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News Item 1030-01
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麻生でてこい!!リアリティツアー救援会
不当逮捕弾劾声明

 10月26日、反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉のプレ企画として実施された「リアリ
ティツアー2--62億ってどんなだよ。麻生首相のお宅拝見」において、3人が逮捕
され、現在も留置場に身柄を拘束されたままです。私たちはこの逮捕の不当性を
ここに明らかにするとともに、仲間を連れ去った警視庁公安部および渋谷署に強
く抗議します。

■リアリティツアーの目的
 人材派遣会社社長の「ピンハネ御殿」を見学した第1回につづき、今回のリア
リティツアーは、その土地だけでも62億円ともいわれる麻生太郎氏の大豪邸を眺
めて帰る、というものでした。この間、連日のように麻生首相の金銭感覚をめぐ
る報道がなされていますが、私たちにもたらされた貧困と格差を解決すべき立場
にあるこの人物がどんな暮らしをしているのか、と。しかしこのツアーは、警察
によって解散を余儀なくさせられたのです。

■不当逮捕の経緯
 午後3時、渋谷警察警備課長は渋谷ハチ公前広場に集まった私たちに「歩道で
行くぶんにはいいです」「麻生邸まで5、6名ずつ行く分には構わない」等の連
絡をしてきました。私たちは、3、40分ほど、ツアーの告知を行った後、およそ
50名ほどで、歩道を歩き始めたのです。渋谷警察署との話し合いのとおりに、風
船やプラカードを引き下げ、拡声器も使用せず。
 そのわずか5分後、ゆっくりと道玄坂下にさしかかろうとしたそのときです。
人ごみのなか、私たちのいちばん前の位置でツアープラカードを目印にもってい
た仲間が腕をつかまれ、路上に組み伏せられました。警察は「いけ!いけ!コー
ボー!コーボー!」を合図にさらに2人の参加者を羽交い絞めにし、3名ともに連
れ去っていきました。報道では警察が「再三にわたり警告」したとされています
が、ツアー出発時をのぞいてそのような警告は受けていません。3名の逮捕理由
は公安条例(注)違反や公務執行妨害となっていますが、その事実がないこと
は、私たちが記録した映像にすべて明らかです。また、「参加者が警察に暴行を
加えた」といった報道は、警察の意図的な歪曲によるものです。参加者が警察に
暴力をふるったという事実などいっさいありません。

■接見妨害と不当な10日間勾留
 その後、3人が留置された渋谷警察署に、私たちは不当逮捕を弾劾するととも
に、接見と差し入れを求めました。しかし同署は、接見禁止処分がだされていな
いうちから面会を拒絶し差し入れも拒否しました。また5時ころ到着した弁護士
に対しても接見を認めず、到着後2時間にわたって弁護士接見を妨害しました。
面会と差し入れが可能になったのは、午後7時を回ってからです。その後、28
日になって3名には10日間の勾留と接見禁止処分がつけられました。警察は不
当な弾圧を加えたばかりか、接見交通すら妨げ被疑者の法的権利をも公然と蹂躙
し、不当な監禁状態を続けているのです。

このような非道を、私たちは絶対に許すことができません。
 私たちには、いつから歩道を歩く権利がなくなったのでしょうか。数十名の警
官に歩道を歩く私たちを過剰に規制させ、まるで予定していたかのように弾圧の
命令を下したのは誰でしょうか?
 虚偽の情報をマスコミに伝え、3人にありもしない罪を着せようとしているの
は? 
 警察はいつもこのように、自分たちから仕掛けてきて、その禍いを私たちにな
すりつける。
 麻生首相の豪邸を「見物」されることすらおそれる警察は、私たちの仲間の自
由と生活を踏みにじることにはいっさい躊躇がない。
 警察は麻生を守る。
 ならば、私たちは私たちを守る。

怒りをこめて言う!
3人の仲間を、即時解放せよ!
ツアーへの不当弾圧を、謝罪せよ!
麻生太郎首相は部下の不始末の責任をとれ!

2008年10月29日
麻生でてこい!!リアリティツアー救援会

注)東京都公安条例は「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、
これを保障する。(憲法21条)」とした憲法に違反している。だがその条例に
おいてすら「この条例の各規定は、第一条に定めた集会、集団行進及び集団示威
行動以外に集会を行う権利を禁止し、若しくは制限し、又は、集会、政治運動を
監督し若しくはプラカード、出版物その他の 文書図画を検閲する権限を公安委
員会、警察職員又はその他の都吏員、区、市、町、村の吏員若しくは職員に与え
るものと解釈してはならない。」(第6条)としている。


わたしたち救援会は、ツアーにたいする今回の不当弾圧に断固抗議するととも
に、3名の即時釈放を要求します。抗議声明への賛同をお願いいたします。

声明に賛同します
★賛同
・個人の場合
お名前     (             )
肩書き(あれば)(             )

・団体の場合
貴団体名    (             )

★連帯・支援のメッセージ(お願いします)





声明賛同ないしメッセージはasouq(at)sanpal.co.jp に送ってください。※(at)
は@に置き換えてください

★救援会カンパ宛先
・郵便振替 00110-6-317603 口座名 フリーター全般労働組合
※通信欄に「asou」または「あそう」と大きくお書きください

・銀行振込 みずほ銀行 中野北口支店(243) 普 1025488 ヤマ
グチモトアキ

ーーー
詳細はこちらに
麻生でてこい!!リアリティツアー救援会ブログ
http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/


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