3分のビデオから見えてくるニッポン〜ビデオアクト上映会 | |||||||
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3分のビデオから見えてくるニッポン〜ビデオアクト上映会堀切さとみ*上映後の制作者トーク 11月10日、東京ボランティアセンターで「ニッポン・戦争・私」をテーマにした3分ビデオ上映会があった。主催はビデオアクト。 よかった! 22作品を一挙公開。安保法案に反対するデモ関連から始まり、戦争体験した父親の過去をひもといたもの、戦争が始まることを想定したドラマ仕立ての作品、沖縄、ガザ、福島からみた戦争・・・ひとつひとつが力作だった。 どういう順番で上映するかで全体の印象は変わるのかも。それがオムニバスのおもしろさなのかな。22色がうまく配列されていて、観終わった後、何ともいえない爽快感が残った。 3分の中に込められたものは大きい。長い歳月をかけて、ここに結実させたんだという作品がいくつもあった。(私が応募した作品はたった1日、2時間くらい撮影したものを編集しただけだったけど)。 「戦争をテーマにするだけだったら応募できなかったけど、<私>というのが含まれていたから作ろうと思った」という人もいた。上映作品からは、戦争の体験者が語ることの重さだけではなく、戦争体験を受け止めることのむずかしさが伝わってきた。 1日たっても、じんわりと映像が甦ってくるのは、上映会のあとの交流会も一役買っているんだろう。「どれがよかったか」という話で盛り上がる。自分がいいと推したものが「あれはダメだよ」という人がいたり。もちろん好みはバラバラだからおもしろいのだけど、理由を聞いて「なるほど」と思う。久しぶりにビールを沢山飲んだ。 私がよかったベスト3は、「君が代」に反対する先生の影響を受けて、中学時代には何もできなかったけれど、今シールズで声をあげている女性を描いた『つながる』(松原明)。自衛官だった父、認知症になった母、父が命名した愛犬を描いた『ピス&ピース』(土屋トカチ)。辺野古でたたかう島袋文子さんが、取材する者に叩きつけた『さいごの言葉』(青野恵美子)。 映像を作る人は増えた。それだけに一層、観る人と対話することのできる作り手になりたいと思う。 Created by staff01. Last modified on 2015-11-12 10:18:25 Copyright: Default |