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//     かわら版・ジャパンユニオン 2010/2/1 第238号
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<INDEX>---------------------------------------------------------

 1.今号のきめゼリフ
 2.こんな時どうする
 3.二週間・Newsスッぱ切り
 4.Focus of News
 5.ほっかほか・ほーこく
 6.「No.ゼロ」のぶつぶつつぶやきスペース
 

<今号のきめゼリフ>----------------------------------------------

 −節目の年−

 2010年─「ミレニアム10年」「60年安保50年」「日韓併合100年」
 「平城遷都1300年」・・・。何かと引き合いに出しやすいキリのいい年
 代ではあります。いかにも無理やりこじつけたな、と鼻白むスジ無きに
 しもあらずなのですが、いやがおうもなく「顧みる(省みる)」という
 行為を促され、いずれにせよ「節目の年」としての位置づけが容易であ
 ることに諸兄異論はないのではないでしょうか。

 機械的物理的に時の流れを分断し概念としての「時代」を築きあげるわ
 けですから、壮大な知的作業と言えなくもありません。さて、小生はと
 いうと、労働運動の総括に長期も短期もありませんが、一つひとつの行
 動をかみ締め、その歴史的位置付けを想像しながら盛り上げてゆくこと
 が肝要である、と年頭にあたり“殊勝な”心持ちに浸った次第。

 もっとも、往年の大先達が自らの頭脳に鞭打ち、怒涛のごとき歴史の激
 流を画したような偉業に遠く及ばずながらも、半ミリでもその足跡に近
 づけたという、身のほど知らずの「自己満足感」付きですけれど・・・。


<こんな時どうする>----------------------------------------------

 労働相談センター・メール相談より
 <労災補償>
 <質問>
 勤務中に怪我をし、左手人差し指と中指の第一関節を切断してしまいま
 した。
 どのような補償が受けられるのでしょうか・・・。


 <回答>
 メール拝見しました。
 1.労働災害に対しては、災害補償制度で定められた補償(平均賃金の
 8割)を行わねばなりません。また、会社は労災保険に強制的に入らね
 ばなりません。

 2.会社が労災保険に入っていなくても、労災の場合は労働者の補償は
 必ず受けることが出来ます(会社が後で追徴されるだけです)。勿論、
 パートやアルバイトでも同じです。

 3.労災補償(保険)は、労災にあった労働者本人が請求して始めて支
 給されます。
 早急に、本人自身が所轄の労働基準監督署の「労災課」に行き手続きを
 してください。
 会社と医師の証明欄がありますが、会社が協力してくれない時は、労基
 署が職権で調査する扱いとなっています。詳しくは労基署でお尋ね下さ
 い。

 4.労災と認定されての療養中の休業中と治癒後30日間の解雇は禁止
 されています(労基法19条)。
 しかし、たとえ、退職したとしても、休業中は、平均賃金の8割が補償
 されます。
 医療費の本人負担は無料です。
 その他障害や後遺症の補償もありますので、詳しくは労基署でお尋ね下
 さい。

 5.これは会社の規定は関係ありません。法律ですので、会社は強制的
 に従わねばなりません。
 
 NPO法人労働相談センター


<二週間・Newsスッぱ切り>------------------------------------
  
 1/15 ・外国企業への提訴容易に 法制審が法整備案 
     ・大学生就職内定73・1%で過去最低 
 1/18 ・自宅作業も業務と労災認定 心臓疾患死のマック店員 
 1/19 ・経団連、定昇凍結も検討へ 対春闘方針、雇用確保も要請
 1/20 ・JALの労組、新経営陣に早くも抵抗の意思 「経営危機の
      原因は、労働者ではない」 
 1/25 ・介護職員の平均給与9千円増、報酬改定で 
     ・定昇凍結論に反論=労使信頼への配慮足りない−古賀連合会
      長
     ・春闘、雇用確保に重点=後任人事は27日公表−経団連会長
 1/26 ・最低賃金上げ検討=中小企業支援策を論議−厚労、経産省
     ・<過労死企業公開訴訟>「社会的批判を」原告が陳述
     ・最低賃金引き上げ、28日に検討チーム発足 
     ・「同じ仕事なら、同じ待遇に」パートら切実春闘 
     ・<派遣労働者>携帯で条件チェック 連合が2月サイト開設 
     ・「第2の氷河期作らない」経団連・連合が声明 
     ・造船工場で胸など挟まれ死亡/昨年1月にも
 1/27 ・格差是正へ中小労組は賃金改善要求/ゼンセン同盟 
     ・今年の世界の失業者は2億1340万人に増加=ILO予測 
     ・トヨタ労組、5年ぶりにベア要求見送る 
 1/28 ・賃金改善要求見送り、電機連合が春闘方針
 1/29 ・失業率2カ月ぶり5・1%に改善。09年12月、求人倍率
      上昇
     ・雇用助成金、186万人が対象=5カ月ぶり増加−昨年12
      月申請分


<Focus of News>-------------------------------------------------

 <過労死企業公開訴訟>
 =「社会的批判を」原告が陳述 (毎日新聞1月26日)=

 過労死や過労による病気で従業員が労災認定を受けた企業名の公開を国
 に求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、大阪地裁であった。

 飲食店店長だった夫(当時49歳)を過労自殺で亡くした原告の寺西笑
 子(えみこ)さん(61)=京都市=が「過労死や過労自殺をさせるの
 は企業犯罪。社会的批判にさらされるべきだ」と意見陳述した。国側は
 請求棄却を求めた。

 寺西さんは陳述で書面を力強く読み、「労災申請と民事訴訟を通じて事
 実の解明に10年以上もかかった。しかし、悲しみは深まり、今も心の
 傷が癒えない」と心情を吐露。「過労死や過労自殺をさせた企業には何
 の社会的制裁もない。公開によって若い人の企業選びに役立つ」と企業
 名公開の意義を訴えた。


 寺西さんは昨年3月、大阪労働局に情報公開請求したが、「個人の特定
 につながる」として開示されなかったため、不開示処分の取り消しを求
 めて提訴した。【日野行介】


<ほっかほか・ほーこく>------------------------------------------

 =阪急トラベルサポート裁判1・2陣証人尋問の日時が決まりました=

 現在、3つの公判が行われている「事業場外みなし労働」適用の是非を
 問う残業代請求裁判。
 第3陣の証人尋問が昨年12月21日に行われ、労働審判異議訴訟について
 も2月24日の証人尋問が決定するなど、ここにきて裁判が佳境に入って
 きました。

 1月19日、2008年5月に提訴した第1・2陣の公判が行われ、その場で
 証人尋問の日時が以下の通り決定しました。
 組合側はHTS支部塩田委員長、江口副委員長、大島組合員が証言に立
 ちます。また会社側は昨年12月の第3陣証人尋問と同じく細野課長を証
 人に立てています。

 この1・2陣の裁判についても、多くのみなさんの傍聴で証言に立つ組
 合員にご支援をお願いいたします!

 ■ 日時 
 2010年5月12日(水)午前10時30分より

 ■ 場所 
 東京地方裁判所(法廷は未定です。決まり次第お知らせします)


<「No.ゼロ」のぶつぶつつぶやきスペース>-------------------------
 
 ●墨田区押上に建設中の「東京スカイツリー」。どんどん天に向かって
 高く伸びています。●最終的には600メートルを超える高さになるそ
 うで。組合の事務所がある青砥の駅からも見えるほどです。●ただ、
 「バベルの塔」を想起してしまい、僕はなにか複雑な感じです。(存)


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