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『週刊亜北斎』文月5号〜立ち会って良心的と言い聞かす
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 『週刊亜北斎』文月5号の「世相吟詠」です。

◆ 報復の声明を読む腹はグウ〜

 とある北の国では米韓合同軍事演習への反発が強い。「報復の聖戦を開始す
る」と、威勢のよい声明。
 「それに対応した報復措置をとるのは、わが軍と人民の当然の選択だ」と述べ
たそうだが、確かに虚勢を張る「わが軍」はそうかもしれないが、人民はそんな
こと、はなから望んではいない。
 せめて餓死しない程度の食料を供給してから空威張りをしてくれ。

◆ 不明でも動かす勇気乗る勇気

 スロー列車の転覆で多くの死傷者が出たというのも驚きなら、みんな日本人と
いうのも驚き。熟年ばっかりというのも‥‥いや、これは考えてみれば当然か。
 それにしても、事故原因不明のままで営業再開というのも、日本じゃちょっと
考えられない。事故直後、そんな列車にみんな平然と乗るのだから、蛮勇という
か、元を取らねばという吝嗇のなせる技というか。
 先のことを心配してもしょうがない。事故が起きたらそのとき考えようという
旅行客の楽天と、保険が入ってくるからいいやという家族(遺族)の楽天が海外
旅行を支えている。

 さて、以下4句は、国民に信任されずに法相になった千葉景子に捧げる。
 「国家が殺人を犯すこと」の意味を、この人は根本から考えたことがあるのか?
 期待を寄せていた人だけに、甚だしく残念。
 
◆ 自分より他人の首を括る楽

 宅配便のハンコと間違えて、うっかり死刑のハンコを押してしまったか。

◆ 立ち会って良心的と言い聞かす

 立ち会う「良心」があるのなら、直接手を下してみてはどうか。その方が真摯
な態度だろう。

◆ 苦渋だという殺人もメシの種

 ひとつの決断で、自動的に一人の人が死ぬ。
 何という便利なシステム。

◆ 生真面目にお仕事としてする殺し

 昔ナチスの兵士たちも、命令一下、お仕事として忠実に働き、何百万人もの人
を殺した。
 実に誠実な仕事ぶりだったろう。
 もっとも、この場合は他に選択肢がなかった。拒否すれば自らが殺されただろ
うから。

 法相に選択肢はなかったのか?


亜北斎

Created by staff01. Last modified on 2010-07-30 23:41:22 Copyright: Default

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