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LNJ Logo たたかう教員: 7/21に再発防止研修
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東京・全国の仲間の皆さん!

被処分者の会近藤です。

■ 6月29日、被処分者の会は、入学式処分取り消しを求めて、都人事委員会に不 服審査請求を行いました。この申し立てには、4月入学式で不起立で処分された5名 全員が加わりました。

■ 同日、都人事委員会公開口頭審理も行われ、賀澤恵二前都教委高校教育指導課長 の証人尋問を行いました。傍聴席20名に対して、傍聴抽選時94名が詰めかけまし た(抽選後も続々と傍聴希望者が来て、最終的には、100数十名に達しまし た。)。せっかく傍聴に来て頂いたのに、抽選に外れた人には大変申し訳なくお詫び 申し上げます。
 尋問は、被処分者の会・都高教有志被処分者連絡会の統一弁護団により行われまし た。
 賀澤氏は、03年10.23通達発出時から05年3月まで高校教育指導課長とし て、各学校校長を直接「指導」し通達の「徹底」を「指揮」しました。弁護団の尋問 では、教基法10条の禁ずる「不当な支配」の実態を証拠に基づいて追及しました。 この中で賀澤氏及び賀沢氏の下にあった各指導主事が、各校長連絡会・教頭連絡会に 出席し、個別職務命令書」のひな形を示したこと、「個別職務命令」を発出するよう 校長を「指導」したこと、などが明らかになりました。賀沢氏はそれは「指導・助 言」であると「言い逃れ」をしていましたが、「職務命令は校長の判断」と言いつ つ、職務命令を出さなかった校長に「指導・助言」をしたことも認めざるを得ません でした。こうして繰り返し「指導」することが実質的に「命令」なのです。
 賀沢氏の特徴は、弁護団の尋問に対して「覚えていない」と言いながら、「証拠」 を示されると「だんだん思い出した」「思い出した」と前言を翻すお粗末きわまりな いものでした(何度もある)。板橋高校藤田事件では、「板橋警察署に行ったことは ない」と言い、弁護士に「断言できるか」と問われ、「断言する」と答え、「(板橋 警察署への)出張記録」を弁護士に示され、「思い出した」という始末です。
 今回の尋問ではっきりしたのは、「証拠」を突きつけられると「言い逃れできな い」ということです。 は、近藤精一元指導部長、臼井勇元人事部長の7団体合同審理(5月17日)に続く 都教委幹部の証人尋問です。是非、傍聴にお越し下さい。 なお、人事委員会審理室は狭いので、請求人・代理人席40名、傍聴席20名です。 傍聴抽選に外れた人、審理に来られない人は、17時30分からの「報告集会」に是非参加してください。職場の仲間、地域の人も誘って来て下さ い。

■ 「再発防止研修」取り消し裁判で臼井勇元都教委指導部長の証人尋問! 傍聴に 参加しよう!

 臼井勇元指導部長の尋問は、「君が代」解雇裁判、5.17人事委員会合同審理 (7団体)に続くものです。5.17合同審理では、04年4月入学式の「見せし め」にするため、04年3月卒業式の処分を急いだことが、明白になっています。処 分量定の決定、被処分者イジメの再発防止研修の実質的な責任者です。是非傍聴に来 て下さい。
   8月3日(木)「再発防止研修」取消裁判第11回口頭弁論 13時集合 13時 30分 東京地裁103号            証人尋問:臼井勇元都教委指導部長

■ 「再発防止研修」抗議・該当者支援行動に来て下さい。

 前回のメールでも書きましたが、7月21日、今年度の「再発防止研修」が強行さ れます。3月卒業式・4月入学式で「君が代」斉唱時に不起立・不伴奏を貫き処分さ れた教職員全員を対象とした「命令研修」です。この「再発防止研修」は、憲法19 条の「思想及び良心の自由」に従って行動した教職員に「反省・転向」を強要するも ので、「違憲・違法」の可能性が高く(04年7月23日、東京地裁須藤裁判長決 定)、被処分者に対する「弾圧」「イジメ」以外の何物でもありません。
 しかも、都教委は、7月21日が都高教定期大会と同日であることを十分承知の上 で「再発防止研修」をぶつけて来たと推測されます。まさに、被処分者の組合大会参 加の「妨害」です。(なお、同日、東京教組(義務制、日教組)の定期大会もありま す。(注:都高教関係被処分者33名、東京教組関係被処分者3名)

● 服務事故再発防止研修・基本研修(骨子)<再掲>

 日時 7月21日(金) 午前の部 10時〜12時、午後の部 14時〜16時 (被処分者を2つに割り振る)  場所 東京都教職員研修センター803号室  対象 被処分者全員(退職者を除く)

■ 被処分者の会は、当日、以下の抗議行動を展開します。当日、組合定期大会と重 なり、現職教職員の参加が厳しい状況ですが、被処分者の会は「一人も反省しない! 反省すべきは都教委だ!」を合い言葉に是非とも行動を成功させたいと思います。関 東近県も含め教職員(特に退職教職員)を始め市民・労働者のご支援をよろしくお願 い致します。

● 再発防止研修抗議・該当者支援抗議行動

抗議集会 7月21日 9時/13時 全水道会館6F(JR水道橋・都立工芸高校 北) 該当者激励行動(弁護団申し入れ) 都教職員研修センター前 9時30分/13時 30分 記者会見 12時15分/16時15分 全水道会館6F

●●●好評発売中 人事委員会審理陳述集「『不服従』それぞれの思い」 注文をど うぞ●●●

不当処分撤回を求めて、人事委員会審理の場での百数十人の「『不服従』ーそれぞれ の思い」と題する陳述集が、刊行されました。379頁の立派な装丁のものです。 多くの仲間が「教育の自由」を守る為にやむにやまれず「不起立・不伴奏」された、 一人ひとりの「心の魂の叫び」を是非お読みいただきたく思います。私もこれらの陳 述を聞き、何度涙したことでしょう。「思い」を多くの人と共有したいと切に思いま す。この「正義」の声を、一人でも多くの人に届け、都立学校の「自由」を取り戻す 世論の声を広げる武器にしていただきたいと思います。
  *一冊 1000円(送料別途300円)
  *郵便振替 00130−7−778763
   加入者名 人事委員会陳述集編集局
  *申込先 ベル企画 FAX:03−3554−0099(注文専用)
         近藤(被処分者の会)の下記メール又はFAXにご連絡下さい。   # まとめての注文も可能です。

「日の丸・君が代」不当処分撤回!教育基本法改悪阻止!改悪案廃案を!憲法改悪を 狙う国民投票法案を廃案に!共謀罪反対!
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
事務局長 近藤 徹
携帯:090−5327−8318
FAX:047−467−2498
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP:http://www7a.biglobe.ne.jp/
~hishobunshanokai/index.html.
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