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しています→ http://twitter.com/democracynowjp

新着ストリーミング ********************************************
2011/3/7  マイケル・ムーア「米国は破産なんてしてない」 ウィスコンシン州
労働デモで演説
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相次ぐ労働運動に対する攻撃に対抗して行われたウィスコンシン州のデモでの、
マイケル・ムーア監督の応援演説を中継します。米国は破産などしてお らず、
数 百人が人口の半分を合計した以上の富が、まともに税金も払わないわずか四
百人の「ムバラク」の手中にある米国の社会構造そのものが問題だと明解に指摘
し、 「まともな仕事⇒まともな給与⇒生活のための消費⇒雇用」という実経済の循環を再建すること、「若い世代のための教育⇒新しい発想⇒起業・雇用促 進⇒税収増」という財政の基本を取り戻すことこそが求められている、と力強く呼びかけます。
つづきはこちら→ http://democracynow.jp/video/20110307-4 (動画 13分)

ゲスト
*マイケル・ムーア (Michael Moore):映画監督・作家。ゼネラ
ルモーターズによる大量解雇が招く故郷の崩壊をブラックユーモアで描く『ロ
ジャー&ミー』以来、多国籍企業の利害に 振り回される米国の政治と経済の病
理を、20年間一貫して追及し続ける、おそらく記録映画史上もっとも影響力の
ある映画作家。最新作は2010年 公開の『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』。

字幕翻訳:斉木裕明 校正・全体監修:中野真紀子 サイト:丸山紀一朗

新着ストリーミング ********************************************
2011/3/10 「これは階級戦争だ」マイケル・ムーア 組合潰し法案に対し闘争
を呼びかけ
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ウィスコンシン州では反組合法案が州議会上院を通過。時を同じくして、ミシガ
ン州上院は、財政再建の旗印の元選挙で選ばれた公職者を解任し自治体 の業務
を 企業に委託する非常権限を知事に与えるという、さらに過激な法案を可決し
ました。こうした右派からの攻勢を、国民を敵に回す階級闘争だと呼ぶ映画作家
のマ イケル・ムーア氏。労組や伝統的運動組織の枠組みを超えて、様々な立場
の市民・公務員・労働者・学生が抗議行動に立ち上がる現状を、状況や課題は
違って も、チュニジアやエジプトを始めとする中東全体と同じ精神でつながっ
ていると語ります。米国人が行動に出ない限り次の映画は撮らないと行動を呼び
かける ムーア監督にインタビューします。
つづきはこちら→ http://democracynow.jp/video/20110310-2 (動画 10.5分)

ゲスト
*マイケル・ムーア (Michael Moore):映画監督・作家。ゼネラ
ルモーターズによる大量解雇が招く故郷の崩壊をブラックユーモアで描く『ロ
ジャー&ミー』以来、多国籍企業の利害に 振り回される米国の政治と経済の病
理を、20年間一貫して追及し続ける、おそらく記録映画史上もっとも影響力の
ある映画作家。最新作は2010年 公開の『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』。

字幕翻訳:斉木裕明 校正・全体監修:中野真紀子 サイト:丸山紀一朗

新着ストリーミング ********************************************
2011/3/10 「潮目が変わる」組合つぶし法案の強行可決で高まる抗議のうねり
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スコット・ウォーカー知事と共和党上院議員が反組合法案を不意打ちで採決した
ことに、大きな反発がおきています。ウィスコンシン州マディソン郡で 労働問
題 専門のラジオ番組『ワーカーズ・インディペンデント・ニューズ』を放送し
ている組合出身のベテラン記者フランク・エムズパック氏に、労働運動側の反応
を聞 きます。
つづきはこちら→ http://democracynow.jp/video/20110310-3 (動画 8分)

ゲスト
*フランク・エムズパック(Frank Emspak)労働問題専門ラジオ番組 Workers
Independent Newsの創始者、プロデューサー。ウィスコンシン大学労働学部労働
教育学科の名誉教授。

字幕翻訳:永井愛弓 校正・全体監修:中野真紀子 サイト:丸山紀一朗

新着ストリーミング ********************************************
2011/3/14 ウィスコンシン州知事が「反組合法」に署名、18万人が抗議デモ
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東日本大震災が起きた3月11日、米国のウィスコンシン州では10万人を超える人
々が州都マディソンに集結し、前代未聞の大規模な抗議行動を繰り 広げていま
した。州知事が提出した反組合法案をめぐる1カ月近い衝突のクライマックスです。
つづきはこちら→ http://democracynow.jp/video/20110314-2 (動画 10.5分)

ゲスト
*ウィスコンシン州マディソンから現地報道: エイミー・グッドマン、マイ
ク・バーク、ニコール・サラザール
字幕:中野真紀子

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     今週の お勧めトピックス(英語のみ) 
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●ウィスコンシンの戦い:裁判所がウォーカー知事の反組合法案を無効に
http://www.democracynow.org/2011/5/27/the_battle_for_wisconsin_court_strikes
ウィスコンシン州の判事が、スコット・ウォーカー州知事の組合潰し法を無効と
しました。3月に同法案を通過させた共和党の議員たちが、事前に十分 な法案の
公示を行わなかったというのが理由です。同法は州の公務員のほぼすべての団体
交渉権をばっさりと切り捨てるものでした。ネイション誌の ジョン・ニコルズ
にこの法案の行方について話を聞きます。さらに同州の、投票がしづらくなるほ
ど厳格な新しい有権者身分証明法や、同州選出の共和 党連邦下院議員ポール・
ライアンが提出した「メディケア・メディケイド見直し」の予算関連法案につい
ても話してもらいます。

●イーライ・パリサーの新著『情報濾過の快適な泡の中:インターネットがあな
たに見せないモノ』
http://www.democracynow.org/2011/5/27/eli_pariser_on_the_filter_bubble
インターネット世界はだんだんと、同質の情報だけを反響させるエコーチェン
バーになってきています。どのサイトも、個々のビューワの嗜好を探り出 して
それに合わせた情報を組み合わせ、提供してくれます。たとえばだれかが「エジ
プト」という単語を検索すると、ある人にはあの民衆革命の最新 ニュースが掲
示されるのですが、他の人にはエジプトの観光情報しか出てこなかったりしま
す。人気上位50のウェブサイトでは、だれかがそこにアク セスするたびに平均
で64個の個人情報を収集しています。そうして認知された嗜好を基にサイトのコ
ンテンツをその人用にカスタムデザインして提供 するわけです。このオンライ
ンの情報フィルターは民主制度の未来にどんな影響を与えるのでしょう? The
Filter Bubble: What the Internet Is Hiding from You(『情報濾過の快適な
泡の中:インターネットがあなたに見せないモノ』)の著者イーライ・パリサー
に話を聞きます。「例えばアフガニスタン戦争の ニュース。ニュース・サイト
を運営している人たちと話をすると、アフガン戦争関連のニュースはあまりアク
セスがよくないという話をするはずです。 クリックされないんですね。みん
な、そういうのにあまり興味がない。にもかかわらずそれはこの国が直面してい
る最も重要な問題の1つであることは 間違いない」とパリサーは言います。「と
ころがこれはそうした情報フィルターをぜったいに通過できないんですね。とく
にフェイスブックではそれが 問題です。というのもフェイスブック上でやり取
りされる情報は、あの「like(いいね!)」ボタンを通して決まるんです。で、
この「いいね!」 ボタンというのは、対象によってすんなり押せるときと、悩
むときがある。「マラソンを走ったよ」とか「ほんとにすごいケーキを焼いた」
とかには 「いいね!」はすぐに押せるけれど、「アフガニスタンの戦争が10年
目に突入」には、「いいね!」とやっていいのかどうか、ほんとに迷ってしまう
から」。

●サンドラ・スタイングレイバー 天然ガス抽出をめぐる健康危機を語る
http://www.democracynow.org/2011/5/2http://www.democracynow.org/2011/5/27/sandra_steingraber_on_the_health_crisis7/eli_pariser_on_the_filter_bubble
全米で約30州が水圧破砕あるいは「フラッキング」と呼ばれる天然ガス掘削法を
容認しています。何千トンもの水や砂、化学物質を地中に注入して泥 板岩を破
砕し、そこから放たれる天然ガスを採集する手法です。ニューヨーク州は7月に
環境影響調査の結果が出るまでこの採掘法を部分的に執行停止 にしました。昨
日26日には同州議員がフラッキングによる健康被害に関して公聴会を開きまし
た。この問題は今日に至るまでほとんどメディアの関心 を集めていませんでし
た。この公聴会で証言した生物学者サンドラ・スタイングレイバーに話を聞きま
す。彼女はRaising Elijah: Protecting Children in an Age of Environmental
Crisis(『イライジャを育てる:環境危機の時代に子供を守るということ』)の
著者です。

●「広場を占拠せよ」:スペインで、失業、予算削減へのいらだちで市民運動が激化
http://www.democracynow.org/2011/5/26/toma_la_plaza_frustration_with_unemployment
経済的機会の改善、代議制をよりよくいかす選挙制度、政治汚職の根絶を求め
て、スペイン全土で数万人がデモを繰り広げています。この民主化推進デ モ
は、5月15日に変革を要求する市民がマドリードの中央広場に集まったことに端
を発しています、この新しい運動は、「トマ・ラ・プラサ(広場を 占拠せよ)
運動」と呼ばれています。5月第3週、抗議運動はスペイン全土、10以上の都市に
広がりました。同国の失業率は欧州内で最高で、30歳 未満の人口の約半分は失
業中です。各地で独自に展開しているこの運動では、食料、燃料、そしてコン
ピューターにいたるまで寄付によってまかなわれ ています。毎日の集会では全
員による投票で民主的に決定が行われ、現地の委員会は、清掃作業から法務問題
にいたるまで、さまざまな任務を割り当て られます。マドリードにいる独立系
ジャーナリストのマリア・キャリオンと、運動を代表してイバン・マルティノス
に話を聞きます。

●ネタニヤフが米議会で演説 公正な中東和平に向けたパレスチナ人の希望を打
ち砕く
http://www.democracynow.org/2011/5/25/netanyahus_speech_to_congress_dashes_palestinian
24日に行われた米上下両院合同議会でのイスラエル首相ベンジャミン・ネタニヤ
フの演説をみると、イスラエル・パレスチナ間の交渉の今後の成り行 きは不確
かなままです。ネタニヤフはエルサレムの分割は認めないとし、国際的に認知さ
れた1967年時点のイスラエル・パレスチナ境界線では「国 家防衛が不可能
(indefensible)」だと主張しました。彼はまた、イスラエルは「ヨルダン川沿
岸地帯に長期の軍事駐留を維持」しなくて はならないと述べ、ファタハとハマ
スの最近の和解を非難しました。ネタニヤフのこの演説は、オバマ大統領が1967
年境界線に基づくパレスチナ国 家の設立と、イスラエルとの相互の合意に基づ
く領土交換を支持すると呼びかけてから5日後のことです。パレスチナ・ナショ
ナル・イニシアティブ (Palestinian National Initiative)の事務局長ムスタ
ファ・バルグーティに話を聞きます。「ネタニヤフは昨日、二国家共存の解決策
に向けての交渉のすべての可能性を閉 ざしてしまった」とバルグーティは言い
ます。「事実上、平和的解決のすべての可能性を奪ったと言ってもよい。なぜな
ら彼はすべての問題で一方的に 現状を押し付け、我々にアパルトヘイトのよう
な人種隔離システムの中で奴隷として生きることを求めているからだ」

●オバマがプエルトリコへ 1961年以来初の米大統領訪問
http://www.democracynow.org/2011/5/25/obama_to_make_first_presidential_visit
オバマ大統領が6月のプエルトリコ訪問を発表しました。2008年の大統領選挙の
際の公約を果たすとともに、これはジョン・F・ケネディが50年 前に同島に訪れ
て以来初の米国大統領の訪問となります。大統領の特別専門委員会は最近、米国
は自治領であるプエルトリコの米国内での地位問題を 2012年までに解決すべき
であるとの提言を行いました。「同島に住む400万人のすべてと、また、ここ米
国に住むプエルトリコ人も、米国民で す。しかし彼らは、独自の言語と文化と
歴史を持つ、残りの米国領土からまったく切り離された離れた領土に居住してい
ます」と、プエルトリコに関す る著書Harvest of Empire: A History of
Latinos in America(『帝国の収穫:米国のラティーノの歴史』)の改訂版を出
したばかりのフアン・ゴンザレスは指摘しています。「このアイデンティティー
の問 題は、実際はいまも続く植民地問題の反映なのです。プエルトリコは米国
最後の主要な植民地であり、世界にいまも残る植民地の最後の1つでもあるの です」

●『帝国の収穫』:新刊書が明かす米国ラティーノの歴史とラティーノ票獲得へ
動くオバマ
http://www.democracynow.org/2011/5/25/harvest_of_empire_new_book_exposes
オバマ大統領のプエルトリコ訪問の発表はちょうど彼が2012年の大統領選挙でラ
ティーノ票を勝ち取るために大掛かりなキャンペーンを始めた時期 に重なりま
す。5月10日、オバマはテキサス州エルパソでラティーノの聴衆が大半を占める
中、移民制度改革を呼びかける重要演説を行いました。フ アン・ゴンザレスと
ともに米国に暮らすラティーノの歴史を話し合い、それがいかにラテンアメリカ
での米国の政治的および軍事的介入に関係している かを考えます。デモクラ
シー・ナウ!の共同ホストで、ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙のコラムニ
ストであるゴンザレスはHarvest of Empire: A History of Latinos in
America(『帝国の収穫:米国のラティーノの歴史』)の最新版を出版したばか
りです。2000年に第1版が出たこの本はメキシコやキューバ、プエル トリコ、ド
ミニカ共和国、ニカラグアそしてその他周辺地域から来たラティーノたちの物語
を検証しています。この本を基にした新しいドキュメンタ リー映画も制作され
ており、そこからもいくつかクリップを放送します。

●伝説的ボブ・ディランが70歳に:デモクラシー・ナウ!がパシフィカ・ラジオ
のアーカイブから貴重なインタビューを放送
http://www.democracynow.org/2011/5/24/the_legendary_bob_dylan_turns_70
ボブ・ディランが70歳を迎える5月24日、彼の人生と音楽についての特別番組を
放送します。ディランは1941年5月24日、ロバート・アレ ン・ジマーマンとして
ミネソタ州ダルースに生まれました。ミネソタ州ヒビングで育った彼は、1961年
1月にグリニッジ・ビレッジに移りました。 それから数年の間にディランは「風
に吹かれて」「時代は変る」「ライク・ア・ローリング・ストーン」「戦争の親
玉」「廃墟の街」「ミスター・タン ブリン・マン」など60年代の最も有名な曲
のいくつかを作り、時代の声として多くの人々に認識されるようになりました。
ニューヨークのフォーク シーンから登場したディランはその後、ロックからカ
ントリー、ブルースまで多くの他のジャンルを追求しました。彼は今でもツアー
を続けています。 ピュリツァー賞審査員は2008年、「卓越した詩の力の作詞に
特徴付けられる、彼のポピュラー音楽とアメリカ文化への多大なる影響」に対し
て特別 賞を授与しました。しかし、ディランは音楽界のスターになる以前は、
自分の音楽を聴いてもらおうとしているニューヨークの無数の若いミュージシャ
ンの一人にすぎませんでした。彼の初期のラジオ出演にパシフィカラジオ局WBAI
があります。ディランに何度もインタビューしたWBAIの伝説的 なDJで「名付け
えぬラジオ」(Radio Unnamable)という番組の司会者ボブ・ファスに話を聞き
ます。ファスのディランへのインタビューの抜粋を放送し、彼が撮影したディラ
ンの写真も紹 介します。ファスの番組は1963年に放送開始し、60年代に登場し
たカウンターカルチャーの中心的発信源となりました。番組は現在も毎週木曜日
の深夜零時に放送されています。故ロバート・シェルトンによって書かれ、最近
再版されたNo Direction Home: The Life and Music of Bob Dylan(『ノー・
ディレクション・ホーム:ボブ・ディランの人生と音楽』)の共同編集者で音楽
ライターのエリザベス・トムソンからも話を聞き ます。

●29人死亡の炭坑爆発事故、マッセイ・エナジー社に責任 州独立調査
http://www.democracynow.org/2011/5/23/massey_energy_guilty_west_virginia_probe
2010年4月に発生し29人の炭坑労働者の命を奪った爆発事故について、ウエスト
バージニア州政府による独立調査は、マッセイ・エナジー社に責 任があると結
論づけました。これは、マッセイ社が爆発のリスクを減らすための空調装置と炭
坑のほこりの扱いに関する連邦規則を繰り返し違反してい たとする、連邦捜査
官が今年前半に発表した予備調査とも一致し、炭坑の穴から噴出したガスが原因
だとするマッセイ社の主張を退けました。また報告 書は、マッセイ社が強い政
治的影響力を行使して、「ウエストバージニア州の政治システム」や規制当局を
「支配しようとしている」ことについても指 摘しています。この調査を監督し
た米連邦政府炭坑安全当局の元責任者のデヴィット・マクアティアに話を聞きま
した。

●炭坑めぐる闘いは「民主主義の闘い」:ロバート・ケネディ・ジュニアが新作
映画を語る
http://www.democracynow.org/2011/5/23/fight_over_coal_mining_is_a
環境活動家のロバート・ケネディ・ジュニア、そして映画制作者のビル・ヘイ
ニーに、今年のサンダンス映画祭で上映された新作ドキュメンタリー作品 「The
Last Mountain(最後の山)」の話を聞きました。映画ではアパラチアの炭坑を
巡る闘いや、マッセイ・エナジー社の山頂除去のための信じがたい行動の歴史
を描いています。「彼らはこうしたことをするために法を破らなければいけませ
ん。法を犯さずに市場で生き残ることはできないのです。労働法、保健 法、安
全法を違反するのです。さらに彼ら自身による記録によると、これまでに環境法
令のうちの1つを違反した回数は、6万7千回に上るとのことで す」ケネディは、
マッセイ・エナジー社という州・連邦レベルで多大な政治的影響力をもつ炭鉱大
手に関して、このように述べています。「環境破壊だ けではなく、民主主義が
くつがえされる危険性があることが問題になっているのです」


************ 掲示板 ********************

(関心のある皆さんにぜひお知らせください。)
=============================
コンピュータ監視法案の廃案を強く求めます

JCA-NET理事会
2010年5月26日

衆議院法務委員会において、「情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一
部を改正する法律案」(以下、「コンピュータ監視法案」と呼ぶ)が審 議入り
しました。以下で述べる理由から、本法案は、コンピュータを利用するすべての
利用者に対して、警察等捜査機関に著しく大きな監視と捜査の権 限を与え、園
結果として、私たちの通信の秘密、思想信条の自由、表現の自由、プライバシー
の権利など憲法が保障している諸権利を著しく侵害するも のであり、断じて認
めることはできません

(1)コンピュータ・ウィルス作成の犯罪化は、「作成」の現場への捜査当局に
よる監視を認めることとなります。捜査機関は「コンピュータ・ウィル スの作
成の疑い」を口実として、ユーザのコンピュータを監視できるということを意味
しており、捜査機関に予防的な強制捜査の権限を与え、その結果 として、ユー
ザの通信の秘密を大きく侵害する危険性をもたらすものといえます。
(2)コンピュータ・ウィルスの作成罪にかぎらず、コンピュータ監視法案で
は、あらゆる犯罪捜査において、捜査機関によるコンピュータへのより自 由な
介入を認めています。ユーザが利用している端末のコンピュータだけでなく、こ
のコンピュータを踏み台にして、一通の捜索押収令状で芋づる式 に、ネット
ワーク先のサーバに保管されているユーザのデータに対しても差し押さえ等が可
能になります。このよう捜査権限を捜査機関に与えること は、裁判所による捜
査機関に対するチェック機能を大幅に後退させ、捜査機関の独走を許すことを意
味します。
(3)本法案によって、ユーザのデータや個人情報を管理しているプロバイダー
やネットワーク管理者は、通信記録を最大60日保全することを義務づ けられ
たり、ユーザのデータを複写して捜査機関に提供する作業をさせられるなど、捜
査機関の「手先」となることが強制されることになります。本 来、プロバイ
ダーなどネットワーク管理者は、ユーザの通信の秘密を守り、ユーザによる自由
なコミュニケーション環境をサポートする責任を負うもの ですが、コンピュー
タ監視法案では、ユーザのプライバシーよりも捜査機関への捜査協力を優先させ
ることが強制されます。情報流通及びコミュニケー ションの担い手が捜査機関
の手先となるような社会には思想信条、言論・表現の自由はありません。

JCA-NETは、民衆によるコミュニケーションの権利の確立と権力による監視・干
渉・検閲と闘ってきた進歩的コミュニケーション協会の日本にお けるメンバー
組織として、憲法が保障する通信の秘密、思想信条の自由、言論・表現の自由な
ど、民衆の基本的人権を擁護する立場を改めて表明し、こ れら民衆の権利を著
しく侵害するコンピュータ監視法案を直ちに廃案とすることを強く要望するもの
です。

JCA-NET代表
小倉利丸
toshi@jca.apc.org

************** 明日にも強行採決の見通しのようです (@@) ***********

来週火曜日法務委員会で強行採決予定の「コンピューター監視法案」に断固反対
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/09e8d9b18ec6309a9fb28ec69e9b985b

ヘンリー大津さんの緊急メールで知りましたが、「コンピューター監視法案」が
来週火曜日(5月31日)にも法務委員会で強行採決される見通しとの ことです。

菅首相と江田法相(写真)と法務・検察・警察官僚は大震災と福島原発に国民の
関心が集中している間隙をぬって、「平成の治安維持法」を強行成立さ せよう
としています。

こんな悪法が通ったら民衆の武器であるネット媒体が監視され弾圧され「民主主
義」「主権在民」の根本が破壊されます。

江田法相は地検特捜部の「全面可視化」を法務・検察官僚にのませる代わりに
「コンピューター監視法案」を今国会で成立させるという裏取引をした のだと
思います。
 
「護憲派」と言われてきた江田五月氏の正体は戦前並みの「治安維持派」であり
米国支配層とつながった「売国奴」であったということです。

緊急行動に参加して断固反対しましょう。

以下に「共謀罪反対国際共同署名」の声明文を転載しますので情報拡散をお願い
します。

2011/5/28

ttp://www.kyoubouzai-hantai.org/news/jousei.htm

▼ コンピュータ監視法審議入り、31日委員会採決強行!緊急行動へ結集を!!

コンピュータ監視法が、文字通り原発震災下のどさくさで審議入りし、31日にも
衆議院法務委員会採決が強行されようとしています!

コンピュータ監視、ネット規制の悪法成立を全力で阻止すべく、緊急行動を取り
組みます。

ぜひ、ご注目と結集をお願いします。

■5月31日(火) 緊急行動

  8:00〜 国会前・駅頭ビラまき

  9:00〜 衆院法務委員会参考人質疑傍聴&国会前行動

  〜11:45 → この間に委員会採決が予定されている

  PM    本会議で審議予定

■6月1日(水) 院内集会、国会前行動

  8:30〜 国会前・駅頭ビラまき

  9:30〜 国会前行動

 11:30〜13:00 院内集会(衆院第2議員会館 第1会議室)

本法案は25日に法務委員会で審議入りし、民主党辻議員・橘議員からの与党質疑
があり、本日27日は自民党平沢議員、公明党大口議員他の野 党質疑がありました。

与党質疑はほぼ「異議・懸念あり」というねじれ現象が起きており、自民党は共
謀罪の必要性を主張・追及するという、ある意味本質が暴露された ものでした。

これ以降、31日には参考人質疑が予定され、直後に委員会採決が強行されようと
しています!

審議入り直前には、「修正法案に問題あり、慎重審議を求める」日弁連会長声
明、東京弁護士会会長声明が相次いで出されました。

(http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/110523.html)

ソフトバンクの孫会長、自由報道協会の上杉氏をはじめ、ネット上での反対の声
も広がっています。

(http://www.pjnews.net/news/909/20110526_3)

このようなどさくさの中で、審議・採決を強行しようという流れをこのまま許す
わけにはいきません!

「現代の治安維持法」共謀罪につながる、コンピュータ監視・ネット規制の悪法
成立を、

みんなの力で絶対に阻止しましょう!!


▼5/31(火)
コンピュータ監視法案等の 衆院法務委員会での強行採決阻止!
緊急国会前行動
▼6/1(水)国会前行動&院内集会
▼6/6(月)コンピュータ監視法を許すな!関西集会Part2 〜共謀罪法案の
復活を許さない〜
▼6/26(日)
戦争と治安管理に反対するシンポジウム5
−−−−−−−−−−
共謀罪復活と治安管理強化に反対し各地で活動を
・「共謀罪」反対一言運動
・署名を集めよう
FAXやメールで直接一言を
■法務省 ■民主党 ■法務委員  ■法務閣僚  ■党都道府


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デモクラシー・ナウ!は皆さんの協力で支えられています。あなたもぜひ、ご参
加ください。


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