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LNJ Logo 賛同要請 : 隅田川の野宿者強制排除の危険
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山谷労働者福祉会館のなすびです。

 隅田川桜祭りと早慶レガッタのため、隅田川・桜橋周辺の野宿労働者が移動を 余儀なくされました。これについて行政は、当事者からの話し合いの要求を無視 しておきながら、移動先からの強制排除の構えでいます。現場では緊張が高まっ ています。

 4/10には墨田区庁舎前集会と抗議行動を行います。
 その際に区に提出する「抗議並びに申し入れ書」を作成いたしましたので、ぜ ひ団体・個人での賛同をお願いいたします。
 また、集会にもぜひご参加をお願いします。

日時:4月10日(月)12:00
場所:墨田区役所(すみだリバーサイドホール側)
http://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/kuyakusyo/sumidakuyakusyo/index.html

(以下、転載) ---------------------------------------------
各位
抗議並びに申し入れ書への賛同のお願い

 貴兄のご健闘に敬意を表します。
 現在私たちは下記の抗議並びに申し入れ書への賛同を募っています。緊急の要 請で誠に恐縮ですがご協力をお願いします。なお集約は4月8日とさせていただ きます。
 団体、個人の署名を集め、4月10日、墨田区に提出します。当日、正午より 区庁舎前で集会も開催します。「排除阻止」「桜橋デッキ奪還」を掲げ、私たち はこの取り組みに全力を注ぐつもりです。4月10日の墨田区抗議・区庁舎前集 会への結集も、賛同と合わせ要請させていただきます。

賛同集約先:
 FAXの場合:03(3876)7073(山谷労働者福祉会館)
 メールの場合:yaburakoji@krb.biglobe.ne.jp

2006年4月

隅田川野宿労働者有志/全国日雇労働組合協議会山谷争議団・反失業闘争実行委員会
東京都台東区日本堤1‐25‐11 山谷労働者福祉会館
TEL・FAX 03(3876)7073

●抗議並びに申し入れ書に賛同します
――――――――――――――――――
(団体名)                      公表可/不可
(個人名)                      公表可/不可
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

===(以下、抗議並びに申し入れ書)=== 墨田区長殿
墨田区土木部長殿

抗議並びに申し入れ書

 例年3月下旬から4月中旬まで、隅田川テラス、隅田公園をメイン会場とし 「桜祭り」「早慶レガッタ」が開かれる。桜橋デッキもこれらのイベントの会場 になり、地元の町会の茶屋などで埋まる。結果、約1カ月間40名以上の野宿労 働者が寝場所を失うこととなる。
 私たちは2月27日、墨田区・土木管理課に対し質問書を提出するなど、この かん話し合いに応じて移転先を示していただきたい、と重ね重ね訴えてきた。 が、土木管理課の姿勢は相変わらず。3月3日、回答を得られないので電話をす ると「話し合いになど応じない」と言い切り、しかたなく6日、土木管理課を訪 れれば「3分間のみ話を聞く」(!)としょっぱなからケンカ腰。しかも1分も 話を聞かず、私たちを排除するためガードマンまで呼び寄せる始末。
 こんな土木管理課に文化振興課も、イベントを控え桜橋デッキの野宿労働者に どう対応するのか「区としての協議が遅れ申し訳ない」とコメントした。
 誰も地元の方々とトラブルなど起こしたくない。土木管理課の姿勢がこうであ る以上、私たちは自分らで移転先を探し14日から各所に移った。移転先は桜橋 から上流の高速道路下、桜橋下流の隅田川テラスなど数カ所に及んだ。
 すると15日、16日、土木管理課は高速道路下の「新規テント」を撤去し ろ、と警告してくるではないか。話し合いすらこばみ一方的に、である。17 日、私たちは土木管理課へ抗議に出向いたが、ナント担当者は皆私たちを見ると 姿をくらましてしまった。
 桜橋から下流の隅田川テラスにも16日、管理者である東京都・第五建設事務 所が目をつりあげやってきた。「桜橋から言問橋までは『新規流入防止区域』 だ」と騒ぎ立て、女性の支援者にケリを入れるなど暴力を振るいつつ、である。 本所警察署なども介入してきたものの、結局第五建設事務所は「警告書」も貼れ ず引き上げざるをえなかった。現在、第五建設事務所は「暴行事件」に関し逃げ の一手を決め込んでいるが「皆さんが墨田区に玉突きされテラスに下りてきたと は知らなかった、墨田区から何も聞かされていなかった」「ウチは皆さんと話し 合いをもち問題を解決したい」と説明した。事実24日、私たちとの話し合いの 席に着いたのである。
 土木管理課はいよいよ孤立を深めている。
 2年前から、隅田川周辺でも家賃3000円のアパートの提供を目玉とする 「地域生活移行支援事業」が行われている。この事業は「新規流入防止」をも柱 にしているが、私たちは対策さえ打てば(それがどれほど不十分でも!)、追い 出しても構わない、野宿すらさせないやり方に一貫し反対してきた。私たちは桜 橋デッキから各所に移転した野宿労働者を支え、イベントの後、再び桜橋デッキ を「誰もが野宿できる」スペースとして回復させる。そして引き続き仲間の命を 仲間の力で守り抜いていく。一切のイヤガラセを許さない。

 私たちはこれまでの土木管理課の姿勢に強く抗議する。土木管理課の不正をた だすとともに、区として野宿労働者との話し合いに応じよ。以上あらためて申し 入れる。

2006年4月10日

隅田川野宿労働者有志/全国日雇労働組合協議会山谷争議団・反失業闘争実行委員会
東京都台東区日本堤1‐25‐11 山谷労働者福祉会館
TEL・FAX03(3876)7073 


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