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日韓民主労働者連帯の中村猛さんからの情報です。

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2008-08-14
断食労働者に異常症状・・・それでも「頑強な闘い」訴え
キリュン労使、午前10時から8時間かけて、マラソン交渉

ユン・ポジュン記者
パク・チョンヒよりきびしいキリュン資本

[3信:午後6時30分]
断食労働者に異常症状・・・それでも「頑強な闘い」訴え

国家人権委のユ・ナムヨン常任委員は金属労組キリュン分会のキム・ソヨン分会長とユ・フンヒ組合員に会ったが、何の話も聞けなかった。
二人の非正規職女性労働者は工場の屋上に設けられた小さなテント中で、ただ横になって寝ているだけだった。これらはユ委員を見ても目をパチパチするだけで、微動だにしなかった。目の前で繰り広げられる凄惨な光景を見たユ委員は、ソン・ギョンドン詩人の肩に触れながら、「話さなくても全部聞いたので行こう」と言って席を立った。
ユ委員は屋上から降りて、チョン・テイル烈士のお母さんイ・ソソン女史に会った。イ・ソソン女史はこの日の午前に訪ねてきて「生きて闘ってくれること」をお願いするために、動くのが不自由な身体で自らハシゴに乗って工場正門の屋上まで上がった。イ女史がユ委員に「誰ですか」と尋ねたのに「国家人権委員会常任委員」と答えると、すぐに「よく来てくれました」と、重苦しい心情を打ち明けた。
イ女史は「本人の意志があるので強制的に引き下ろすこともできず、それでもあのようにしているが気持ちが少しでも緩めばうっかりして死んでしまう」、「どうしたら良いのか」と単刀直入に尋ねた。ユ委員はうなずくだけで何の返事もできなかった。
ユ委員はこの前の2時30分頃、九老工場に到着するとすぐにソン・ギョンドン詩人から、キリュン分会の労働者の1080日間の闘争経過と最近の状況を聞いた。ソン・ギョンドン詩人は断食50日を超える時点で警察が逮捕令状を発行したこと、二人の女性労働者の状態が急に悪化した状況であるのに、救急車はただの一台も配置していないことなどを指摘した。彼は「逮捕すると脅すのでなく、救急車を配置しなければならない」と言いながら「切迫した生存権の闘いを越えて、最小限の人権上の要求」と訴えた。続いて彼は警察の逮捕令状執行は「命を賭けて闘う人に、死ねるものなら死んでみろというやり方の殺人教唆だ」と批判した。
ユ委員はソン・ギョンドン詩人に「工場を訪問して使用者側に面談を申請したが、拒否された」と言った後、「人権委レベルで安全対策などに関する対策を考えてみる」と話した。
ユ委員が帰った後、医者たちがキム・ソヨン分会長とユ・フンヒ組合員の健康状態をチェックした。また、午後5時頃からはキリュン共対委側が二人の女性労働者に対する面会を公式に制限した。
二人の女性労働者の健康状態をチェックした医者たちは「こういうケースに関する資料がなくて、確実にどうとかは言いにくい」と話した後、「酵素と塩などを再度摂取すること」を薦めた。二人の組合員は消化器系統に相当な痛みを感じていて、臓器から粘液質の液体が流れ出るなど、様々な異常症状が現れている。
だが診察中もキム・ソヨン分会長は交渉状況を聞いた後「使用者側が交渉では少しも譲歩するつもりがない」として、「こうなったら、より大きな闘いをするしかない」として頑強な闘争意欲を示した。
一方、4時からはキリュン闘争勝利を支持する労働者たちの連帯集会が約一時間ほど行われた。この集会には市民と学生、労働者100人余りが参加した。集会に参加した人たちは涙を流したり、悔しさで憤りながら二人の労働者の命をかけた闘いと、これを無視するキリュン電子に対して激しく怒った。
この席に参加したチェ・イルベ・コオロン闘争委委員長は「これまでは民主労総が闘うと資本は恐れたが、今はそうではない」、「資本家が恐れるような中身のある闘いを考えなければならない」と強調した。
6時現在、労働部ソウル冠岳支庁では、前日に続いてキリュン労使が交渉を続けている。

[2信:午後2時]
キリュン労使、午後2時に交渉

14日、キリュン電子の事態解決を望む各界各層の動きが慌ただしい。
国家人権委員会のユ・ナムヨン常任委員長は月1回行う現場訪問の日程にキリュン分会の座り込み場を選んだ。ユ常任委員長は午後2時頃キリュン電子九老工場正門の座り込み場を訪問する。
人権委は今回の訪問が断食座り込み者などに対する憂慮から行われるものだと明らかにした。ユ常任委員はキリュン分会の労働者たちの意見を聴取する予定である。
これに先立つ午前9時頃、人権委は報道資料によって「キリュン電子の非正規職勤労者が体験している苦痛は、単に一つの個別事業場で発生した労使問題ではなく、非正規職問題の中の一つの類型」という点を強調し、「韓国社会が解決しなければならない大きな宿題」と強調した。
午後3時30分頃には国会で民主党のウォン・ヘヨン院内代表と市民社会団体代表団との面談も予定されている。参加連帯のキム・ミニョン事務局長をはじめ、女性団体連合、共にする市民行動、民主弁護士会、民教協の関係者で構成された市民社会代表団は、キリュン事態解決のために政界が立ち上がることを求める予定。
特に民主党は前政権下で与党であったのにキリュン事態を解決できなかったという原罪があって、市民社会団体の要求にどのように応じるかが注目される。
夕方7時には、仏教、天主教、キリスト教など3宗教団体がキリュン電子九老工場で共同の宗教行事を挙行する。具体的な進行方法は知らされていないがキム・ジョンデ神父、チョン・ジンウ牧師、ヘジン僧侶などが参加することが知らされた。
市民とネット市民たちの支持も熱い。「アゴラ」ではキリュン電子非正規職労働者を殺すなという請願運動が行われており、インターネット掲示板には同調断食、不買運動を促すネット市民の掲示文などが氾濫している。
キリュン分会のキム・ソヨン分会長の健康状態は『医学的説明』不能の状態に至っている。キム分会長はこの日午前、組合員と会議を行った後、横になったまま交渉結果を待っている。同調断食に参加した市民たちはキム分会長の命を救うことができるのは「非正規職労働者に対する差別をなくし、そのために努力しようとする使用者側の態度にかかっている」と指摘した。
午後1時現在、3時間かけて交渉を行ったキリュン労使はしばらく会議を中断して昼休みに入っている。午後2時から交渉を再開する。

[1信:午前8時]
キリュン電子労使、明け方まで10時間のマラソン交渉

13日、キリュン電子労使が10時間にかけて、マラソン交渉を行ったことによって、14日午前から再開される交渉に耳目が集中している。
断食座り込み64日を迎える金属労組キリュン分会のキム・ソヨン分会長は、3日前に使用者側の交渉態度に強い不満を表して酵素と塩を絶つという意志を明らかにした。これによって各界・社会団体代表者と市民は「キリュン電子がどうしても非正規職労働者を殺そうとするのか」と使用者側の態度変化を求めた。これらは13日夕方7時頃にはキリュン電子九老工場の正門に集まって、最悪の事態は防ぐべきだとして、ロウソク集会も行った。リレー同調断食団への参加もずっと列をなしている。
13日午後4時から労働部のソウル冠岳支庁で行われたキリュン電子の労使交渉はロウソク文化祭が終わった後にも続けられ、深夜12時を過ぎて、14日明け方2時頃に一段落を迎えた。両側の交渉委員は午前10時から交渉を再開することにし、交渉過程については組合員以外には徹底的に不問に付した。
民主労働党のイ・ジョンヒ議員は仲裁のために労使両側の意見を調整して10時間にわたるマラソン交渉を引き出した。イ議員もまた断食の長期化で身体を支えるのが困難な様子だが、交渉場を出た後には『笑い』ながらキリュン分会の組合員に対した。
労組の交渉委員はキリュン分会の組合員に、明け方2時20分頃交渉の経過を説明した後、帰宅した。交渉委員たちは「妥結を目標に交渉中」と話した後、交渉に関連した事項については「一切話せない」と話した。


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