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LNJ Logo 6.11アクション : 大阪に4000人、楽しかった音楽デモ
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News Item 0611osaka
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「6.11脱原発100万人アクションイン大阪」見聞記(辻谷博子)

雨上がりの中之島公園、午後2時、ひと、人が集まってきました。 さまざまなのぼり。趣向を凝らしたファションの若者たち。ちっちゃなこどもを伴ったファミリー。老若男女、色とりどりです。

私は、入り口のところで「反原発のバッジ売り」を手伝っていたので、残念ながら集会での発言は聞くことができませんでした。 そうそう、社民党国会議員の服部良一さんの姿をお見かけしました。

個人的なことですが、いつもよく会うメンバーに加えて、よつば共同購入の知人、韓国市民メディア訪問隊の隊長ご一家、沖縄慶良間集団自決検証の旅でご一緒した方々、何年ぶりかで再会した人も、 これまで大阪で私が参加したどの集会よりも多くの人が集まっていました。

デモ隊出発。
先頭は市民グループ、お次に労組、それぞれののぼりを立てて、そして最後はサウンドデモ。私はサウンドデモ隊に。若い人いっぱい。タンバリンや笛、たたき物を持っている人も多い。先導車から聞こえるラテンのリズムや、あれなんていうだったか、つぶやき調の、それに沖縄メロディもあったかな。なんだか楽しくなる、元気になる。

若者たちは、「今日はデモだから、おめかしして行こう」って風。 悲壮感や使命感というよりは、「楽しくやろうよ」って感じ。お手製のプラカードもおもしろくて、「原発ヤバスギ」「本当はデモとかしたくないんだよ 原発のバカ」「今こそわかれ目」「祝卒業」 「原発マジヤバ」「反対しちゃだめなんですか」などなど。

マイクを握る若者のリードもおもしろく、「ありがとうございます。皆様方のおかげで天下の御堂筋を歩かせてもらっています」 「どなたさまでも参加できます。どうぞご自由にお入りください」 「お騒がせしています。しかし原発がある限り、私たちは騒がないわけにはいきません」

シュプレヒコールというよりは、音楽に合わせてちょっと言ってみるって感じの、「原発 卒業」「原発 いらない」「子どもを守れ」「地球を守れ」「あいつがいるからあかんねん」

大阪は北に位置する中之島公園から南へ、御堂筋のイチョウの若葉のもと、心斎橋を通り、南のナンバまで、約3時間のデモ。楽しかった!

そして、改めて思いました。音楽の力って大きい。だから、厳粛な雰囲気のなか「儀式」として執り行われる卒業式や入学式で天皇を寿ぐ「君が代」は歌わせるわけにはいかないのです。天皇のもとでの、それを意識するかどうかは別にしても、ウタの一体感によるナショナリズムの次にあるものを思うならば。大阪では、脱原発の闘いと平行して、君が代起立条例にどう反撃していくかが私たちに問われています。

なお、本日の毎日新聞では、大阪中之島集会参加者は4000人とありました。

*写真提供=大阪・山本さん


Created by staff01. Last modified on 2011-06-12 11:40:18 Copyright: Default

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