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2018/12/07 パワハラ・長時間労働訴訟の判決言い渡し(長崎地裁)

パワハラ・長時間労働訴訟の判決言い渡しのお知らせ

長崎地裁で12月7日、パワハラと長時間労働に対する損害賠償と未払い残業代を求めた訴
訟の判決が言い渡されるので、情報提供いたします。

デザイナー労働者が、人格を否定する壮絶なパワハラと、過酷な長時間労働により、自殺
を考えるほどの深刻な適応障害を発症し、広告制作会社を解雇された事件です。
提訴から3年の長期にわたる裁判でした。休職してからは4年あまりが経ちますが、いまだ
就労不能と診断され、労災の休業補償を受けながら裁判を戦ってきました。

この事件の重要な点は、精神疾患が、パワハラによる労災と認定されたことです。電通の
高橋まつりさんの事件以前のことで当時まだ珍しく、新聞で報道されるなど注目され、SN
S上でも大きな反響がありました。現在でも、長崎県内では希少な事例と思われます。
労災認定にあたる長時間労働の評価では、正確なタイムカードがない状況で、本人のメー
ル履歴やGPS記録が残業の証拠となりました。

また、本人の力だけでは抜け出しにくいと言われるパワハラ・長時間労働に、家族である
妻が気付いて脱出につながったことも特徴です。妻が本人の支えとなり、会社との長い交
渉・争議を二人三脚で歩み続けました。妻の証言がネット記事で紹介され、これもSNS上
で反響がありました。

一方、被告会社の対応はきわめて悪質で、人格否定の暴言があったことは認めながら「通
常の指導」と主張。残業代についても一切支払う必要はないと主張しています。
被告会社は創業以来同様の問題を繰り返しており、会社オーナーもそれを認めています。
これまでに複数の社員が精神疾患を発症し、パワハラにより昏倒し救急搬送される事案も
ありました。
しかしオーナーは「この業界はこういうもの」と居直り、反省の色がありません。証人尋
問では怒声をまじえて「この業界では残業のペイはどこもやってない」と言い放つ一幕も
ありました。
さらに、被害者の私的なSNSアカウントを監視し、私生活を批判したり、裁判期間中に社
長自らが「社員一同」の名義で、被害者本人と実家の親族に誹謗中傷の文書を送りつける
など、被告会社は休職後にもパワハラの追い打ちを続けています。これらについても損害
賠償を求めて提訴しました。
県警察や、県の人権・同和対策課、医療政策課、民間の医療福祉施設からも広報業務を受
注する企業でありながら、法に違反し、人権を踏みにじり、健康を害する行為を、反省な
く繰り返していることに、従業員としても一市民としても強い憤りを感じます。

来たる12月7日に判決期日を迎えます。ぜひご取材賜りますようお願い申し上げます。
判決後に、裁判所近隣の会場にて記者会見を行う予定ですので、報道各位の皆さまのご参
加をお願いいたします。
事前の取材・お問い合わせにも対応可能ですので、ぜひご連絡ください。

〈判決言渡し〉
日時/2018年12月7日13時10分
場所/長崎地方裁判所 別館201号法廷
事件番号/長崎地裁平成27年(ワ)第395号、平成28年(ワ)第214号、平成28年(ワ)第
330号

原告・被害当事者/大泉建(080-4681-0306・oizumi.ken3@gmail.com)
原告担当弁護士/中川拓(諫早総合法律事務所 0957-24-1187)

被告/株式会社プラネット(095-827-8001・https://www.planet-ad.com/)、本多孝介代
表取締役、藤瀬直男社主、株式会社プラネットシーアール、城仁田信己元専務取締役

〈参考リンク〉
労働組合による「被害者を支援する会」
twitter/@planet_dispute
facebook/https://www.facebook.com/planet.labor.dispute/

毎日新聞の記事
http://mainichi.jp/articles/20160522/k00/00e/040/159000c
https://mainichi.jp/articles/20180724/ddg/041/070/010000c

SNS上の反響
https://togetter.com/li/979277

担当弁護士によるネット記事
https://lite-ra.com/2018/06/post-4048.html

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