デモクラシー・ナウ!情報 : 「ファーガソン・オクトーバー」セントルイスで数千人がデモ | |||||||
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☆ クラウド・ファンディングの動画字幕プロジェクト。候補の動画を一部、新しい ものに差し替えて再挑戦しています。 https://readyfor.jp/projects/DemocracyNowJP2 長編動画の候補を挙げて投票していただき、3つに字幕をつけるという趣旨ですが、 この企画自体は通常の活動の資金源にもなりますので、今度こそは成功させたいと 思っています。みなさまどうぞ、ご参加、ご支援ください。まだまだ宣伝が不足して おりますので、お知り合いに、この企画のことを伝えていただくだけでもとっても助 かります。 クラウド・ファンディングの方式がどうも苦手という方は、私たちのサイトに直接寄 付してくださっても大歓迎です。年会費も今年春から9000円に引き下げていま す。会員になっていただくとか、対訳ニュースを購読していただくとか、とにかくど んな方法でも結構ですので、どうか活動を支えてください。 → http://democracynow.jp/about/support ************************************************* 今週の お勧めトピックス(英語のみ) ************************************************** ○「ファーガソン・オクトーバー」セントルイスで数千人がデモ 警察改革とダレ ン・ウィルソン逮捕を求める http://www.democracynow.org/2014/10/13/thousands_march_in_ferguson_for_polic e 武器を持っていない黒人の青年マイケル・ブラウンが殺害されてから2か月、ミズー リ州ファーガソンでの抗議行動参加者は州兵などによる弾圧に立ち向かい、青年を射 殺した警察官ダレン・ウィルソンの逮捕を求めて路上に繰り出してきました。彼らの 運動によりファーガソンは、警官の残忍さと人種偏見に対する運動の中心地となりま した。デモクラシー・ナウ!はこの週末、何千人もの人がセントルイスに集まり、ブ ラウン殺害事件への正義と全国の警察業務改革を呼びかけた4日間の行動「ファーガ ソン・オクトーバー」の現場へ行きました。「私たちが知っている人たちや愛してい る人たちは、法を犯した際に説明責任を負います。だから法を犯したのであればその 人は、仮に我々が支払った青いボタンアップシャツを着ていたとしても、説明責任を 負うべきでしょう」と、活動家でドラマ『グレイズ・アナトミー』のスター俳優の ジェシー・ウィリアムズは話します。また、セントルイスの住民や、全国各地から ファーガソンへ来た抗議行動参加者にも話を聞きます。「ここにいる人はみんな、傷 つけられ、殺害され、逮捕され、あるいは強制退去された親族や誰かの代表としてこ こにいるんです」とシカゴ労働協働のリチャード・ウォレスは話します。この週末に は、18歳のアフリカ系アメリカ人のボンデリット・マイヤーズに警官が発砲して死な せた先週の事件を受けてデモが続いていたセントルイスのショー地区のガソリンスタ ンドで座り込みを行っていた17人が逮捕されました。警察は、マイヤーズが警官に向 かって発砲したと主張しており、現場から銃を回収したと発表しています。しかし彼 の家族は、青年は武器を所持しておらず、数分前に購入したサンドイッチしか手に 持っていなかったと主張しています。12日夜、マイヤーズの両親はセントルイス大学 まで行進を率い、同大で息子のために4分間の黙とうの集会を行いました。ファーガ ソン・オクトーバー組織者によると、市民の非暴力・不服従行動をさらに計画してい るとのことです。 ○米祝日コロンブスデーの廃止を求める声 シアトルが「先住民の日」を制定 http://www.democracynow.org/2014/10/13/seattle_marks_indigenous_people_s_day 本日は、1492年にいわゆる「新世界」にクリストファー・コロンブスが到着したのを 記念する連邦の祝日、 コロンブスデーです。ですがこの祝日は、ヨーロッパの植民 地化や先住民の搾取、奴隷貿易のきっかけをつくった男を褒め称えているとして長い 間、アメリカ先住民の人々の悲しみや怒りをかき立ててきました。シアトル市議会は 6日、先住民族活動家を奨励するため、10月の第2月曜日を「先住民の日」として祝う 決議を満場一致で採択し、コロンブスデーを祝わない他の多くの都市や州の仲間入り をしました。「我々は、探検家とよばれたヨーロッパ人によってアメリカ大陸で起こ された植民地化と支配という絶対的な恐怖を認識していることを確認しようとしてい る。コロンブスはその主たる扇動者の一人だった」と先住民の日を記念する決議の起 草者の一人である社会主義者のシアトル市議会議員、クシャマ・サワントは述べま す。彼女は社会的・経済的正義活動家の全国組織ソーシャリスト・オルタナティブの 一員です。 ○「社会主義が唯一の答え」ノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイについて社会 主義者市議が語る http://www.democracynow.org/2014/10/13/socialist_city_councilmember_on_nobel _prize 社会主義者のシアトル市議会議員、クシャマ・サワントにパキスタンの教育活動家で 社会主義支持を表明しているマララ・ユスフザイのノーベル平和賞受賞決定について 聞きました。2012年、銃を所持したタリバンの男がスクールバスに乗り込み、ユスフ ザイは頭部を銃撃されましたが、彼女は生き延び、女の子が学校へ行く権利を求める 運動を継続しています。ユスフザイは英イングランドで療養中の傍ら、パキスタンの ラホールで開かれた同国のマルクス主義者の会合に「社会主義が唯一の答えだと思っ ており、この戦いを勝利の結末に導くよう全ての同志に呼びかけます。これのみが私 たちを偏狭と搾取から解き放つのです」とのメッセージを送りました。「彼女は当を 得ていると思う。西洋の残忍な帝国主義の標的になり続けているあらゆる場所にとっ て…これらのありとあらゆるものに対する解決策はどこにあるのでしょうか。唯一の 解決方法は資本主義を拒否するということに基づいているものなのかもしれません」 とサワントは話します。サワントはユスフザイと共にノーベル平和賞を受賞した児童 労働問題をめぐって活動してきたインドの子どもの権利活動家、カイラシュ・サティ アティについてもコメントをしています。 ○「ワン・フェア・ウェイジ(単一の公正な賃金)」チップをもらう飲食店勤務の女 性へのセクハラに終止符を http://www.democracynow.org/2014/10/13/campaigners_call_for_one_fair_wage チップによる収入を当てにする飲食店業務に従事する女性の90%が、職場でのセクハ ラを経験したことがあると、新たな報告書が結論づけました。チップを受け取る仕事 についている人の70%以上が女性であり、特に飲食店に勤務している女性は、チップ を受け取る労働者の連邦最低賃金である時給2.13ドルで働いている多くの州で、ハラ スメントに特にぜい弱です。現在、チップを受け取る業務にも通常の労働者と同じ最 低賃金の適用を命じている州は、わずか7州のみです。新たな報告書The Glass Floor: Sexual Harassment in the Restaurant Industry(「ガラスの床 飲食店業 界のセクハラ」)を発表したレストラン・オポチュニティー・センター連合の共同創 設者で共同責任者のサル・ジャヤラマンに話を聞きます。ジャヤラマンはカリフォル ニア大学バークレー校の食の労働研究所のセンター長であり、Behind the Kitchen Door(『キッチン扉の奥で』)の著者でもあります。また、飲食店勤務のアシュ リー・オゴゴーと元ウェイトレスで、賞受賞経験もある劇作家でThe Vagina Monologues(『ヴァギナ・モノローグ』)の著者イヴ・エンスラーにも話を聞きま す。彼女は女性に対する暴力を抑止する世界的運動のVデーと、今年で3年目になる 「ワン・ビリオン・ライジング」運動の立ち上げに協力しました。 ○ジェームズ・ライゼン:内部告発者への弾圧の渦中でもテロへの戦争に関する報道 に「どんな代償も払う」用意がある http://www.democracynow.org/2014/10/14/james_risen_prepared_to_pay_any ニューヨーク・タイムズ紙の長年の調査報道記者、ジェームズ・ライゼンに時間いっ ぱい話を聞きます。ライゼンは、報道の自由に関連して、過去数十年の中で最も重要 な出来事のひとつの中心人物です。彼は2006年、国家安全保障局(NSA)によるアメ リカ国民への令状なしの盗聴についての報道でピュリッツアー賞を受賞しました。そ れ以来、ライゼンは6年間に渡り、ブッシュ、オバマ両政権によって、著書『戦争大 統領―CIAとブッシュ政権の秘密』をめぐる情報漏えい事件捜査の対象とされてきま した。ライゼンは、中央情報局(CIA)元幹部のジェフリー・スターリングの公判で 証言を拒めば、数年間の禁錮刑に直面します。スターリングは、イランの核開発妨害 においてCIAが果たした役割についての機密情報をライゼンに提供した罪に問われて います。ライゼンはCIAの行動が結果的にはイランに核兵器を作る設計図を渡すこと になったと主張しています。オバマ政権は2014年初頭に出されたジャーナリストを彼 らが保持する記録のために召喚することを難しくさせる新しい指針にもかかわらず、 ライゼンを強制的に証言させるのかどうか今決めなければなりません。一連の出来事 に対するライゼンの反応は10月14日に発売される彼の新刊Pay Any Price: Greed, Power, and Endless War(『どんな代償も払う:欲と権力と終わりなき戦争』)の中 に書かれています。「米国では秘密の情報源なしに積極的な調査報道をすることはで きません。そして積極的な調査報道なしには、民主主義が本当にあるとは言えませ ん」と、ライゼンは言います。「そのことを、他のどんなことよりも政府は本当に恐 れているのだと私は思います」。ライゼンはさらに、新著のなかで述べている、彼が 「国家保障と産業の複合体」と呼ぶ新しい現象について詳しく語ってくれます。 ○ジェームズ・ライゼンが語るNSAの内部告発者エドワード・スノーデン:彼は監視 についての新たな国民的議論に火を付けた http://www.democracynow.org/2014/10/14/james_risen_on_nsa_whistleblower_edwa rd ニューヨーク・タイムズ紙の調査報道記者であるジェームズ・ライゼンは、内部告発 の情報源の名前を明かすことを拒むと禁錮刑に直面します。しかし彼は、エドワー ド・スノーデンを含む実際の内部告発者たちは、「我々記者よりもはるかに勇気があ る」と言います。ライゼンは、国家安全保障局(NSA)によるアメリカ国民への令状 なしの盗聴についての報道でピュリッツアー賞を受賞しました。「我々は、ブッシュ 政権がどのようにしてアメリカ国民をNSAの監視対象になるよう仕向けたかの枠組み を暴露しました」とライゼンは言います。彼は、スノーデンは「オバマ政権下、そし て我々がそれについて初めて書いて以来の数年間で、米国は輪をかけてオンライン共 同体となりました、その結果としてNSAがオンライン上でアメリカ国民を監視する能 力が劇的に高まった」ことを明らかにしたと主張しています。 ○ダラスで2人の看護師がエボラと診断 米国の病院は医療従事者を守れるのか? http://www.democracynow.org/2014/10/15/as_second_dallas_nurse_diagnosed_with ダラスのテキサス・プレスビテリアン病院で、エボラ患者トーマス・エリック・ダン カンの治療に携わった2人目の医療従事者から、陽性反応が出ました。米疾病 対策セ ンターは、同病院でまだ危険の恐れがある「大勢の」医療従事者を特定したところで した。エボラ患者は、ネブラスカ医療センターとボストンのベス・イ スラエル・ ディーコネス・医療センターでも治療を受けていますが、いまのところ、ウィルスに 感染した医療従事者は出ていません。一方、米国最大の看護師組 合「全米看護師連 合(National Nurse United)」は、全米各地の病院は概ねエボラ患者を受け入れる 態勢が整っておらず、医療従事者への適切な訓練を怠り、必要な防護装備を提供して いないと述べています。14日の電話での会見で、同組合の共同議長デボラ・バーガー は、ダラスの病院で看護師たちが薄っぺらな医療服の隙間を医療テープで塞いで使っ ており、首と頭部をむき出しにしたまま激しい下痢と噴出性嘔吐を伴う患者の手当て を行うことに不安を覚えていると述べました。全米看護師連合の共同代表で、ボスト ンの集中治療室看護師でもあるカレン・ヒギンズがゲストです。デモクラシー・ナ ウ!の共同司会者で、ニューヨーク・デイリーニュース紙の最新コラムで看護師たち の懸念について報道したフアン・ゴンザレスにも話を聞きます。 ○従業員の感染 遅れる専門家派遣 ワクチン無し:エボラ対応で露呈する医療民営化 の落とし穴 http://www.democracynow.org/2014/10/15/as_second_dallas_nurse_diagnosed_with エボラの新規感染率は地域によってはゆるやかになってきましたが、世界保健機構 (WHO)では、これをもって成功と見るのは時期尚早としています。WHOの最新の予測 では、12月までに毎週5000〜10000人の新規感染率に達する可能性があります。 国連 エボラ緊急対応支援団代表は、国連安全保障理事会の会合で、国際社会が実施してい る措置は、この致死的疾患を食い止めるに充分ではないと述べました。 ジョージタ ウン大学の大学教授で、同大学オニール全米&グローバル保健法研究所所長でもある ローレンス・ゴスティンは、「国際的な人道と保健医療の危機だ」と言います。ゴス ティンは、医療の民営化が、利用可能なワクチンが利用できなかったり適切な処置を 受けられないなど、米国のエボラ対応を阻害していると指摘します。「米国の技術革 新の多くは民間セクターによって推進されていますが、彼等の視点からみると、エボ ラは感染が予測される病気ではなく、エボラに感染するような人は貧困層で支払いが できない人たちなのです」と語ります。全米看護師連合の共同代表カレン・ヒギンズ もゲストです。 ○メキシコで学生43人が失踪 積極行動主義が麻薬カルテルと結託した警察の標的 に? http://www.democracynow.org/2014/10/15/mexicos_missing_students_were_43_atta cked メキシコ南部のヘレロ州では警察による奇襲攻撃後、2週間以上も行方不明になって いる教員養成大学の学生43人の失踪をめぐり抗議行動が続いています。20人以上の警 察官が、麻薬ギャング団「ヘレロ連合(Guerreros Unidos)」に協力したとして勾留 されています。このギャング団は市長ともつながりがあり、市長は逃走中です。集団 埋葬地が10カ所発見され、学生たちの安否が気遣われていますが、メキシコの司法長 官は14日、これまでに検視された28遺体のいずれもDNA判定は失踪中の学生のもので はなかったと発表しました。「長年にわたり、こういった学校はまるで犯罪者のよう に扱われてきました。今回の襲撃もその表れです。現在のメキシコ政府は麻薬カルテ ルとの癒着がひどく、国家と麻薬カルテルの境目がわからないほどです」とタナリ ス・パディーラは言います。ダートマス大学で中南米史を教えるパディーラ准教授 は、メキシコの農村地帯の師範学校の歴史に関する本を執筆中です。こういった学校 は、教育システムが取りこぼしている低収入層の学生に教育機会を提供しており、政 治的急進主義によって政治弾圧を引き起こした過去の伝統を引きずっていると、パ ディーラは言います。メキシコシティの法学生で活動家のバレリア・ハメルもゲスト です。メキシコシティでは学生たちが、行方不明の学生達の生還を求めて、48時間の ストライキを行っています。「(行方不明の)学生たちは地域社会で活動を行ってい ました。ですから失踪は、政治的なものだと思います」とハメルは語ります。 ○エボラ熱が猛威を振るうシエラレオネでは 酷い環境で毎日 死者が絶えないと 米 看護師が証言 http://www.democracynow.org/2014/10/16/a_us_nurse_witnesses_ebolas_ravages ダラスで看護師2人が感染したことで、米国ではエボラ熱に対する懸念が高まってい ます。一方西アフリカでは死者の数が5000人になろうとしています。世界保健機関 (WHO)は、新たな感染者数が現在の週1000人から、11月には約1万人まで増加する可 能性があると警告しています。シエラレオネより帰国した、看護師で米疫病対策予防 センター(CDC)の伝染病学者であるミシェル・ダインズに話を聞きます。ダインズ は数週間にわたって、同国のケネマ地区で流行するエボラ熱に対処してきました。 「あれほど痛み苦しんでいる人を目の前にして、抱きしめてあげたり、慰めてあげた りできないというのは今までに経験のない状況でした」とダインズは言います。 ○儲からない病気:政治経済的観点から見たエボラ 誰が生き残り 誰が死ぬのか? http://www.democracynow.org/2014/10/16/an_unprofitable_disease_in_the_politi cal 薬の研究と製造の公共化を呼び掛ける、科学ライターのリー・フィリップスと共に、 エボラ熱蔓延の政治および経済的背景を検証します。フィリップスは、儲かる薬の収 益で、儲からない薬の研究を補助すれば、ワクチンの値段とその開発コストを抑えら れると言います。フィリップスはまた、医療基盤の破壊はエボラ熱感染が広がってい る西アフリカ諸国の貧困化の原因となった、西欧諸国と国際通貨基金(IMF)によ る自由市場政策と緊縮政策の推進が関係しているとも主張します。「資本主義そのも のが病原なのではないか、という問いを投げはじめなくてはなりません」と、最近 ジャコバン誌(Jacobin magazine)に記事The Political Economy of Ebola(「エボ ラ熱の政治経済学」)を寄稿したフィリップスは言います。 ○小さな歓喜の叫び:米最高裁が中絶診療所再開を許可 テキサスの中絶医療不足危 機を緩和 http://www.democracynow.org/2014/10/16/a_little_shout_of_joy_supreme 最近の法廷判決が原因で閉鎖に追い込まれたテキサス州の複数の中絶診療所が再開で きることになりました。米最高裁が、中絶診療所に総合病院並みの手術設備基準を義 務づける反中絶法の一部を差し止めたためです。10月はじめ、第五巡回控訴裁判所は 同法の即時発効を許可し、中絶への道を根本的に封じました。テキサス州全体で、13 の診療所が閉鎖を余儀なくされ、開所している診療所は8か所のみとなりました。今 回の最高裁の判決でこれらの診療所は、控訴裁判所による同法の検討期間中、処置の 提供を継続できることになります。少なくとも8医院は既に再開したと報道されてい ます。テキサスには以前は40か所以上の中絶診療所がありましたが同法の、中絶医は 付近の病院から患者受け入れ特約を得ていることが義務付けられるという条項のため に、多くが再開できずにいます。10月14日の判決で最高裁は、エル・パソとマカレン の隔絶された地域にある診療所にこの条項が適応されるに際し、この条項の差し止め も行いました。サン・アントニオ以南で唯一開所している中絶診療所であるマカレン の医院「女性の全身医療」(Whole Woman’s Health)のCEOエイミー・ハグストロム =ミラーに話を聞きます。同医院では17日より診療を再開します。 ○警察による残虐な殺害事件: 陪審員 留置所で殺害された伝道師の家族へ歴史的 高額の賠償金を申し渡す http://www.democracynow.org/2014/10/17/in_historic_police_brutality_case_fam ily コロラド州デンバー市では警察による残虐な事件が続いていますが、連邦陪審はこの 度、デンバー市の留置所内の登録所で殺害されたホームレスの伝道師の遺族に対し、 歴史的賠償金460万ドルを与える判決を下しました。被害者マービン・ブッカーは警 官にわしづかみにされて倒され、数人の警官がその上に乗ってのど攻めにされ、テー ザー銃で撃たれた後死亡しました。検死官はブッカーの死を殺人と断定しましたが、 検察官は関与した保安官代理らの訴追を見送りました。また、デンバー市保安官事務 所はブッカーが他人に危害を及ぼす恐れがあり、拘束が必要だったと主張して 警官 たちを懲戒処分にしませんでした。この事件は、警察当局による職権乱用の歴史を浮 き彫りにし、丸腰の10代の少年マイケル・ブラウンがミズーリ州ファーガソンで警察 官に殺害された事件以来、地域的また全米的に高まっていた警察改革への要求に弾み をつけるものとなりました。本日は法執行機関の責任を求める運動の第一人者、新契 約キリスト教 会(the New Covenant Christian Church)とアルファ・オメガ牧師会 (Alpha and Omega Ministries)のレジナルド・ホームズ牧師に話を聞きます。もう 一人のゲストはデンバー・ポスト紙の元記者で、現在はコロラド・インディペンデン ト紙の編集者となっているスーザン・グリーンです。 ○接戦だが低投票率が予想される米中間選挙 コロラド州上院議員選が米議会の主導 権を左右する http://www.democracynow.org/2014/10/17/in_historic_police_brutality_case_fam ily 本日はコロラド州デンバーからの放送です。11月に行われる米国中間選挙で、コロラ ド州の上院議員選挙が米議会にどう影響を及ぼすかを考えます。 世論調査による と、 共和党候補のコリー・ガードナーと民主党現職のマーク・ユダルの形勢は互角 となっています。トラクターのセールスマンを父に持ち、下院議員 として2期を務 めたガードナーは、ユダルが医療制度改革法(the Affordable Care Act)を支持し たことを非難、ユダル一族の政治的な縁故関係も批判しています。一方、ユダルは ガードナーが右寄りになりすぎていると批判し、特に人権は受胎とともに始まると宣 言したコロラド州の「パーソンフッド」住民投票への支持を批判しています。州外の 団体から数百万ドル規模の資金がこの選挙に投入されたと言われています。ガード ナー対ユダルの選挙戦ならびに中間選挙の主要ポイントについてマイク・リトウィン に聞きま す。リトウィンは元デンバー・ポスト紙のベテラン政治コラムニストで、 現在はコロラド・インディペンデント紙へ寄稿しています。 ○移民女性と子供たち 営利目的のテキサス移民拘置所での過酷な扱いと性的暴行を 訴える http://www.democracynow.org/2014/10/8/bad_policy_bad_medicine_anti_choice サンアントニオから、強制送還を待つ女性と子供達500人以上が留置されている新し い家族勾留施設について話を聞きます。カーンズ郡住民センターは米国第二の民間刑 務所経営会社GEOグループが運営する営利目的の勾留施設です。この施設に拘置され ている多くの女性達が、守衛達の性的暴行を訴えています。先週提出された連邦機関 への告訴によると、守衛達が性的行為とひきかえに移民者への援助を約束していると いうことです。拘留者の多くはホンジュラス、グアテマラ、エルサルバドルなどから 暴力から逃れるため米国にたどり着きました。しかしオバマ政権は、更に多くの移民 が流入しないようにするため彼らを拘留をしていると言います。8月に多くの移民が 到着したため、この施設から釈放された少数の一人、エルサルバドル出身の女性に話 を放送します。彼女は脳腫瘍に犯された7歳の娘と一緒に米国に来ました。2人のゲス トにも話を聞きます。一人は移民弁護士のハビアー・マルドナで、彼は拘留されてい る人たちの性的暴行被害と厳しい環境を訴える告訴に関わっています。もう一人のゲ スト、クリスティナ・パーカーは、「草の根リーダーシップ」(Grassroots Leadership)の移民プロジェクトのーディネーターであり、、最新報告書、 For-Profit Family Detention: Meet the Private Prison Corporations Making Millions by Locking Up Refugee Families(「営利目的の家族拘留所:亡命家族を拘 留し巨額を稼ぐ民間刑務所企業の実態」)の共同著者です。 ****** 掲示板 ******************************************** 秋は、お芝居の季節 2本ほど紹介します ピープルシアター第60回公演 「嘆きのベイルート」 原作/ラウィ・ハージ 翻訳/藤井光 脚本・演出/森井睦 レバノンで生まれ、現在モントリオール在住の作家、ラウィ・ハージ氏の小説を本邦 初演として舞台化します。75年に始まったレバノン内戦下で暮らしていた作者の青春 を色濃く反映した作品で、希望を持ちながらも現実の世界との葛藤の中で様々な道を 歩かねばならない少年、少女たちの苛酷で切ない愛の物語です。 ピープルシアターでは、ベルギーのM・ド・ゲルドロード「パンタグレーズ」(1984 年、1988年、2004年)、プエルトリコのロベルト・ラモスペレア「アヴァター〜聖な る化身〜」(2003年)、韓国のユン・ジョンファン「ちゃんぽん」、カナダのワジ ディ・ムアワッド「焼け焦げるたましい」(2009年)、同じくカナダのジェイソン・ マガノーイ「バグダッドの兵士たち」、ロシアのネリ・マトハーノワ「シベリアに桜 咲くとき」(2010年)、アイルランドのフランク・マクギネス「カルタゴの人々」 (2012年)といった外国作品を、森井睦のオリジナル戯曲とともに上演してきまし た。面白いから、有名だから、世界的にヒットしているから、ということだけではな く、森井睦の作家としてのモチーフと共通するものを選び、上演してきました。今回 の「嘆きのベイルート」はまさにそんな中の一本だと思っています。 上演日時 2014年10月22日(水)〜26日(日)全8回公演 開演時間 10月22日(水) 23日(木) 24日(金) 25日(土)19時開演(開場は開演の30 分前) 23日(木)、24日(金)、25日(土)は各日14時マチネーもあり。26日(日)は14時 マチネーのみ 劇場 東京・両国 シアターX 〒130-0026 東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア内 tel 03-5624-1181 料金 ◎前売り4500円 ◎当日5000円 劇団扱いのみ ◎学生3500円 ◎シニア(65歳以上)4000円 お問合わせ先 ピープルシアター TEL/FAX 042-371-4992 原作/ラウィ・ハージ 翻訳/藤井光 脚本・演出・美術/森井睦 衣装/川村昌子 照明/日高照明 音響/小原木克郎 アートディレクション/石田和男 映像協力/大野秀樹・長谷川直輝 宣伝美術/コ トウロレナ 舞台監督/臼田典生 企画・制作/ピープルシアター 企画協力/ショービズプランニング キャスト いしだ壱成(神南)コトウロレナ(ヒラタオフィス)蓉崇(タップチップス企画)二宮 聡 伊東知香 藤馬ゆうや 白石奈緒美(愛企画)安藤聡海(俳優座)久保紀子 荒川 智大 西丸亮 麻宮良太(タップチップス企画)吉澤尚吾 平山繁史 桶谷健司 丹 羽隆博(バッコスの祭)柳井温人 鴨崎信幸(テアトルアカデミー)村岡きよみ 中川 えりか(office ENDLESS)辻明佳(バッコスの祭)山口ルツコ(三木プロダクション) 渡辺咲季(テアトルアカデミー)梶野春菜(エアーズロック)伊織夏生(salty rock) 森井睦 ------------------- 2014年秋テント公演 野戦之月海筆子(ヤセンノツキハイビィーツ) 百B円 神聖喜劇 作・演出:桜井大造 ・日時:9月21日〜28日(24日休演) 午後6時30分開場、午後7時開演 ・場所:東京夢の島公園第五福竜丸展示館前空地 特設ドームテント アクセス 電車:地下鉄有楽町線・JR京葉線・りんかい線「新木場」駅下車徒歩12分 バス:地下鉄東西線「東陽町」から都バス(東陽町―新木場、東陽町―若洲海浜公 園)「夢の島」下車徒歩7分 ・入場料:前売予約3000円 当日3500円 大学生・留学生2000円 中高生1500円 小 学生以下無料 ・演員:濱村篤 ばらちづこ 渡辺薫 森美音子 阿花女 武内理恵 ロビン リュ ウセイオー龍 春山恵美 みりん 申源 押切マヲ 桜井大造 ・舞台監督:おおやまさくに/照明:2PAC/音効:新井輝久/音楽:野戦の月楽 団・原田依幸 予約・問合せ 携帯:090-8048-4548 FAX:042-575-6643 E-mail:yasen2011@ezweb.ne.jp URL:http://www.yasennotsuki.com/ ******************************************* 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