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企画展「趙根在(チョウ・グンジェ)写真展 地底の闇、地上の光−炭鉱、朝鮮人、ハンセン病」開催中(2/4〜5/7〔会期延長〕埼玉・丸木美術館) | ||||||
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2023/04/09 企画展「趙根在(チョウ・グンジェ)写真展 地底の闇、地上の光−炭鉱、朝鮮人、ハンセン病」開催中(2/4〜5/7〔会期延長〕埼玉・丸木美術館)案内→https://marukigallery.jp/6098/チラシ→https://marukigallery.jp/wp-content/uploads/2022/12/chokunje.pdf 趙根在(チョウ・グンジェ、日本名は村井金一/1933〜1997年)は、1960年代から1980 年代にかけて、国内各地のハンセン病療養所を訪ね、隔離政策によって収容された入所者、 とりわけ在日朝鮮人に焦点を当てながら、病や民族の複層的な差別のなかで生き続ける人 間存在に迫る写真を撮り続けました。 愛知県知多郡大府町(現大府市)に生まれた趙は、家庭の事情で中学3年生のときに亜 炭鉱山で炭鉱夫として働きはじめます。 地底の闇のなかで危険と隣り合わせの仕事をする日々は、地上の光への強い脱出願望へ とつながっていきました。 やがて在日朝鮮人の舞踏団の照明係となって全国公演に帯同し、旅の途中で熊本県の国 立療養所菊池恵楓園を訪れたことを機に、ハンセン病に関心を寄せるようになります。 1961年の初夏、東京の国立療養所多磨全生園を訪ねて在日朝鮮人の入所者に出会いまし た。 「人間同士として向きあえ語りあえる写真」を撮りたいと、以来約20年間、北は青森の 松丘保養園から南は鹿児島の星塚敬愛園まで各地の療養所に足を運び、2万点におよぶ写 真を撮影しました。 感染、発症の可能性が低い病気であるにもかかわらず根強い差別の残る時代に、患者や 回復者と分け隔てなく接する姿勢は深い信頼を寄せられ、その写真は類例のない生活記録 となってあらわれました。 文芸運動の盛んな療養所において、詩人たちは出版物に趙の写真を掲載することを望み ました。 とりわけ、1982年に刊行された谺雄二との共作『ライは長い旅だから』は、社会的にも 大きな反響を呼びました。 その仕事に注目した記録作家の上野英信は、筑豊の炭鉱写真集の編集にあたり、趙に参 加を依頼しています。 1984年から1986年にかけて全10巻が刊行された『写真万葉録・筑豊』には、上野ととも に趙の名も監修に連ねています。 趙にとっては、差別のなかで生き続ける人たちの姿を記録することは、自分自身も含め た人間の存在の根源的な意味を獲得する行為であったのでしょう。 本展では、国立ハンセン病資料館の協力を得て、趙根在の残した多様な仕事を、未公開 写真を含めた約180点の写真を中心に紹介いたします。 趙根在写真展 地底の闇、地上の光−炭鉱、朝鮮人、ハンセン病− 開催日:2023年2月4日(土)〜 開館時間:9時〜17時 休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日) 場 所:原爆の図 丸木美術館 〒355-0076 埼玉県東松山市下唐子1401 東武東上線「森林公園駅」南ロよりタクシー10分、徒歩50分 東武東上線「東松山駅」より市内循環バス唐子コース(日祝運休)約15分「丸木 美術館東」下車徒歩15分 関越自動車道東松山インターより小川方面10分 東武東上線「東つきのわ駅」南口より徒歩27分 アクセス→https://marukigallery.jp/visit/#access 観覧料:一般900円、中高生又は18歳未満600円、小学生400円(比企・東松山在住者 は各通常料100円割引。障がい者は半額)60歳以上800円 主 催:原爆の図 丸木美術館 助 成:公益財団法人 全国税理士共栄会文化財団 協 力:国立ハンセン病資料館 問合せ:原爆の図 丸木美術館 〒355-0076 埼玉県東松山市下唐子1401 TEL 0493-22-3266 FAX 0493-24-8371 ■関連プログラム オープニングトーク 日 時:2023年2月5日(日)14:00〜 参加費:無料(要入館料) 出 演:西浦直子・吉國元(国立ハンセン病資料館)、岡村幸宣(原爆の図丸木美術館) トーク「撮る人と撮られる人―趙根在さんと谺雄二さんの場合―」 日 時:2023年4月23日(日)14:00〜 参加費:無料(要入館料) 出 演:八重樫信之さん(写真家) ■関連書籍 展覧会カタログ「趙根在 地底の闇、地上の光 ―炭鉱、朝鮮人、ハンセン病―」を会期 中に刊行予定です。 寄稿:阿部日奈子(詩人)、岡村幸宣(原爆の図丸木美術館) 参照:https://maga9.jp/eventinfo/ |