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クリスマスに「新宿反原発デモ」〜地域の労組が主催

2014年12月25日夕、東京・柏木公園に労働組合・争議団が結集し、新宿の街中を「原発 廃絶」を求めてデモ行進しました。この「新宿反原発デモ」は新宿地区労センターが主催 し、2011年のフクシマ原発事故直後から毎月1回のペースで続けられています。クリスマ スでもあるこの日は、国労中央支部、JAL不当解雇撤回裁判原告団、各専労協、東京都学 校ユニオン、西部全労協、東京清掃労組、東京水道労組、目白学園労組、首都圏なかまユ ニオン、NTT木下支援共闘会議などが結集しました。 (以下、チラシから引用) 新宿反原発デモも、2014年12月デモで3年9か月続いています。悲惨極まりなかった3.11 東日本大震災が引き金となり、福島第一原子力発電所(福島原発)犯罪事故が起こりまし た。無責任にも、政府・東京電力・御用学者は口を揃えて「想定外」と言い続け責任を感 じることも、恥じ入ることもしませんでした。しかし事故は自民党政権と東京電力の安全 を軽視した手抜き安全対策が原因で起こった“人災であり、確信犯であり、犯罪である” ことが暴露されたのです。福島原発は現在も危険な状態にあり、その上、福島の海への放 射能汚染水漏れや汚染水の垂れ流しなど放射能被害は枚挙に暇がありません。日本全国に は多くの原子力発電所が存在しています。原子力制御技術はまだまだ未熟であり未完成で す。原発 は地上に剥き出しになった原子爆弾で、原子力発電所自体が非常に危険な物です。原発事 故で多くの命が失われ、被害が繰り返される危険は、まだまだ無くなっていません。 “人は二度死ぬ”という言葉をご存知だろうか? 人は寿命で、本人家族は不本意でも病 気や事故で死にます。身体、肉体の死ですね。これが“一度目の死”と言われています。 では“二度目の死”とは何でしょう。それは“人の思い出から消えること”だそうです。 親兄弟、知人など人の記憶から消える事。これが“人の二度目の死”だそうです。東日本 大震災で多くの人たちが犠牲になりました。いまだに見つからない人もいるそうです。故 郷が原発被害で放射能に犯され住めなくなり、故郷を追われ全国規模で避難させられた人 たちがいます。私たちは彼らを忘れてはいけない、東日本大震災・原発事故を忘れてはい けない、記憶を風化させてはいけない。私たちが忘れることで、東日本大震災の犠牲者に 、原発事故の被害者に、二度目の死を招かせてはいけない。 私たちが何故、月一恒例の反原発デモをやり続けるのか、同じ意味だと思っています。誰 かがやり続けなければ、福島人災犯罪原発事故は過去のものとして風化し忘れ去られてし まうのです。誰かがやるだろうでは無く、自分がやろうという気持ちの人が新宿反原発デ モの仲間としています。少数とは言え存在することが立派なことではありませんか。 新宿地区労センターは、これからも反原発デモをやり続けます。私たちは、福島原発事故 は自民党政府が犯した間違った原子力利用政策が招いた人災であり、手抜き安全体制が招 いた犯罪であることを鋭く指摘し、厳しく最後まで糾弾していきます。これ以上の事故・ 災害を未然に防ぐために、日本のすべての原子力発電所の撤廃を求めていきます。そして 、まだまだ未熟で未完成な原子力制御技術で建設される原子力発電所で引き起こされるで あろう事故が世界へ広がらないように、原発の輸出反対を訴え続けます。 【新宿地区労】http://tikurou.com/newpage30.html 【デモ写真】http://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/65428673.html

 〔参加報告〕 佐藤和之(佼成学園教職員組合)

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