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LNJ Logo ドキュメンタリー映画「X年後」がギャラクシー賞<大賞>
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昨年のレイバーフェスタで上映したドキュメンタリー映画「X年後」が名誉あるギャラクシー賞を受賞した。フェスタ上映でも大変、評価が高かった。受賞をともに喜びたい。(レイバーネット編集部)

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みなさま

映画「X年後」配給協力のウッキー・プロダクション猿田です。

6/3(月)に発表された第50回ギャラクシー賞にて、報道活動部門で最優秀にあたる≪大賞≫を受賞いたしました!

この賞は、「作品」にとどまらず、自主上映活動や、その後の展開 を含めた活動に対しいただいたもので、これまでのギャラクシー賞 報道活動部門での映画関係の受賞は初となります!

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◆伊東英朗監督:受賞時あいさつ(写真中央)

このような晴れやかな賞をいただけて本当に嬉しく思っています。 私たち南海放送でも嬉しく思うのですけれど、一番は、何も知らずに亡くなっていった被ばく者の人たちに、まず届けたいと思います。

映画にしたのは、この事件の調査をしてほしいという呼びかけのためでした。今日、たくさん、ジャーナリストの方や、メディアの方がお集まりいただいていますが、この機会をお借りして、みなさんにお願いしたいのですが、第五福竜丸事件ということで記憶が矮小化されて世界的規模の被ばく事件というのが、いまの人たちの記憶から消えてしまっています。

この事件をぜひ、みなさまのお力を借りて、伝えて、そして、そのことを解明することで、いまの福島ということもみていただいていけたらと思っています。この場を借りて申し訳ないですが、ご協力いただけたらと思います。本日はありがとうございました。

 Q.司会:映画化までされて何か少し動きのようなものがありましたか?

 A.伊東:若者たちが調査を取り組み始めています。少しずつですが、これから事件の解明につながってほしいな、と思っています。

◆伊東英朗監督:贈賞式後のコメント

この事件をこうして評価して頂くことができました。会場では、いろんな人にお礼も言いたかったのですが、何より、事件解明のことを伝えたいと思い、この場をお借りして調査の呼びかけと、メディアの皆さんへ協力をお願いしました。これからもこのビキニ事件の解明につきよろしくお願いします。

〜〜〜
<つくった人、上映する人、広げる人、観る人…>
そんな、関わるみなさんの力で受けることができたこの受賞を励みに、これからも、ともに輪を広げていけたらと思います!

★贈賞式動画あり
6/3(月)日本テレビ【NEWS ZERO】トピックスで放送された映像が、日テレNEWS24で視聴できます!(15秒CMの後、再生されます)
http://www.news24.jp/articles/2013/06/04/07229801.html

【賞の詳細】
第50回ギャラクシー賞 報道活動部門 《大賞》
≪太平洋核実験被害の真実を伝える「放射線を浴びたX年後」
映画自主上映を含む報道活動(南海放送)≫

〔ギャラクシー賞・報道活動部門とは〕
毎年の優れた番組やCMに対し、ギャラクシー賞を贈ってきた放送批評懇談会により、一つの番組枠を越えて継続的に報じたり、ある番組の1コーナー での報道が社会に重要な問題提起を促すきっかけとなったような優れた活動に光をあて、放送が本来持つ社会的意義を見直し、放送における報道活動の あり方を議論すべく、とくに地域の放送ジャーナリズムの活性化を支援していこうと設立された部門です。

第50回ギャラクシー賞入賞作品一覧はこちら
http://www.houkon.jp/galaxy/50th.html

これからも、どうぞ、よろしくお願いいたします! 猿田

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映画「〜放射線を浴びた〜X年後」http://x311.info

<概要>
1954年アメリカが行ったビキニ水爆実験。当時、多くの日本の漁船が操業していたにもかかわらず、第五福龍丸以外の「被ばく」は、人々の記憶、そして歴史からも消し去られていった。闇に葬られようとしていたその重大事件に光をあてたのは、高知県の港町で地道な調査を続けた教師や高校生たちだった。

南海放送(愛媛県松山市)では、約8年にわたりその足跡を丹念にたどり、取材を重ねてきた。そのなかで次々と明らかになる船員たちの衝撃的なその後や、“機密文書”の存在…そこには、日本にも及ぶ深刻な汚染の記録があった―。このたび、2012年1月に全国放送され反響を呼んだ番組に新たな映像を加え映画化。9月15日〜東京・愛媛同時公開を皮切りに全国各地に上映の輪が広がり、作品の本質に迫る調査の取り組みが始まるなど、映画にとどまらない展開が注目を集めている。

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