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Nです。

☆デモクラシー・ナウ!では、毎週、新しい動画のアップ・ロードをご報告する
とともに、今週のヘッドラインニュースと、注目トピックスをお知らせします。
 

☆今週は、予告どおり昨年のメーデーの様子をお届けします。一千万を超える
人々がビザなしで滞在しているといわれる米国で、2006年5月1日、抑圧された移
民の権利を擁護する人々が街頭に繰り出し、米国史上で最大級の抗議行動が全米
各地でくりひろげられました。ブッシュ政権が推し進める就労の取締りや国境警
備の強化にいたたまれず、これまで日陰に置かれてきた移民達が、ついに抗議の
声をあげたのです。いっせいに職場や学校を放棄して、「移民のいない一日」を
実現させ、その存在の大きさに目をむけさせた移民たち。この歴史的なメーデー
の様子をぜひ映像でごらんください

新着ストリーミング***************************************************
Tuesday, February 20th, 2007
「移民のいない日」アメリカ史上最大級のデモ 150万人が移民の権利を主張
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http://www.k2.dion.ne.jp/~rur55/DN/dn2006-0502-1.ram

デモクラシー・ナウ!では、マイノリティーの権利をめぐるニュースが頻繁に取
り上げられます。その中でも、アメリカの移民問題の根本をとりあげ、移民問題
に関する市民の迫力をうまく伝えていたTOPICSを、過去のアーカイブより紹介し
ます。

 2005年12月16日に、「移民法の強化、国境警備の増強などのための『移民およ
び国籍法』改正法案(HR4437)」が、ウィスコンシン州のジェームズ・センセン
ブレナー共和党議員の主導で、下院を通過しました。これにより、ビザなし移民
およびその手助けをする人は重罪人とされ、入管にビザなし移民の疑いのある人
を国外追放する権限が与えられました。実際に、砂漠を歩き続けて国境までやっ
てくる人々に水を差し出す活動をしているNGO「No More Deaths」の学生が、ビ
ザなし移民に手助けしたとして重罪判決を下されたりもしています。また、カリ
フォルニア、ニューメキシコ、テキサス、アリゾナ各州に渡って、メキシコ国境
に700マイルもの壁が建設されることも決定されました。

 移民の国アメリカで、このような法律が通ったことに対する反発は非常なもの
でした。そして、翌2006年のメーデーには、移民とその支持者による大規模なボ
イコットが行なわれ、150万人もの人が仕事や学校を休み、工場や店も閉鎖さ
れ、「移民のいない日」と呼ばれたのです。今回のTOPICSでは、その時の参加者
の声をご紹介します。

 2007年5月19日付けのTOPICSでも、上院議員の超党派グループが、5000ドル
の罰金を支払ったり生体認証のIDカードを持つなどの多くの条件を満たせばビザ
なし移民でも米国内の労働許可を与える、という新たな改正法案を提案し、それ
に対して市民グループが「移民の地位を永遠に底辺に押し込めるもの」と懸念を
表明していることが紹介されています。
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/05/18/1429231

今後もずっと続くであろうこの話題、ぜひ注目していきたいと思います。
(古山葉子)

参考TOPICS(いずれも英語のみ)
2005.12.16 ビザなし移民を重罪とする法案、下院で審議
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=05/12/16/1457233
2007.4.23 No More Deaths 人権グループが国境を越える移民を支援
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/04/23/1350213
2007.4.23 ジョン・ファイフ牧師 移民の聖域を提供してきた経験を語る
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/04/23/1350219
2007.4.27 「送還大作戦」で、750名以上の移民を留置
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/04/27/140200
2007.5.1 「移民のいない日」今年はどうだったか
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/05/02/1426257

新着ストリーミング***************************************************
Tuesday, February 20th, 2007
米国の通商政策とNAFTAが移民の大量流入をもたらす
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http://www.k2.dion.ne.jp/~rur55/DN/dn2006-0502-4.ram
奇しくも今週最後のニュースは、米上院の超党派グループが米移民法を抜本的に
見直す新議案を提出したというものでした。国境警備体制や無届の滞在者の取締
りを強化したりする一方で、外国人労働者の受け入れ体制を整備するゲストワー
カー・プログラムの推進も唱っています。一定の手続きを踏めば期限付きで労働
許可を与えようという、一見譲歩のようにみえるこの提案は、移民の権利を擁護
する市民団体から猛烈な反発を受けています。 いったい何が問題なのか。

昨年のメーデーに大きな盛り上がりを見せた移民の権利要求運動ですが、この運
動に参加した150万人もの人々が要求したのは、1986年の移民法改正時に行った
のと同じような「恩赦」による無届の移民の即時合法化でした。合法、非合法を
問わずすでに経済の大きな部分を移民労働に頼っている米国の現実を認め、移民
の貢献を正当に評価し、1200百万に達しているともいわれるヴィザなし移民に社
会参加の機会を与えよと、労組も一緒になって要求したのです。 

でも議員たちの多くは、二大政党のいずれも「恩赦」には冷淡です。それに代わ
るものとして超党派で提案されているのがゲストワーカー制度ですが、どうやら
これは「外国人一時労働者」という底辺労働層を固定化するものであり、「移民
の国」アメリカの従来の移民政策を大きく変えてしまうものです。

しかし、その背後にはNAFTAやCAFTAが推進する米州の自由貿易体制が作り出す構
造的な貧困と移民流出、そのような人の流れに目をつけた大資本による、人の移
動そのものの搾取という思惑が働いているようです。議員たちの行動は、このよ
うな勢力の要求を反映したものでしょう。こうした動きは米州にとどまらず、G8
会議でもゲストワーカー制度の導入が各国共通の目標とされ、国際的なゲスト
ワーカー制度が推進されているとも考えられます。

このような移民法をめぐる現在の動きの背景を知る上でも、またその根底にある
構造的な問題を知る上でも。昨年のメーデーに際してデビッド・ベーコンに行っ
たインタビューは、大変に興味深いものです。 (中野真紀子)

ゲスト:
デビッド・ベーコン David Bacon は労働運動を一筋に追い続けてきたベテラ
ンのフォトジャーナリストです。『ネイション』や『プログレッシブ』などの雑
誌に寄稿し、カリフォルニア州バークレーにある独立系ラジオ放送網パシフィカ
のKPFA局で番組編成もしています。『ナフタの子供たち』、『国境なき人間
集団(Communities Without Borders)』(近刊)など、著書多数。

ハビエル・ロドリゲス Javier Rodriguez, 移民の権利要求運動に長年たずさわ
り、2006年メーデーにロサンゼルスで行われた二つの大規模デモの片方の主催団
体(March 25th Coalition Against HR 4437)のスポークスマン。全国的な経済
ボイコットの呼びかけ人

フスティーノ・ロドリゲスJustino Rodriguez,移民の権利を支持するニューヨー
クの学生共闘(CUNY Coalition For Immigrant Rights)を組織。ニューヨーク
市立大学のみで2000人近くの学生が授業を欠席した


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今週のヘッドライン・ニュース
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5月18日ヘッドライン
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/05/18/1428257
−米上院 移民法の全面改訂版を提出
−米移民の権利擁護派が上院議案に反対
−イスラエルのガザ空爆でパレスチナに死者10人
−ウォルフォウィッツ世銀総裁辞職へ
−報告「崩壊寸前のイラク政府」
−イラクで米ABCニュース班2人殺害
−米民主党 ゴンザレス司法長官への不信任投票へ
−ハーバード大学院受講のイスラエル軍中将に学生が抗議

5月17日ヘッドライン
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/05/17/1350250
-ガザ地区の派閥間抗争で、パレスチナ人少なくとも25人が死亡
-米政府、ファタハ兵士の訓練、武器供給を支援
-米民主党上院議員19名が、戦費予算削減法案反対の共和党に賛同
-イラクで88人死亡、迫撃砲攻撃 グリーンゾーンを脅かす
-ソマリア難民の実態、ダルフールより悲惨 国連報告
-ブッシュ政権の元環境保護局長官、「グラウンドゼロの空気は安全」発言に関
する証言を拒否
-米の保健医療制度、主要先進国で最下位
-カリフォルニア大生、大学の核兵器開発協力に抗議

5月16日ヘッドライン
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/05/16/140212
- ブッシュ、国防総省司令官を「戦争監督」に任命
- 「アシュクロフト前司法長官は令状なしの盗聴に反対」前司法副長官が証言
- パレスチナ派閥間抗争、死者41人に
- 米ニュージャージー州移民拘置所への国連調査員の立ち入りが妨害
- 米福音派指導者ジェリー・ファルウェル死去、享年73歳
- 米連邦検察官、環境活動家にテロリストの求刑
- 米政府、エチオピア軍のソマリア残留を要請

5月15日ヘッドライン
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/05/15/1513256
- イラクで52人死亡、5月の米軍死亡者47人に
- 米国防総省、米兵のユーチューブ、マイスペース使用を禁止
- イラン、ウラン濃縮の規模拡大 IAEAが報告
- 米司法副長官、辞任へ
- 米国爆弾テロ容疑で1300日間拘束のパディーヤ被告、国際テロ組織アルカイダ
支援の容疑で公判開始
- イタリア情報員殺害裁判、被告の米兵不在のまま公判再開
- パキスタンのホテル爆発、24人以上死亡
- ハマス戦闘員、ファタハ警護隊8人を殺害
- 自然保護活動家のアメリカ人修道女射殺で、殺害依頼容疑の牧場主が出廷 ブ
ラジル

5月14日ヘッドライン
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/05/14/1426235
- イラク 自爆攻撃などで120人以上死亡
- イラク政府 攻撃現場の撮影を禁止  
- アルカイダ系組織 米兵3人の拘束を発表
- イラク議会 バグダッドの分離壁建設中止を要請
- チェイニー副大統領 会談前に核問題でイランに警告
- パキスタンで41人以上死亡 最高裁長官の停職処分めぐる衝突で
- ブレア英首相を議会質問へ アルジャジーラ爆撃計画メモに関して
- パレスチナ内相が辞任 ファタハとハマスの衝突続発で
- 海軍弁護士の公判始まる グアンタナモ基地収容者名の漏洩事件    
牲者に学位授与 バージニア工科大卒業式
- ハーバード大生 9日間のハンガーストライキを終了

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お勧めトピックス
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ニューメキシコ州のデイビット・イグレシアス検事解雇について調査報道ジャー
ナリストのグレッグ・パラストが報告
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/05/14/1426254
昨年12月7日、アルベルト・ゴンザレス司法長官は、たった1日で8人の連邦検
事を解雇しました。解雇の目的は一体何だったのでしょう。そして裏にはどんな
人物がいたのでしょうか。調査報道ジャーナリストのグレッグ・パラストに話を
聞きます。

獄中のジャーナリスト、ムミア・アブ・ジャマル、運命の口頭弁論が迫る
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/05/15/1515236
フィラデルフィアでは、投獄中の元ブラックパンサー活動家ムミア・アブ・ジャ
マルの弁護士団が、運命の口頭弁論にむけた準備をしています。アブ・ ジャマ
ルが警察官殺害の罪で死刑判決を受けてから25年になりますが、白人陪審員が多
数を占めたこの裁判は議論の的になってきました。木曜日、フィラデル フィア
州の第3区巡回控訴裁判所は口頭弁論を開き、再審、執行猶予無しの懲役刑、あ
るいは死刑の判断を下します。支援者たち数百名が裁判所の周りの行進を 予定
しています。フィラデルフィア・トリビューン紙のリン・ワシントンとともに、
最近獄中で録音したムミアの発言を聞きます。

『アフリカ未開発油田の争奪(Untapped: The Scramble for Africa's Oil)』
の著者にインタビュー
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/05/17/1350254
歴史家でジャーナリストのジョン・ガジビニアンが、最近訪れたナイジェリアと
アフリカのオイルブームについて語ります。現在米国の石油輸入量は、アフリカ
諸国がサウジアラビアを上回ります。

人種差別が影響として米連邦控訴審に再審請求 元ブラックパンサーの死刑囚ム
ミア・アブ=ジャマールの弁護団
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/05/18/1429203

ロバート・ブライアン弁護士はアブ=ジャマールの死刑判決は判事と陪審員の人
種差別を反映したものだと言います。フィラデルフィアの第3連邦巡回控訴裁判
所で再審のための口頭弁論を行った翌日、ブライアン氏がニューヨークの私たち
のもとで話をしてくれました。


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デモクラシー・ナウ!は皆さんの協力で支えられています。今後どんどん中味を
充実させていきますので、どうぞご支援をお願いいたします。また、ご意見など
も率直に聞かせていただければありがたく存じます。
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