関西生コン支部・武委員長が釈放される | |||||||
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2006年11月21日
全日本建設運輸連帯労働組合 中央執行委員長 長谷川 武 久 武委員長が保釈されました ――取り急ぎ報告と御礼に代えて ご連絡が遅くなりましたが、先週17日の夜、4度目の逮捕劇で9月22日から勾留中だった武建一関西地区生コン支部委員長がようやく保釈されました。 本人はとても元気で、翌日からただちに活動を再開しました。 ご心配をおかけしたみなさま、ご支援いただいたみなさまにご報告方々、深く感謝申し上げます。 今回の事件は、今年3月まで長期勾留中だった武委員長が、担当刑務官だった桑野からくりかえし聞かされた身の上話(母親が夫の残した多額の借金返済に苦しんでいる云々)に同情して、同人の再三の借金申し入れを受け入れ、保釈後に私的に百万円を貸し付けたことが発端です。 一連の刑務官汚職捜査の過程でこの事実を知った大阪府警は、これを武委員長が拘置所内で便宜供与を求めた見返りに提供した賄賂だったと全く逆の話に仕立て上げました。そして、武委員長の政治的信用を貶める目的でメディアを動員して凶悪犯罪であるかのようなキャンペーンを企てると同時に、9月22日以降、ふたたび長期勾留を続けたものです。 大阪府警は逮捕直後、「委員長、男気を出して墓穴を掘ったな」と得意になって話しかけたそうですが、真相を知りながら警察が新たな弾圧の口実に利用したことをこの一言で見事に物語っていると言えるのではないでしょうか。 なお、具体的な経緯は今月15日の第1回公判における意見陳述書(別紙)の通りで、武委員長はその中で、「権力側の人間を信頼した私の軽率な行為は、厳しく自己批判し反省しています」と述べています。 マスメディアの、例によって無責任極まりない警察デマ情報の垂れ流しのせいもあって、事件発生いらい多くの方々にご心配をおかけしました。私たちは、今回の事件にみられるとおり、権力がさまざまな口実を設けて弾圧の機会を窺っていることを組織全体で改めて教訓化することを心がけ、今後のたたかいに邁進する決意です。 なお、みなさまにご協力いただいた「国策捜査に反対し、公正裁判を求める署名活動」は10月末に集約を終え、去る11月6日、2,922団体、192,544人分の署名を大阪地方裁判所に提出しました。法務省は目下の所、署名の受け取りを拒否していますが、来週早々に提出すべく方法を検討中です。活動全体の成果と総括については別途機会を改めてご報告したいと考えていますので、ご了承下さるようお願い致します。 Created by staff01. Last modified on 2006-11-21 22:01:15 Copyright: Default |