったが、実際はそうではないという。「過激派組
織」に分類されるシリアの反政府組織・ムハンマド軍で、兵士として戦った経験のある鵜澤佳史さん(26歳)に話
を聞いた。


●ムスリムたちの想い
「過激派と呼ぶのはやめてくれ」
本誌取材班

2月某日、本誌取材班は東京都内にあるイスラム教徒の礼拝所(モスク)「東京ジャーミィ」を訪れた。



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 【2】  編集長後記


 この国ではかつて宗教者が迫害された過去はあるが、現代では「イスラム国」に対する怒りがイスラム教へと飛
び火することを懸念されている。

「シャルリー」以降、イスラムと表現の自由があたかも対立するかのように描かれがちだが、近代の自由主義とい
う概念は16世紀の宗教戦争への反動で生まれた。「長期にわたってヨーロッパを混乱に陥れた宗教的狂信主義に対
する嫌悪を動機として、自由主義が提唱された」(『生きるための経済学』)と安冨歩はマイケル・ポラニーの考
えを紹介する。自由主義は誰にでも自分の信念を表明させる反権威主義と、自分の考えを押し付けるほど真理に確
信が持てないという哲学的懐疑の二重構造を持っているという。それゆえ宗教を選択する自由、寛容が生まれた。

 しかしニヒリストのように思考の自由が行き過ぎると、自分で信じるものも疑い、倫理を軽蔑し、倫理と暴力を
同価値にひきずり下ろす行動に出る。これはソクラテスを誤読した模倣者たちと同じだ。日本でも誤読する者が増
えている。	(平井康嗣)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】 2015年2月20号(第1027号)予告


<特集>
反知性が支える安倍政権
劣化する自民党

OB政治家・官僚OB座談会 村上正邦×亀井静香×菅沼光弘
イスラム国人質事件にみる安倍政権の本質

なぜ自民党は地方で嫌われる     鈴木邦男 仲里利信
政治家評伝作家・大下英治が見る変質
なぜ農協と激突するのか
党の議員の3人に1人が世襲のウンザリ感感
海外メディアからみた日本政治のおかしさ マイケル・ペン



電線のない電力自給の家
電力会社からの自立は可能だ 斉藤円華

アウトロー経済対談   朝堂院大覚×佐高信

朝鮮学校の今

好評連載
「1★9★3★7 時間はなぜ消されたのか」   辺見庸

<好評連載>
脱・混迷ニッポン  山岡淳一郎 
飛耳長目     佐藤優 
くらしの泉
連載 草の根歯医者のひとりごと       岡田弥生 
新・買ってはいけない
風速計                   中島岳志
俺と写真                         本多勝一 
初めて老いった!?            石坂啓
自由と想像のレッスン 広瀬純 
メディア一撃    岩本太郎                          
それでもそれでもそれでも      齋藤陽道 



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 【4】近刊のご案内


★絶望という抵抗

著者:  辺見庸・佐高信 1500円+税、四六判上製・208頁
ISBN:  978-4-906605-99-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3367


「人間はここまでおとしめられ、見棄てられ、軽蔑すべき存在でなければならないのか」──辺見庸

侵略という歴史の無化。軍事国家の爆走と迫りくる戦争。人間が侮辱される社会・・・。二人の思索者が日本ファ
シズムの精神を遡り、未来の破局を透視。誰かが今、しきりに世界を根こそぎ壊している。日本では平和憲法を破
棄しようとする者が大手を振っている。
喉元に匕首を突きつけて私たちは互いに問うた。なぜなのだ?あなたならどうする?呻きにも似た、さしあたりの答
えが本書である。 


★ピケティ入門
『21世紀の資本』の読み方

著者:  竹信三恵子   1200円+税、四六並製・128頁
ISBN:  978-4-86572-000-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3368


格差社会ニッポンへの警鐘!!
世界を震撼させたベストセラーから何を学ぶべきか

「現代のマルクス」ともいわれるトマ・ピケティは放置すれば格差は拡大する、平等に向けた格差縮小の力を創出
することこそが人類の知恵と説く。「格差」の現場を取材してきた著者が、世界的ベストセラー『21世紀の資本』
を読み解き、アベノミクスの罪を暴く。



★『週刊金曜日』臨時増刊号 特別編集「従軍慰安婦」問題(2014年10月29日号) 

「慰安婦」問題で日本が問われていること

『朝日新聞』の検証記事以降、「従軍慰安婦」問題がさまざまな論議を呼んでいます。全国紙や有力雑誌による『
朝日』バッシングは苛烈さを増し、政府与党からも批判の声が相次いでいます。しかし、歴史修正主義者がどのよ
うに主張しようと、「従軍慰安婦」の強制性を裏付ける証言・資料は否定できません。歴史修正主義の蔓延する現
在の状況では「本当のこと」を把握するのはたやすくありません。肝心の資料の解説がねじ曲げられたり、証言が
過小評価されたりすることが多いからです。そこで、この問題の核心をわかりやすく解説する臨時増刊号を刊行し
ます。『週刊金曜日』掲載記事のほか主要な資料を添付した、まさにまるごと一冊「従軍慰安婦」号です。

〈主な内容〉
対談 梁石日×辛淑玉 「国家」にしかよりどころがない日本人
半藤一利氏に聞く 歴史とは人間がどういうものか学ぶこと  

今だからこそきちんと知りたい「慰安婦」問題の基礎知識  川田文子 
右派論壇誌にはびこる「慰安婦」否定の手口        能川元一 
『産経』が渋々「訂正」お粗末すぎる記事         梁澄子
証言が明かす軍「関与」の実態              西野瑠美子
河野談話と加害責任                   東郷和彦
「報道」検証より「慰安婦」問題を            上野千鶴子
被害者証言「法廷」で裁かれた日本軍           松井やより
座談会 歴史歪曲の動きにとどめを!
高嶋伸欣×俵義文×西野瑠美子×山田朗
元オランダ人「慰安婦」は「強かんと暴行」を証言     テッサ・モーリス=スズキ
グレンデール市従軍「慰安婦」碑の撤去を求める訴訟をめぐって 小山エミ
吉見義明教授に聞く 右派の思惑が外れた「河野談話」検証 
『産経新聞』の「河野談話見直し」キャンペーンに反論   林博史           

『文春』、大高未貴氏による?でっちあげ?報道を韓国人教授が告発 
永田浩三・元プロデューサーに聞くNHKの「慰安婦」報道  
元『朝日』記者の社会的抹殺を狙う?テロ?を許すな! 
中曽根元首相と故・鹿内産経新聞元社長の無自覚な告白 その他

○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下さい。
※本増刊号には一部、本誌掲載記事を再録しています。
※音訳版も発行します。 


★新・買ってはいけない10
著者:  渡辺雄二、1200円+税、A5判並製・208頁
ISBN:  978-4-906605-98-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3266

必要じゃないものを買わされていませんか?
超便利な「食品添加物事典」がついています!

主な内容
第1章 「買ってはいけない」
・めでたい正月も地獄になる!? 安全・安心を求めたい「おせち料理」
・増粘多糖類に要注意、調味料の進化系「ぽん酢ジュレ」
・保存料・着色料不使用でも添加物の多さがマイナス「セブン-イレブンのお弁当」
・「スクラロース」の危険性、そろそろ真剣に考えませんか
・なんでこれがトクホなの?大いに疑問「キリン メッツコーラ」
・体に悪いものも入っている「乳酸菌飲料」
・「エナジードリンク」って何がエナジー?
・過信するべからず「二日酔い防止ドリンク」
・「見た目はミネラルウォーター」。しかしその実態は……!?
・熱中症の不安につけこむ「熱中症対策ドリンク」
・カラメル色素に注意しよう「ノンアルコールビール」
・「美白化粧品」危ないのはロドデノールだけなのか?
・風邪をひいたら飲んではいけない「風邪薬」
・ペットの健康を害する「ペットフード」
・ペットの体に農薬をつける「ペット用ノミ取り」グッズ
このほか「フロッシュ」、「ウィルス除菌製品」、「ボディシート」、「制汗ウォーター」、「ゼオライト入り歯

磨き剤」等、話題の商品を取り上げます。

第2章 すごく役立つ!食品添加物事典 


★ウォルマートはなぜ、世界最強企業になれたのか
グローバル企業の前衛
著者:  ネルソン・リクテンスタイン    訳者:  佐々木洋、3500円+税、A5判並製 400頁
ISBN:  978-4-906605-97-2
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3273

米国の片隅で生まれたちっぽけな小売店が、わずか50年で世界最強企業にのし
あがった。米国小売業界を支配し、日本では西友を飲み込んだウォルマート。そ
の成功の陰には知られざる「闇」があった。綿密な調査・取材で隠された実態を
暴く衝撃の書、ついに日本上陸! 


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 【5】イベントのご案内


★JCJ緊急講演会「慰安婦証言、ねつ造ではない」
 私は闘う──元朝日記者・植村隆さんを迎えて
講演:植村隆/山口智美

日時:2月17日(火)18:30(18時開場)
場所:東京・文京区民センター3階3A
     (地下鉄「春日駅」すぐ・「後楽園駅」3分)
参加費:1000円(学生500円)
問合せ:FAX 03−3291−6478
主催:日本ジャーナリスト会議(JCJ)
協賛:『週刊金曜日』



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