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 フィリピントヨタ労組ヴェル書記長とフィリピン日産労組ロデル副委員長の来日を歓迎し、港町診療所で開催された神奈川集会は、最初にフィリピンのテレビ局チャンネル2が製作し、今年5月1日に放映されたフィリピン日産労組のドキュメントを観た。ドキュメントは日産経営陣が組合のピケットストライキ妨害に放水車を使って放水、暴力むき出しの実態を明らかにした。

 ヴェル書記長はフィリピンでは組合活動家は常に危険(政治的暗殺)な目に会っているが、われわれは解雇者とその家族の正当性を求めて闘っている。9月12日には在フィリピン日本大使館前で反トヨタ世界キャンペーンの抗議行動を行い、日本大使館に申入れを行うと述べた。

 ロデル副委員長は昨年6月、最高裁から労働組合勝利の裁定が出たが、会社は守ろうとせず、今年3月に労働雇用省が25名の労働者の職場復帰の命令を出したが、会社は不服として高裁に提訴した。高裁が会社の異議申し立てを却下したとたん、会社は解雇された25名を余剰人員として指名解雇する申請を労働雇用省に提出した(二重解雇)。9月5日、これに対する抗議行動中、1名の解雇者が逮捕された。保釈金1万2千ペソが、集まらず、この弾圧はトヨタ・日産ばかりでなく、他の労組でも行われていると述べた。

 その後、集会に参加された、イラク平和テレビ局in Japaの高橋さんのアピールを受けた。

報告・オイドン 写真・小嶋武志

Created by takaheims. Last modified on 2007-09-11 13:40:40 Copyright: Default

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