北です。

　きょう発売の『週刊朝日』（８月３日号）に、「危ない郵政公社の投資信託」という記事を書きました。

　心ある公社職員からうかがったお話を、情報公開で入手した膨大な内部文書で裏付けたものです。証券会社幹部のコメントももらいましたが、信じがたいことが起きています。

　投資信託など金融商品販売の収益は、民営化後のゆうちょ銀行と窓口会社を支える柱とされており、研修体制も人的配置も不十分なまま見切り発車されました。公社幹部の責任は重大ですが、彼らにその自覚がないことにも驚かされます。

　このままでは近い将来、郵便局の投信をめぐって消費者トラブルが相次ぐと思えてなりません。

　このテーマ、今後とも追いかけますので、情報提供やご教示などいただければ幸いです。

北健一（ジャーナリスト）
Email k-kita@h7.dion.ne.jp

＊最近書いた記事
「違法行為、重大ミスが続出　危ない郵政公社の投資信託」（週刊朝日 ８月３日号）

＊好評４刷
関岡英之編『アメリカの日本改造計画』（イースト・プレス、共著、北は「下流社会を狙う『グレーゾーン金利』との戦い」を執筆）

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