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アリラン・ブックトーク vol.18『沖縄 スパイ』(ゲスト:呉世宗さん)(新宿 ・オンライン) | ||||||
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2025/06/21 アリラン・ブックトーク vol.18『沖縄 スパイ』(ゲスト:呉世宗さん)(新宿 ・オンライン)投稿者: NPO法人文化センター・アリラン☆ーーーーーーーーーーーーーーーーー☆ ハイブリッド開催・後日録画配信有り ☆ーーーーーーーーーーーーーーーーー☆ 申込、詳細URL=https://arirang-booktalk18.peatix.com/ 主催:特定非営利活動法人 文化センター・アリラン アリラン・ブックトークvol.18 『沖縄 スパイ』(ゲスト:呉世宗さん) ◆概要◆ 沖縄戦争の久米島は、日本軍の狂気じみた「スパイ」視による暴力の現場となった。20人 の住民がスパイ容疑で虐殺され、敗戦後の8月20日には父親が朝鮮人の家族7人が虐殺され た。作家キム・スムは、この歴史の真相に飛び込み、軍国主義の狂気に向き合って、消え ゆく人々の悲劇を赤裸々に描き出した。 原題『오키나와 스파이(沖縄 スパイ)』(モヨ社、2024.7) <訳者による作品紹介> この小説は太平洋戦争当時、沖縄本島西側の小さな島、久米島で実際に起きた残酷な虐 殺事件を描く。日本軍が善良な住民20人を「米軍のスパイという罪名で無残に殺害した「 久米島守備隊住民虐殺事件」が小説化されたのは今回が初めてとなる。これまで日本でも 、そして沖縄文学界でも取り上げられたことがない。 キム・スムはこの小説を書くにあたり膨大な参考資料を読み込み、久米島をはじめ、沖 縄の多くの場所を幾度も訪れた。様々な作品で彼女が絶えず描きつづけてきた、見えない 過去(歴史)を現在に召還し、再現しようとする「記録と「証言」の文学的実践である。 彼女はこの小説で、日本帝国の狂気じみた暴力が、人間の基本的人権を蹂躙した歴史の現 場に正面から向き合う。 この島では、様々な暴力が複雑に折り重なって存在した。日本軍の一次的暴力が横行し 、住民の間にも「スパイ恐怖症」が呼び起こした様々な暴力が混在した。10代の幼い少年 たちが、軍国主義思想に魂を奪われ、罪のない住民たちにスパイ容疑をかけて殺戮する姿 は、想像もできないような暴力の極悪さを示している。聞こえない暴力の声、目に見えな い暴力の叫びが揺れ動く。作家キム・スムは、この歴史の地層の真ん中に飛び込み、戦争 という名の暴力に魂と肉体が蹂躙され、消えゆく人々の悲劇を赤裸々に描き出す。 沖縄を代表する作家、大城立裕や目取真俊が描く作品世界とはまた異なった、彼らが捉 えきれなかった沖縄戦の実状が隅々まで暴かれる。 キム・スム特有の繊細な筆致が目を引く作品であり、戦争の裏側に位置する沖縄の日常 空間(木、森、方言、食べ物、伝統、風俗など)に対する写実的描写が実に興味深い。 真藤順丈の『宝島』(講談社、2018)、高山羽根子の『首里の馬』(新潮社、2020)の ように「沖縄」をテーマにした小説が直木賞、芥川賞などを受賞し、日本文壇の注目を集 めた。キム・スムの最新作『沖縄スパイ』もまた、韓国小説に魅了された読者層のみなら ず、沖縄と東アジアのジェンダー問題に関心を持つ人々まで、実に幅広い読者層を惹きつ けるであろう。 書籍の詳細についてはこちらから⇒https://impact-shuppankai.com/products/detail/358 ◆ゲ ス ト◆ 呉世宗さん(琉球大学 人文社会学部教授) 一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了。博士(学術)。琉球大学人文社会学部教員 。在日朝鮮人文学研究。 主な著書に、『リズムと抒情の詩学――金時鐘と「短歌的抒情の否定」』(生活書院、 2010年)、『沖縄と朝鮮のはざまで――朝鮮人の〈可視化/不可視化〉をめぐる歴史と語 り』(明石書店、2019年)。主な論文に「海を渡る記憶と遠ざかる身体――金在南「鳳仙 花のうた」と崎山多美「アコウクロウ幻視行」(『思想・文化空間としての日韓関係―― 東アジアの中で考える』明石書店、2021年)、「はざまからまなざす――金石範「鴉の死 」における主体・状況・言葉そして動物」(『言語社会』一4号、2020年)、「金嬉老と 富村順一の日本語を通じた抵抗」(『琉球アジア文化論集』4号、2018年)、「到来する 歴史、積み重ねられていく小さな時間」(『越境広場』4号、2017年)など。 ◆開催時間◆ 6月21日(土)開演 15:00(講演が配信される予定の時間) (会場の入場・受付開始 14:30) ◆参加方法と留意事項◆ ・参加方法は、ハイブリット開催(会場参加・オンライン配信)をお選びいただけます。 ・お申込みされた全ての方が「後見せ配信」を視聴いただけます。 ・下記の「確認・留意事項」を必ずご確認いただき、お申込み下さい。 << 共通の確認・留意事項 >> ・お申込みはチケット1枚でお一人の参加・視聴となります。 ・関係者以外の方の配信映像の無断撮影・録画・録音行為は禁止です。 ・配信用URLや配布資料などの転送、SNSなどネット上への転載は禁止です。 ※発覚した際はイベントを中止する事があります。 <会場参加の確認・留意事項> ・事前申し込み無く来場されてもご入場は出来ません。ご了承ください。 ・お守りいただけない方、ならびに進行を妨げる方は、主催者側の判断によりご退場いた だく場合がございます。 ・会場では本書籍も販売予定です。 <オンライン配信の確認・留意事項> 1)配信用URLと資料は、前日夕方に、メール、peatix両方からお送りします。 開催前日17時以降にお申込の方は、開催当日12時以降にお送りいたします。 2)配信中に、配信トラブル等やむを得ない事情によりURLを切り替え変更する場合があ ります。 その場合、変更したURLはメールでお送りしますので、必ずメールを確認出来る状態 でお願いします。 3)配信中に変更のお知らせメールを確認出来ない方は、必ず事前に主催者側にお知らせ ください。 4)後見せ配信は映像編集後にメール、PeatixのメッセージにてURLをお伝えしておりま す。映像編集には1週間以上の時間を要する場合がございますことをご了承ください。 ◎会場のご案内 文化センター・アリラン 新宿区大久保1丁目12−1 第2韓国広場ビル8階 <交通アクセス> 山手線 新大久保駅より 西武新宿線 西武新宿駅北口より 地下鉄副都心線・都営大江戸線 東新宿駅A1出口より いずれも徒歩7〜8分です。 ■講師へのご質問について 事前に質問を受け付けます。下記のフォームにてお送りください。 質問フォーム:https://forms.gle/1CH6Zh5fby23tvAj9 ※イベント中も可能です。 ◆お申込み締切り◆ ・第一締め切り:2025年6月21日12時00分 (リアルタイムでご参加いただけます) ・第二締め切り:2025年6月22日12時00分 (後見せ配信のみご覧いただけます) <問い合わせ> 主催:特定非営利活動法人 文化センター・アリラン MAIL:info@arirang.or.jp TEL:03-5272-5141 FAX:03-3232-0090 HP :http://www.arirang.or.jp X(Twitter):https://twitter.com/bunsenarirang Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100094671041914&locale=ja_JP Instagram:https://www.instagram.com/center_arirang?igsh=MWJpdHlmMHppYXBtYg== 寄付サイト(syncable):https://syncable.biz/associate/arirang ※すぐに回答出来ない場合がございます。ご了承ください。 |