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LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース〜表現者たちが描いてきた「慰安婦」
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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>    2014.10.24
_________________________________________________________『週刊金曜日』

┃┃書籍即売会┃┃戦争前夜 本の街で「平和」を考える

◆日時:11月1日(土)10:30〜19:00
◆場所:神保町「STORAGE」(地下鉄神保町駅・小川町駅)
◆詳細:http://jimbocho-bookmarket.hatenablog.com/

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】催し物のご案内

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 【1】注目の記事

■表現者たちが描いてきた「慰安婦」

政治家や一部メディアの「強制連行などなかった」という言葉に
惑わされているあなた。
戦後の小説家や映画監督が、その姿を鮮やかに作品として
残していることをご存じだろうか。
そこには、表現者たちの戦地での体験に基づいた「リアル」が、
確かに存在しているのだ。


●「自由意思」があったとしても「強制」だった
意識の下に沈められた「二重性」を鋭く突く文学のリアリティ
伊藤氏貴

戦地へ赴いた日本人兵士の中には、小説家もいた。
帰国後に書かれた「慰安婦」についての作品には、
文学者としての鋭い洞察が随所に光る。


◆田村泰次郎の「蝗」から考える
はたして「慰安婦」とは「商売」だったのか?
八柏龍紀


●黒澤明、増村保造、鈴木清順──
「慰安婦」問題に怒り、真剣に向き合った日本の映画人たち
四方田犬彦

「慰安婦」という題材から目を逸らさず、
作品化しようとした日本の映画監督たち。
フィルムには「彼女たち」の存在感が息づいている。


●劇団「アランサムセ」金正浩さんに聞く
性奴隷にされたハルモニの声に演劇は肉薄できるのか
聞き手・中村富美子

言葉を奪い、尊厳を奪い、命を奪った日本の植民地政策と侵略戦争。
軍の性奴隷にされた女性たちの慟哭と怒りの最も近くにいるのは
在日コリアンだろう。
奪われた言葉と文化を取り戻し、
舞台芸術で自分たち「在日」の在りようを表現する
演劇人、金正浩(キムジョンホ)さんに聞いた。



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 【2】  編集長後記

 小渕優子衆院議員が経産相を辞任した。第二次安倍政権として初。主因は明治座観劇の
後援会接待疑惑だ。ずさんなカネの使い方にはまたかとうんざりする。「政治とカネ」で
民主党を批判していた自民は身内に甘過ぎるが、同じく辞任した松島みどり法相とともに
法に則した対応をとるべきだ。立法者の責任は重い。

 後援会の観劇動員はいかにも古くさいが、NHKの「歌謡コンサート」鑑賞を、複数の
政治家の後援会関係者が団体で利用していた件を小誌も報じている。一般受信料支払い者
は抽選だが、団体枠があり、これをNHKは公表していない。しかしその枠を小渕氏はじ
め自民党の政治家が常習的に利用していたと関係者から聞く。NHK経営委員は、この不
公正さの現在をきちんと調べて解消してほしい。

 ただ、いずれも世間にはわかりやすく扱いやすい案件だが、私の関心の中枢からは遠い
。今は歴史事実すらも悪意をもってねじ曲げる政治家こそ追及すべきである。事実を曲げ
るものが法など守るはずもないのだから。	(平井康嗣)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】10月31日(1014)号次号予告

特集 歴史修正主義
   日本の政治家に蔓延する病

あらためて「慰安婦」問題を問う 吉見義明

「慰安婦」は女性への性暴力だ  福島瑞穂

国会内外での政治家の妄言    

地方議会で活発化する歴史歪曲

検証 「慰安婦」問題と国際社会 

「百田尚樹さん! 朝鮮人強制連行は戦時の徴用とは違いますよ」 



首相から名指し攻撃された
藻谷浩介氏のアベノミクス批判



メディアタブー
セブンイレブンの正体 渡辺仁


ろくでなし子の「ワイセツってなんですか? 「自称芸術家」と呼ばれた私」



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 【4】近刊のご案内

★新・買ってはいけない10
著者:  渡辺雄二、1200円+税、A5判並製・208頁
ISBN:  978-4-906605-98-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3266

必要じゃないものを買わされていませんか?
超便利な「食品添加物事典」がついています!

主な内容
第1章 「買ってはいけない」
・めでたい正月も地獄になる!? 安全・安心を求めたい「おせち料理」
・増粘多糖類に要注意、調味料の進化系「ぽん酢ジュレ」
・保存料・着色料不使用でも添加物の多さがマイナス「セブン-イレブンのお弁当」
・「スクラロース」の危険性、そろそろ真剣に考えませんか
・なんでこれがトクホなの?大いに疑問「キリン メッツコーラ」
・体に悪いものも入っている「乳酸菌飲料」
・「エナジードリンク」って何がエナジー?
・過信するべからず「二日酔い防止ドリンク」
・「見た目はミネラルウォーター」。しかしその実態は……!?
・熱中症の不安につけこむ「熱中症対策ドリンク」
・カラメル色素に注意しよう「ノンアルコールビール」
・「美白化粧品」危ないのはロドデノールだけなのか?
・風邪をひいたら飲んではいけない「風邪薬」
・ペットの健康を害する「ペットフード」
・ペットの体に農薬をつける「ペット用ノミ取り」グッズ
このほか「フロッシュ」、「ウィルス除菌製品」、「ボディシート」、「制汗ウォーター
」、「ゼオライト入り歯磨き剤」等、話題の商品を取り上げます。

第2章 すごく役立つ!食品添加物事典 


★ウォルマートはなぜ、世界最強企業になれたのか
グローバル企業の前衛
著者:  ネルソン・リクテンスタイン    訳者:  佐々木洋、3500円+税、A5判並製 400
頁
ISBN:  978-4-906605-97-2
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3273

米国の片隅で生まれたちっぽけな小売店が、わずか50年で世界最強企業にのし
あがった。米国小売業界を支配し、日本では西友を飲み込んだウォルマート。そ
の成功の陰には知られざる「闇」があった。綿密な調査・取材で隠された実態を
暴く衝撃の書、ついに日本上陸! 


★愛国者の憂鬱 
坂本龍一・鈴木邦男 、1470円、 四六版並装 336頁 
ISBN:  978-4-906605-95-8 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3074

「世界のサカモト」と新右翼の論客が激突!! 

脱原発から「日の丸・君が代」、ヘイトスピーチ、憲法問題、天皇制。 
あるいは三島由紀夫、高橋和巳、小田実などの文豪。 
そして音楽の起源まで、2人は徹底的に語り尽くした。 
本誌掲載時から大きな反響を呼んだ対談に大幅加筆しての単行本化。 

至近距離で見た鈴木さんの目の、なんと穏やかなこと。 
もう少しで仙人になってしまいそうな目です。 
こんな優しい目をした人にあった記憶がありません。──坂本龍一 

坂本さんのお父さんの一亀さんは多くの作家を見いだし、育て、 
多くの作品を作った。でも、この世に生み出した最大の作品は 
「坂本龍一」だと思う。──鈴木邦男


★読んでやめる精神の薬 

浜 六郎、 1365円、四六判並装 200頁 
ISBN:  978-4-906605-94-1 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3055

危ない薬から抜け出す方法を教えます。 
いまや「国民病」となったうつ病。しかし、その治療法は間違いだらけ。ベストセラー『
のんではいけない薬』の著者が、うつ病や統合失調症の正しい対処法を伝授する。医者が
信じられない人も、病院に行くかどうか悩んでいる人もぜひ読んでほしい。病気がよくな
らないのは、その薬のせいかもしれません。 


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 【5】催し物のご案内

★「戦争前夜 本の街で『平和』を考える」 〜「言葉」の力で平和、人権を取り戻そう!
〜

「改憲・右傾化・戦争を許さない」そんな気持ちで中小の出版社が約20社集まって書籍の
即売会をおこないます。
「集団的自衛権」「特定秘密保護法」「原発再稼働」「歴史歪曲主義」「ヘイトスピーチ
」など日本社会をとりまく状況は悪化の一途をたどっています。もちろん、勝手に悪化し
たわけではありません。社会の構成員ならばだれもがこの状況に責任があります。
とりわけ出版社には「知の供給者」としての責任が求められます。これ以上傍観者であっ
てはいけない、われわれはなにをなすべきか?座談会、ミニシンポジウムも交えつつ「平
和」を考えるための書籍の販売をおこないます。
ぜひ、お立ち寄りください。

日時 11月1日 10:00〜19:00(予定)
場所 神保町「STORAGE」
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-6-8伸幸ビル4階 

〈参加出版社〉
あけび書房 大月書店 凱風社 学習の友社 かもがわ出版 金曜日(週刊金曜日) 
現代書館 現代人文社 合同出版 高文研 子どもの未来社 コモンズ 彩流社 
三一書房 自治体研究社 旬報社 新泉社 新日本出版社 水声社 柘植書房新社 
デイズジャパン 同時代社 (10月10日現在)


★明石昇二郎が語る原発の真実
〜収束などしていない福島の現状〜
〜四電が説く伊方被害想定は机上の空論〜

日時:10月25日(土)14時〜16時半(開場13時半)
場所:愛媛県生活文化センター2階第1研修室(上一万駅5分)
参加費:500円(高校生以下無料)
問合せ:090−9771−9572(國元)
主催:『週刊金曜日』松山読者会


★「慰安婦」専門サイトFight for Justice
   開設1周年シンポジウム 「性奴隷」とは何か 
 
発言:小野沢あかね/前田朗/大野聖良/吉見義明
日時:10月26日(日)14時〜17時半(開場13時半)
場所:東京・在日本韓国YMCA9階ホール(JR水道橋駅東口5分)
参加費:1000円(学生・非正規500円)
問合せ:ffjiannfusite@gmail.com
主催:日本軍「慰安婦」問題webサイト制作委員会

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