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同じ仕事なら同じ待遇を!〜「郵政原告団を支える会」結成される

「私の妻は正社員で私は非正規社員。主たる収入は妻、三人の子どもの扶養者も妻、世帯主も妻。でも家庭の中では、正社員も非正規社員も対等です」(会場大爆笑)。郵政の原告Aさん(写真)は続ける。「ところが玄関を出て職場に行くとまったく違う。正社員と同じ仕事をしているのに、非正規の私はひどい差別を受けている。この裁判は絶対にやるべきだと思った」。11月30日、東京・南青山会館で「労働契約法20条裁判をたたかう郵政原告団を支える会」結成総会が開かれ、9人の原告が一人ひとり思いを語った。ことし5月に非正規差別撤廃を求めて始めた裁判。「この行方は19万の郵政非正規だけでなく、1600万の日本の非正規全体の処遇に関わるもの。日本全体の雇用にかかわる大闘争だ。絶対に負けられない」と棗(なつめ)一郎弁護士は力説した。(М)

動画(原告の思い 6分46秒)

↓会場は満席、全国から約180人が集まった

↓「支える会」共同代表の西谷敏さん(大阪市立大学名誉教授)が講演し「この裁判は人間を尊厳を守るたたかいであり、不合理な差別を禁じた労働契約法20条の中身を確立していく重要なものである」と強調した。

↓棗(なつめ)一郎弁護士。「この法律は、派遣村が発端になって格差是正のために民主党政権のときにできたもの。経営側も負けられないと最強の弁護団で臨んでいる。いま裁判は本格的論争に入っているが、われわれは現場の差別実態を示すことで、相手側を凌駕している」と語った。

↓原告は全国の期間雇用社員12名、この日は9名が思いを語った

↓同じ「労働契約法20条」裁判を起こしてたたかっている東部労組メトロコマース支部メンバーも連帯の挨拶をした。

↓全日建では、60歳定年後の再雇用でまったく同じ仕事で大幅な賃金ダウンを受けた組合員(右)が「労働契約法20条」裁判を起こした。経過を語る中塚書記長(左)。


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