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LNJ Logo 小平で全員住民投票「玉川上水36mを潰すか守るか」〜投票率50%超えれば市民の勝利 !
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東京都議会選挙に向けた市民の取り組みとして、現職議員や立候補予定者がの考えを直接聴く集会「都政わいわい勉強会」が都内各地で始まっている。

5月2日(木)西東京市の田無公民館でも行われ、都議選立候補予定の斉藤あつし(民主党現職)、山口あずさ(無所属)、伊藤央(日本維新の会)、野田かずさ(日本維新の会)の4氏に対して 「住民投票」「オリンピック招致」「スマート保育」「ジェンダーと性教育」について質問回答がされた。

6月1日には14時から中野勤労福祉会館で「都政わいわい勉強会in新宿・中野」が行われる。

都政わいわい勉強会in西東京のあと「小平都計画道路に住民の意志を反映させる会」と小平市民から5月26日に行われる『小平住民投票』についての説明があった。

この住民投票は「凍結されていた50年前の東京都の道路計画が突然復活されることになり、自然に囲まれ市民の憩いの場所になっている玉川上水が36m切断されることに住民の声を反映させることに賛成か反対か」を問う投票で、小平市議会で2013年3月6日に可決成立した。

当初、一般の選挙同様開票過半数で結果が出る予定だったが、小林正則小平市長が「この投票のやり方に対する修正案として『投票率が50%を超えなければ住民投票不成立で開票もしない』を議会に提出。これに自民党系会派・公明党・みんなの党が賛成、民主党・共産党・生活者ネットらが反対し6時間に及ぶ審議の末、6対6で委員長採決で可決された。

ちなみに前回の市長選の投票率は31%。

この『50%超えなければ住民投票不成立』という議会決定は、皮肉にも小平市議会と小平市長そのものがちゃんとした選挙で選ばれたかどうかの試金石となってしまった。

もしも投票率が50%を超えなければ小平市の住民が選挙民として相応しくないと判断され、結果としてその住民から選ばれたとされた「小平市議会と小平市長は議員や市長として相応しくない」と判断されることになる。

もちろん小平市議会も小平市長も選挙管理委員会の指示に従って、「市民に投票に参加すること」を積極的に声をかけるはずだと思うが、もしもその努力を怠り、また万が一「投票に行くな」という選挙違反をした場合は逮捕される可能性もある。

小平市民は5月26日に全員投票に行く責任がある。

東京都の地図のど真ん中・小平市民の大人としての責任が問われるとともに、今後の東京都議員選挙と参議院選挙の投票率の指針にもなりうる。

以下のメディアも取り上げている。

東京新聞: 目指せ、投票率超アップ 小平市住民投票まで1カ月:東京(TOKYO Web)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130426/CK2013042602000106.html

また5月11日(土)19時から 小平駅前のルネ小平中ホールでこのことをテーマにしたいとうせいこう・中沢新一・國分功一郎 3人のトークが開催される

「週刊金曜日」5月10日号に掲載される。

5月12日(日)TBS「噂の!東京マガジン」午後1時〜

5月14日(火)文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』

『大竹メインデッシュ』のコーナー(14:23〜14:48)に 國分功一郎がゲスト出演し、小平市の住民投票について話す。

(ジョニーH)


Created by staff01. Last modified on 2013-05-04 09:57:47 Copyright: Default

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