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フィリピントヨタ労組(TMPCWA)エド委員長からの現地最新情報    フィリピントヨタ労組を支援する会

2005年7月29日

雇用労働省の承認投票実施の命令が出される2−3週間前から、御用組合TMPCLOの幹部は、全員、固定シフトに入りました。トヨタ経営陣は御用組合に全面的な支援を与えて、一般労働者全員との密着を図るようにさせると共に、TMPCWAの内部指導者に対しては、彼等がTMPCWAの活動のために休憩時間中に会議に出席したり会合に参加したりするのを出来ないようにするため、休憩時間の振替を押し付けることによって、孤立化を謀ってきました。

エンジェル・ディマランタの率いる監督者組合の全組合員が、すべての正規一般労働者と契約労働者に対して、TMPCWAの組合員達は、全員、怠け者の労働者であり、会社の施設を暴力的に破壊しているのだという、反TMPCWAの噂をばら撒いています。彼等はまた、承認投票においてはTMPCLOを支持すべきであるとのキャンペーンも行っています。

トヨタ経営陣は、またもや、TMPCWAの承認投票前に使った戦術と同様の、ボスとのじかの触れ合い(personal touch ni boss / P.T. ni Boss)を開始しました。前回と異なる点は、すべての契約労働者が経営陣から、P.T. ni Bossに参加するための予算をもらっていることです。

 P.T. ni Bossの性格は次のとおりです。すなわち、生産ラインのあらゆるセクションの労働者が、管理者・監督者からある場所(タダで飲み食いさせてもらえるビアハウス、ナイトクラブ、パブハウス、大型レストラン)に連れ出され、そこで御用組合TMPCLOへの投票を洗脳されるのです。
会社はまた、バスケットボール、ビリヤード、バレーボール、ダーツなどのレクレーション・トーナメントを再開し始めましたし、労働者の注意を逸らすために、社内での「カラオケ」も再開しました。

会社とTMPCLOは、TMPCWA潰しとTMPCLO支持のキャンペーンの別の手段として、社長との誕生日昼食会も利用しています。

トヨタ経営陣とTMPCLOは、わが組合は承認投票を受けて立つ用意があるとのTMPCWAのパンフレットにショックを受けて、事態の統制のために「危機管理チーム」を立ち上げています。

以上現状のすべてです。


Created byStaff. Created on 2005-07-31 08:22:45 / Last modified on 2006-05-20 05:29:27 Copyright: Default

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