本文の先頭へ
LNJ Logo 写真速報 : 非正規の生存権を守れ!メトロコマース座り込み2日目
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 0325metro
Status: published
View


非正規の生存権を守れ!メトロコマース座り込み2日目

 3月25日、東部労組メトロコマース支部の座り込みアピール行動は、2日目に入った。メトロ売店の非正規女性たち11人(うち組合員2名)は、今年3月末に65歳定年制のもとで雇い止め退職を迫られている。組合は、非正規労働者の継続雇用確保を求めて交渉中だが、27日の会社回答を前に、連続座り込みを行っている。

 この日も寒風のなかだった。「東京メトロ」側は玄関のシャッターを下ろし、「関係者以外立入禁止」の看板をだして、ロープを巡らせていた。その前には数人のガードマンが立って、にらみを効かせる。

 午前8時半に、この日のアピール行動を開始。座り込みのことをネットで知った女性は、「通勤の通り道なので寄った。10分しかいられないが、頑張ってほしい」と座り込みをしている女性たちを激励した。また郵政産業労働者ユニオンなど支援の仲間も応援にやってきた。

 今回、雇い止めの危機にある疋田節子さん(写真)は、この日もマイクをにぎり必死に訴えていた。「非正規差別をやめてほしい。このままクビになったら路頭に迷う。会社は引き延ばしをやめて、雇用確保の具体的回答をしてほしい」と。

 その後、組合員たちは抗議のシュプレヒコールをあげた。ガードマンは「ロープの中に入らないでくれ」と制止しようとしたが、組合側は「この人たちはメトロの社員だ。関係者だから入っていいはずだ」とロープをくぐり、玄関シャッターぎりぎりのところで、「非正規の生存権を守れ!」と大きな声をあげた。(M)

*座り込み行動は26日、27日、午前8時半〜午後5時半まで、続く。場所は、上野駅前「東京メトロ本社」入口。


Created by staff01. Last modified on 2015-03-25 11:55:35 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について