大河原宗平さんの支援者に聞く 裁判の行方 | |||||||
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2012年3月19日、大河原宗平さんの冤罪逮捕された事による、群馬県警を相手取った、損害賠償請求訴訟の第3回目控訴審が行なわれました。 (筆者は満席で傍聴出来ませんでした)裁判後、傍聴に集まった支援者達に、この裁判の感想を訊ねました。インタビューしたのは阿久根市元市長、竹原信一さん、逮捕ビデオの改ざんを発見した食品会社「信念フーズ」勤務の地藤健史さんの二人です。 __今日の裁判の感想をどうぞ、地藤健史さんから__ 地藤「まず私が思ったのは、裁判長から、開廷前に、二、三騒いだ人が居て、傍聴席は不規則発言だと、裁判官が普通だったら、高飛車に言う所を『この裁判は大事な裁判なんだから、あまりあなた達が騒いだら不利になりますよ』と言いました。はっきりとです。裁判官はこの裁判の重大性を認識しているという事です」 __地藤さんは裁判官が重大な裁判であると言う事を認識してる、という事を感じた__ 地藤「(逮捕時の証拠画像は)デジタルデータが原本です。なのに裁判所には証拠データがアナログ、ビデオで出ている。原本を出す、そこが任意であるけど、デジタルデータを出す事が争点であるから、裁判官が宜しくお願いします、(被告側に)と明言していました。今までと全然違いますから。かなりのウェイトを(審理に)感じていると思いました」 __竹原信一さんはずっと傍聴を続けておられます、今回は如何でしたか__ 竹原「裁判が始まる前に、さんざん、警察側の傍聴席に座っていた人が居たんですが大河原の応援団の方から、『お前達良心はあるのか!』『どうせインチキなんだからこの裁判』『恥ずかしくないのか!』とヤジが飛んでいて凄かったよ!」 __開廷前に、傍聴席に警察関係者が座っていたのを大河原応援団が発見してやじり倒した__ 竹原「そう、その様子を裁判官は聞いていたんじゃないかな?だから少しは真面目に取り組もうという事なんじゃないかな」 __誰が最初にやじり出しましたか__ 竹原「大河原さんのお兄さんです、実のお兄さん」 __血の繋がりの正義の鉄拳が降りた、傍聴人同士のバトルが始まっていた__ 竹原「いや、バトルも何も、三人いたけど固まっててさ。カチカチで四面楚歌だった」 __裁判の行方については如何お感じになりましたか__ 竹原「警察は証拠の偽造をやるでしょうね、それか、裁判所と結託して早く結審するか、そこしか感じませんね。ハナから信じてませんから。裁判所はきっとお手伝いして警察を勝たせるでしょう」 __開廷前の応援団の熱意がそんな裁判官の心を動かしたとしたら、頼もしい限り、ですね、有り難うございました__ 応援団は、大河原さんの地元、群馬県高崎市から貸し切り観光バスで裁判の傍聴に来ています。地元の方で参加希望は090−4725−9006(大河原)までお問い合わせ下さい。 ※群馬県警の元警部補、大河原さんは裏金告発したために、群馬県警に冤罪逮捕され、懲戒免職となりました。(2004年) 容疑は警察官への暴行、公務執行妨害罪です。 大河原さんは県警に勾留時、接見に来た親族に身に覚えの無い逮捕理由で逮捕状が執行されている事に大変驚いたそうです。 その大河原さんが逮捕された時に撮影されたビデオを県警側は大河原さんの暴行の証拠として裁判所に提出しましたが、何故か、時間と場面が縮められて居た事が支援者、地藤健史さんの分析で解りました。 今回の裁判はその違法な逮捕により原告・大河原さんが被った損害の賠償請求の裁判でした。 次回裁判は2012年5月28日午後二時824号法廷にて 多くの方の傍聴、ご支援宜しくお願いします。 2012年3月24日 報告 上田眞実(写真は裁判後の報告会の大河原宗平さんと竹原信一さん。19日撮影) Created by mu07. Last modified on 2012-06-12 16:24:06 Copyright: Default |