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LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース〜マスコミが沈黙する問題計画 JR東海の9兆円リニア中央新幹線
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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>    2012.8.3
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】今週号目次と次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内

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 【1】注目の記事
■マスコミが沈黙する問題計画
 JR東海の9兆円リニア中央新幹線


●電磁波の「人体への影響ナシ」は説得力ゼロ
「夢の超特急」見切り発車が許されるカラクリ
 まさの あつこ


最高時速五〇五キロメートルで品川から名古屋までを四〇分で、
大阪までを六七分で結ぶとされるリニア中央新幹線。
過大な需要予測のもとに、安全性・経済性・環境への負荷で
問題大ありの巨大プロジェクトがいま、国のお墨付きをもらって進行している。
これを"バクチ"と言わずして、なんと言えばいいのか──。


●南アルプスに巨大な穴を開けるリニアの愚
 実験線で水脈が断絶
 写真・文 田辺 欽也


山梨県にあるリニア実験線の延伸工事が本格化しているが、
走行実験の段階から次々と環境問題が出ている。
これから南アルプスにトンネルを貫通させるリニアは、
自然環境の大規模破壊以外のなにものでもない。


◆リニア中央新幹線のここが知りたい
 梅原 淳


海外では、夢の乗り物と謳われながらも実用化後に致命的欠陥が露呈、最後は大事故で消えた超音速航空機コンコルドの例も。リニアが同じ轍を踏まないと言えるか?

Q1 地下鉄、リニモ、上海のリニアとの違いは?

Q2 東海道新幹線の大修理のためにリニア新幹線は必要?

Q3 リニアの需要見通しは?

Q4 JR東海の財務状況は大丈夫?

Q5 ドイツのリニア開発撤退の経緯は?

Q6 リニアの海外技術移転の可能性は?


●発案者は着工に異議を唱えていた
 一〇〇〇億円以上の国費と大深度法の成立が計画を牽引
 樫田 秀樹


発案者と言われる川端俊夫氏も、エネルギー浪費の面から実用化に反対だった。
一九六二年の研究開始からこの間、誰がどのようにこの巨大な計画を進めてきたのかを検証する。

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 【2】編集長コラム

 今週号の表紙は、横浜を拠点に音楽活動を続けるクレイジー・ケン・バンドの横山剣!
 私は「タイガー&ドラゴン」をカラオケでがなるファンなので、横山さんの登場はすごおく感激。
 最近まで横浜に一〇年ほど住んでいたのだが、横山さんは世間がハマに抱くノスタルジックな幻想を見事に体言している。
 地元を離れず、自分のスタイルをハードコアに貫き続けている。
 それゆえ遅咲きとも言われた。もちろん売れれば有り難いだろう。

 だけど、きっとそんな世間の漂泊する評価などよりも歌づくりで頭がいっぱいなのだろうと思う。そう勝手に想像して共感している次第だ。

『週刊金曜日』も伝えなければならんと思いこみ誌面づくりを続けている。
 今週号のJR東海のリニア新幹線特集もそう。
 品川・大阪間が三〇分早くなることに莫大なカネをかけ、山を破壊し、大事故が一度起きたら終わりという原発級の技術。
 このことをもっと知ってもらおうと、岩波『世界』の清宮編集長と相談し、同誌九月号とのコラボ企画にもなっています。

(平井康嗣)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/

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 【3】次号 8月10日号(907号)予告

●敗戦特集 原発と原爆
 写真家・福島菊次郎インタビュー
 写真企画 被曝二世108人の肖像 吉田敬三は語る
 対談「ビキニ水爆実験後の今は」 
 伊藤英朗(映画監督)×島田興生(写真家) 

●ブラック企業大賞発表 どんな企業が選ばれたのか?マスコミは報じたのか? 
 減らない過労死、増え続ける過労自殺

●『暴走するバイオテクノロジー』刊行記念対談
 天笠啓祐(筆者)×北村肇(本誌発行人) 
 「バイオテクノロジーに未来はあるか?」

●シリーズ 自壊する民主党

●高須基仁のアウトサイダー対談 
 原発事故を予言していた漫画家 ごとう和

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 【4】近刊のご案内
★暴走するバイオテクノロジー

http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2542

科学は人類を裏切るのか──
二メートルの人造巨大鮭、死んだペットが蘇るクローン動物、そしてサイボーグ人間……。
これらはSF世界の話しではない。研究者のつくった実験室で生まれた、あるいは生まれようとしているのだ。確かに、人間は「神」の力を手にしつつある。だが、こうした「生命操作」は〈想定外〉の危険、恐怖をはらむ。本書はその驚愕の実態を抉る。

★税金は金持ちから取れ
 富裕税を導入すれば、消費税はいらない

http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2530

個人金融資産1400兆円、企業の内部留保は300兆円、「相続税」の事実上の税率は二%以下、実質的に世界一高い日本の消費税、なぜ庶民の税負担率はトヨタ自動車の社長より高いのか?数多くのデータをもとに、この時世でも急増する億万長者をめぐる実態を元大蔵官僚が暴く!

★本当に怖い電磁波の話
 身を守るにはどうする?

http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2513

2011年6月、世界保健機関(WHO)が携帯電話から出る電磁波について
「発がん性の可能性あり」という評価結果を下した。IH調理器、スカイツリ
ー、盗難防止ゲート、携帯基地局……電磁波の恐怖はケータイやスマホだけで
はない。

★新版 のんではいけない薬
必要な薬と不要な薬

http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2478

のんでからでも遅くない、治療者必読の書!
薬害と闘い続けた医師が医薬業界の間違った常識を打ち破る。
医師でNPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチエック)理事長である著者
がさまざまな薬の危険度と効用を分析・解説する。


★刑事告発 東京電力
 ルポ福島原発事故

http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2454

私たちは被曝してから一年が過ぎた──
福島原発事故の「当事者」が、事故当日から今後の刑事告発&告訴までを記し
たルポルタージュ。学者、文化人、報道機関などの「罪」を追及。田原総一朗
氏も「証拠」資料とともに俎上に。原発を追って25年以上の著者にしか書け
ない「真実」。


★尾木ママと考える
大震災後を生きる希望のヒント

http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2365

尾木ママが報道や教育のあるべき姿を語る。
2011年の大震災・福島原発事故を経験した日本、いま、私たちは何を学ぶ
べきなのか、
どうすべきなのか。おネエ系人気の秘密、報道のあり方、子ども・若者の変化、
教育のあるべき姿、おとなに求められることなど、
石坂さんがリードしながら、尾木先生が超辛口批判&提言。
テレビでは見られない尾木先生の踏み込んだコメントに注目!


★残 夢
 大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯

http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2322

100年前、明治末期の「大逆事件」で幸徳秋水ら12人が刑場の露と消えた。
事件をでっちあげて特定の政治勢力に弾圧を加え、時代の風潮を変える検察の
“国策捜査”はここに始まり、いま現在も続いている。
ことは検察だけではない。大逆事件はいまも多くのことを教えてくれる。
死一等を減ぜられて生き延び、戦後に再審請求を闘った坂本清馬の生涯は
いまの暗い時代にこそ強い輝きを放つ。


★世界が決壊するまえに言葉を紡ぐ
秋葉原事件から3・11以後へ──中島岳志

http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2323

私は「言論ゲーム」「批評ゲーム」に飽き飽きしている。
何か大きな出来事があると、既製の枠組みを使って気の利いたことを発信し、
あっという間に忘却していく。
興奮気味に過剰な解釈を加えながら、時間がたつとまた次のネタに過剰反応し、
結局多弁という失語状態が永続する。
あとには何も残らない。
その残像の中で大切な問いは破棄されていく。試されたのは瞬発力のみ。
それが果たして言論なのだろうか。言葉なのだろうか。

本書は私が言葉をぶつけ合いたい人たちと行なった対談の記録である。
みんな言葉を持っている。そこには言葉がある。届く言葉がある。


★新・買ってはいけない8

原発事故が引き起こした食品の放射能汚染 私たちのライフスタイルが問われ
ています。
今回は個々の商品の検証はもちろん、要望の高い「買ってもいい商品」と「食
品添加物の見方と避け方」まで指南します。

http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2177


★貧困なる精神24集
 「英語」という“差別”  「原発」という“犯罪”  
 米国に心も命も収奪された日本人

日本が「英語」によって支配されている「隠れた差別問題」を指弾した「英語」
帝国主義と、原発という「想定されていた人災」を追及する論考・対談を2本
柱に構成。
原発の問題は、今年(2011年)3月11日に発生した大震災以降、本誌で連載
したものを所収。
また、本誌の編集委員でもあった筑紫哲也氏を追悼するために、筑紫氏も出席
した佐高信編集委員・椎名誠編集委員(当時)の両氏もまじえた対談を再録。
さらには、本多氏が子どものころに描いたマンガ原稿も公開しているが、そこ
には「今ヤ日本ハアメリカニ降伏セリ」「以上デコレモ終ワリデスガ」という文
字も・・・・・・。
刺激的で機知に富んだ評論・批評集。

http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2178

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 【5】イベントのご案内

いずれも『週刊金曜日』協賛

●今、なぜ、原発再稼働?!
 講師:北村肇(本誌発行人)

 日時:8月4日(土)14時〜16時半(開場13時半)
 場所:大阪市中央区 エル・おおさか604号室
   (京阪・地下鉄「天満橋駅」5分)
 参加費:1000円(学生500円)
 問合せ:06−6364−7737
 主催:憲法9条の会・関西

●過労死をなくそう!龍基金
 中島富雄賞授賞式と講演
「生きる権利が守られる社会へ」
 日時:8月5日(日)13時(12時半開場)
 場所:東京・葛飾シンフォニーヒルズ別館5階レインボー
(京成・青砥駅5分/葛飾区立石6−33−1)
 講演:稲葉剛(もやい代表理事)
 参加費:無料
 問合せ:03−3604−1294(事務局)
 主催:過労死をなくそう!龍基金


●どうなってんだ、日本は!? (3)
 政府・東電に騙されないゾ
 節電・エネルギー・放射能
 講師:伴英幸(原子力資料情報室共同代表)

 日時:8月11日(土)18時〜20時(開場17時半)
 場所:神奈川県・県民サポートセンター304号室
  (横浜駅北口5分)
 参加費:500円(先着60名)
 問合せ:090−5751−0222
 主催:週刊金曜日を応援する会・神奈川

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