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LNJ Logo IK原発重要情報(169) 原子力規制委員会人事問題が重要局面
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   IK原発重要情報(169)     [2012年8月26日]

私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動について
の情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)

弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策

連絡先 [1月1日より新住所です。御注意ください。]
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目4番4-203号
河内謙策法律事務所内(電話03-6914-3844、FAX03-6914-3884)
Email: kenkawauchi@nifty.com
 
脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html

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原子力規制委員会人事 国民の声 民主党が新組織 種まきジャーナルの存続

 既にお知らせしているように、田中俊一氏らの原子力規制委員会人事問題が重
要局面を迎えています。先週金曜日の官邸前抗議行動でも、
多くの人が反対の声をあげました。
http://www.asahi.com/special/energy/TKY201208030616.html
多くの人の声により、国会議員が、「このまま強行すると、選挙も近いのにまずいのでは?」と思うような状況を作り出されるかどうか、
ここ数日が勝負です。
竹島・尖閣問題で、自民党が首相問責決議案をだす、と言う動きがでてきました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012082500177

読売は、問責決議案可決、29日以降、国会休会という予想をしています。
国会の最後のどさくさで、原子力規制委員会人事問題が後回しになれば、人事案が採決されないで今国会終了という可能性があると思います。
ぜひ、全力でご奮闘ください。時間の余裕のある方は、国会に駆けつけてください。

政府が、討論型世論調査の結果を発表しました。討論型世論調査の参加者の選び方については大きな問題があったにもかかわらず(!)、依存度ゼロを支持する参加者が、討論を通じて(!)33%から47%に増えたことが明らかになりました。また、パブリックコメントで7000件の意見を分析したところ、原発ゼロ支持が9割にのぼったということが報じられています。
http://www.nikkei.com/article/DGXDASGC22005_S2A820C1MM0000/
http://mainichi.jp/select/news/20120823k0000m020052000c.html

私たちは、「IK原発重要情報(165)」で、この結果を重視し、政府の新エネルギー政策策定の陰謀は粉砕されたこと、今後、ここに示された国民の声をどう実現していくのか、その道筋を考える時期が来ていることを訴えました。
 私たちの上記主張を変更する必要は感じません。
 まず、この国民の声をどうみるかが問題になりますが、これについては、東京新聞の社説と読売新聞の社説が鋭く対立しています。私たちは、東京新聞の社説の見解を支持します。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012082402000119.html
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120826-OYT1T00048.htm
 では、どのようにこの国民の声を実現していくかということですが、私たちは「今こそ、国民投票で脱原発を実現しよう」と訴えたいのです。
 私たちが国民投票を訴えると、「国民投票で負けたらどうする」という人がいますが、そのような意見は、ほぼ杞憂であることが、今回の結果から明らかになったと思います。原発推進の人でも投票に行かない人もいますし、国民投票をやるということになって討論を全国的に巻き起こせば態度を変える人も出てくるでしょう。当分は(!)、脱原発の声が国民の5割を切ることは無いと思います。
 また、国民の態度につき、東京新聞は「熟慮」した意見だといっていますし、曽根・慶応大学教授は「国民が覚悟した数字」だといっています。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120822/trd12082211470008-n1.htm
そのような国民が国民投票により日本の将来を決めるというのは、国民主権の原理から考えて当然だと思います。多くの国民は、3.11以降の国会を見て、日本の将来は自分たちで決めたい、と考えているのです。これを否定する人々は、民主主義ということを再考していただきたいと思います。

 民主党は、国民の多数が脱原発であることを見てあわて始めました。
「エネルギー・環境調査会」が発足しました。
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_500262

 小出裕章氏などの価値ある情報を提供してきた「たね蒔きジャーナル」が、放送打ち切りの危機に直面しています。関西電力からの圧力か?という噂も飛んでいます。同放送存続のために、ぜひ貴方様のお力を貸してください。御願いいたします。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65816988.html

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                       以上

Created by staff01. Last modified on 2012-08-26 18:36:53 Copyright: Default

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